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タイヤの空気圧単位|kPa・kgf/㎠・psi・barの違い|換算
このページではタイヤの空気圧の「単位」について解説します。
車のタイヤの適正空気圧は、運転席ドアを開いた内側に記載されています。この記事は2020年8月に書いていますが、最近の国産車は下記の2つの単位を併記したものが多いようです。
- kPa:キロパスカル。国際単位であるSI単位に基づいた空気圧表示です。日本では1999年の新計量法の施行から使用。1パスカルは1m² の面積につき1ニュートン(N)の力が作用する圧力を意味しています。
- kgf/㎠(kg/㎠):キログラムフォース。SI単位が使用される前まで使われていたMKS重量単位による空気圧表示です。1 kgf/cm²は換算すると98.0665kPaになります。
輸入車の空気圧表では、kPaやkgf以外にもpsiやbarが使われることがあります。
- psi:ポンドスクエアインチまたはプサイ。1平方インチあたりに何ポンドの圧力がかかるかを表わします。
- bar:バール。以前天気予報で使われていたミリバールのバールで、圧力の単位です。
換算表
kPa | kgf/㎠(kg/㎠) | psi | bar |
200 | 2.0 | 29 | 2.0 |
上記数字は丸めた数字です。たとえば、kgfとbarは同じ2.0ですが、厳密には全く同じではありません。おおよその数字です。
なお、kPaとkgfは、略すと同じ「キロ」なので、ちょっと紛らわしいですが、年配の人がキロという時はkgfの方で、若い人がキロという時はkPaのことがほとんどです。これはある整備工場のホームページに書いてありました。世代間の違いですね。
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下記の記事も参考にしていただけると幸いです。
⇒⇒タイヤのバーストとは|原因と前兆|修理か交換か|低空気圧で事故|JAF・ロードサービス
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