画像:Wikipedia
たとえば、車が左にカーブする際は、内輪(左)と外輪(右)では回転数に差が出ます。
と言うか、差が出なければ曲がれません。
外輪のほうがたくさん回転しないと左に曲がれません。
このように、車が曲がる際に必然的に生じる左右の回転差を調節する機構のことをディファレンシャルギア(差動装置)と呼びます。
そして、このディファレンシャルギアの潤滑のために使用されるのがデフオイル(ディファレンシャルオイル)です。
ズバット車買取比較 |
交換時期
デフオイル(ディファレンシャルオイル)は、他のオイル類と同様、使用に伴い酸化しますしギアの金属片などにより純度が落ちます。
3年あるいは5万キロのいずれかが交換の目安となります。
比較的おとなしく車を走らせている方は、もっと長く乗り続けても問題ないでしょう。
反対に、スポーツ走行や長距離走行をしている方は、上記目安よりもっと早めに交換したほうがいいかもしれません。
他のオイル類と同様に、交換しなかったからといって、即座に何かしら不具合が出ることはありません。
けれども、だからと言って、いつまでも放置しておくとある日突然不具合が発生するリスクを抱えることにもなります。
ちなみに、ディファレンシャルギアが破損した場合の修理費用(交換費用)は150,000円~200,000円はかかります。
交換費用
デフオイル(ディファレンシャルオイル)の交換をDIYでやるのはそれほど難易度が高くないようです。
しかし、自信のない人は(私もそうですが)、プロに依頼したほうが安心です。
デフオイル(ディファレンシャルオイル)の交換費用ですが、オイル代と工賃合わせた総額で3,000円~12,000円が相場です。
効果は?
デフオイル(ディファレンシャルオイル)が劣化しているとハンドルに違和感が出たり異音が発生したりします。
オイル交換することで異音や違和感が解消されて、すっきりしたハンドルの感触が戻ってきます。
ご覧いただきありがとうございました。