【4分解説】車のスプリング｜寿命は?｜交換時期・交換費用｜折れるまで？異音は？

車の足回り(サスペンション)は、スプリング・ショックアブソーバー・サスペンションアーム・ブッシュなどで構成されてます。

これらのパーツの中で、スプリングは最も耐久性が高いパーツと言えます。

折れたりすれば交換する必要がありますが、そうでなければ一生モノでもあります。

折れてもいないのに交換するとしたら、それは乗り味をリフレッシュするためでしょう。

折れると異音がする

スプリングは時々折れます。中間で折れることはめったにありませんが、付け根の部分が折れたりします。

スプリングが折れると、走行中に明白な異音がします。段差を乗り越えた時などに、聞き慣れない金属質の音がするのでわかります。

スプリングが折れたら交換するしかありません。

上記のようにスプリングは突然折れることがありますが、確率的には、レアケースです。

一般的には、廃車にするまで無交換でいけるパーツです。

10年10万キロが寿命だという人もいますが、壊れるか壊れないかという意味でいうなら、もっと持つのが普通です。

ただし、10年10万キロ経過すれば乗り味に切れがなくなるのは確かです。

スプリングは、ショックアブソーバー(ダンパー)ほどには交換しても変化は感じにくいパーツですが、それでもシャキッとした走りになるのは間違いありません。

スプリングの交換費用は、部品代と工賃含めて1本あたり8,000円～12,000円が相場です。

軽自動車はもう少し安いと思います。

スプリングが折れて交換する場合はともかく、乗り味をリフレッシュするために交換するのであれば、スプリングだけではダメです。

ショックアブソーバー(ダンパー)、サスペンションアーム、ブッシュ(ゴム)等を一式交換しないと乗り味のリフレッシュはできません。

お金がかかりますが、その分、乗り味は新車時に近いものに復活します。

車は長く乗っているとあれやこれやと交換時期がやってきますが、たいていのパーツは交換したからと言って特に大きな変化があるものではありませんが、足回りに関しては別で、新たな楽しみが生まれると思います。

ご覧いただきありがとうございました。