【4分解説】ダンパー(ショックアブソーバー)の仕組み|交換時期・交換費用

ダンパー(ショックアブソーバー)・交換・寿命・交換時期・交換費用

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画像:Wikipediaより

車やバイクの足回りは、コイルスプリング、ダンパー、ブッシュなどで構成されています。

ダンパー(ショックアブソーバー)はコイルスプリングの動きを制御します。

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仕組み・役割

車やバイクの足回りが、もしもコイルスプリングだけだったら、段差を乗り越えた際にいったん沈み込んだ車体は、次に大きくジャンプします。ジャンプした車体はまた地面に打ち付けられて沈み込みますが、そこでまた反発して再度ジャンプし・・・とだんだん振れ幅が小さくなるものの、いつまでもこの動作を繰り返すでしょう。

これでは、車やバイクなど、怖くて乗ってられません。

そこで、スプリングの動きを止める装置が必要になります。それがダンパー(ショックアブソーバー)の役割です。

ダンパー(ショックアブソーバー)は、とにかく車体を元の位置に戻そうとする方向で働きます。

筒状のピストンにオイルを封入し、伸び側と縮み側のいずれに対しても「抵抗」となって働くような仕組みです。

寿命・交換時期

よく「ショックが抜ける」という表現が使われるように、ダンパー(ショックアブソーバー)は経年劣化します。

年数が経ち、走行距離を重ねるにつれて、当初の性能を維持できなくなります。すると、段差を乗り越えた後などに、ブヨン、ブヨンと車体の揺れがなかなか収まりにくくなります。

敏感な人では、車酔いして気持ち悪くなったりするほどです。

一般的には、10年10万キロがダンパー(ショックアブソーバー)の寿命と言われています。

しかし、いや5年5万キロだ、3年3万キロだ・・・と人によって意見が異なります。

オイルが完全に漏れ出した場合は即座に交換すべきですが、徐々に性能が劣化していく場合は、人によって感じ方は異なるので、乗り味に特に不満がなければ廃車するまで無交換でも構わないパーツでもあります。

ただし、交換すれば確実に効果を感じられるパーツであり、新車時のようなキレのいい乗り味を復活させることが可能です。

なお、その際は、ダンパー(ショックアブソーバー)だけでなくコイルスプリングやブッシュ(ゴム)も同時に交換したほうがいいと思います。

交換費用

ダンパー(ショックアブソーバー)の交換費用ですが、メーカー純正品であれば、1本あたり7,000円~10,000円で、交換工賃も7,000円~10,000円となるのが相場です。

したがって、4本交換した場合は、56,000円~80,000円前後かかるでしょう。

軽自動車はもう少し割安になります。

上記金額はディーラー等に依頼した場合の金額です。DIYなら工賃はないのでその半額です。

ご覧いただきありがとうございました。

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