【超丁寧説明】タイヤの空気圧の点検は無料でできる?スタンドやディーラー

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タイヤの空気圧の点検は無料でできる?

タイヤの空気圧は1か月に1度くらいの頻度で点検すべきです。タイヤに何の異常がなくても、空気は1か月で10kPa(0.1kgf/㎠)前後減っていくからです。

さて、世のドライバーが空気圧の点検をするとしたら、ほとんどがガソリンスタンドだと思います。他には、新車を購入したディーラー、中古車を購入したカーショップ、タイヤを購入したタイヤ専門店かカー用品店、ということになるのでは。

その際、空気圧の点検・補充は無料でしょうか?

その答えですが、ほとんどは無料でやってくれると思います。しかし、なかには有料になるケースもあるかもしれません。

  • ガソリンスタンドの場合:給油の際にスタッフに空気圧点検を頼めば、無料でやってくれるはずです。しかし、給油はしないで空気圧点検だけを依頼した場合は、店によっては有料になるかもしれません。また、セルフのスタンドの場合は、無料ですが、機械を借りて自分で点検することになるはずです。
  • ディーラー・カーショップの場合:車を購入したお店なら、いつでも無料で空気圧点検をやってくれると思います。お金をとることはないでしょう。
  • タイヤ専門店・カー用品店の場合:タイヤを購入したお店なら無料で点検をしてくれると思いますが、空気圧点検だけでお店を訪れて何度も依頼した場合は、そのうちに有料になるかもしれません。しかし、何かカー用品を購入したついでに空気圧点検を頼めば、無料でやってくれるはずです。

空気充填機の使い方

セルフのスタンドなどで、お店の空気充填機を借りて自分で空気圧の調整をする場合の方法です。

空気充填機には、主に2つの種類があります。

  1. 空気圧メーターを見ながら指定空気圧の値になるまで「+」のボタンを押して空気を充填し、入れすぎたら「-」のボタンを押して空気を抜く、こうした方式のもの
  2. 事前に指定空気圧をセッティングしておき、ボタンを押すと空気の充填が始まり、指定空気圧になったら自動で充填が止まる、という方式のもの

いずれの機械であっても、

  1. まず、タイヤのエアバルブのキャップをとり、そこに注入口を押し当てます。
  2. 空気を充填し、終わったら、注入口を引き抜き、キャップをします

これで終了です。

指定空気圧は運転席ドアの裏側に表示してある

そもそも、タイヤの空気圧をどの値にすればいいかは車によって異なります。タイヤのメーカーや銘柄は関係ありません。

たとえば、ブリヂストンにエコピアという銘柄のタイヤがありますが、同じエコピアでも、A車の場合は230kPa(2.3kgf/㎠)、B車の場合は250kPa(2.5kgf/㎠)、C車の場合は270kPa(2.7kgf/㎠)がそれぞれの車の指定空気圧(適正空気圧)ということはごく普通にあります。

そして、その車の指定空気圧は、ほとんどの場合、運転席のドアを開いた内側に記載されています。ステッカーがあり、そこに書いてあるのです。

日本車の場合なら、

  • 260kPa(2.6kgf/㎠)

というように、kPa(キロパスカル)かkgf/㎠(キログラムフォース)の二つの単位を併記しているケースがほとんどです。

輸入車の場合は、これ以外にpsi(ポンドスクエアインチまたはプサイまたはピーエスアイ)かbar(バール)で表記されているはずです。

指定空気圧の値は非常に重要です。夏でも冬でも同じ数値でOKです。夏タイヤでも冬タイヤでも同じ数値でOKです。

空気圧点検は「冷間」に行う

まず「冷間」とは、タイヤが冷えている状態のことです。一方で、「温間」とは、高速走行などでタイヤが熱を持っている状態のことです。

ガソリンスタンドなどでタイヤの空気圧を点検する場合は、「冷間」に測定した値でなければ適正な数値になりません。

高速道路を2時間ほど走行した直後に、ガソリンスタンドに立ち寄って、そこで指定空気圧の数値に合わせたとしても、その後家に戻ってタイヤが冷えてから測定すると、指定空気圧より低い数値になっているはずです。

これはタイヤが熱を持っている状態で空気圧を測定しているからです。空気は熱で膨張するので、高い値が出てしまうからです。

そういう意味で、空気圧点検は「冷間」に行ってください。

とはいえ、近所のガソリンスタンドに出かけて、空気圧調整するのであれば、厳密には「冷間」ではないかもしれませんが、その程度なら特に問題ないです。

まとめ

  1. タイヤの空気圧点検は、どこであっても、何かのついでにやるのであれば、ほぼ無料でやってもらえる
  2. 空気圧は運転席ドアの裏側に表示されている指定空気圧の値に合わせること
  3. 空気圧点検は「冷間」に行わないと正確な値にならない

以上です。

下記の記事も参考にしていただけると幸いです。

⇒⇒タイヤの空気圧が低下する原因|自然に減るって本当?

⇒⇒タイヤの空気圧の読み方|kPa・kgf/㎠・psi・bar

⇒⇒タイヤの空気圧は標高の高いところでは上昇しますか?

⇒⇒タイヤの空気圧は温度変化で数値が変わりますか?

⇒⇒タイヤの空気圧のチェック頻度|どのくらいの期間がいい?

⇒⇒タイヤの空気圧は窒素ガスを入れると変化しないのですか?

⇒⇒タイヤの空気圧は荷物を積むときは高くすべきですか?

⇒⇒タイヤの空気圧が低いと乗り心地が良くなるって本当?

⇒⇒タイヤの空気圧を高めにすると燃費が良くなるのは本当?

ご覧いただきありがとうございました。