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タイヤの異音|ウォンウォン鳴るのはどこが原因?
タイヤを新品に交換したばかりでウォンウォン鳴るのであれば、それはタイヤのパターンノイズかもしれません。特に今までとは銘柄の異なるタイヤに交換した場合ならパターンノイズも耳慣れないものであるはずです。
また、タイヤのローテーションをした直後にウォンウォンが出るのであれば、それは偏摩耗が原因だと思います。特に前後で交換した場合、トー角・キャンバー角・キャスター角などは前後で角度が異なるので、路面との接地の仕方が変わり、その結果今まで聞こえなかったロードノイズが耳に付くようになります。(⇒⇒タイヤローテーションで異音|ロードノイズなどが目立つ)
しかし、今まで特に気にならなかったのに、最近走行中のウォンウォンが気になってきたというのであれば、これはどこかに不具合が発生した証拠と考えるのが普通でしょう。
その際、タイヤのウォンウォンという異音の原因として考えられるのは以下のようなものです。
- ハブベアリングのガタ:これは非常に頻度が高いトラブルです。ウォンウォンとかこれに似た異音が発生したら、まずハブベアリングの不具合を疑っていいと思います。器用な方ならDIYで交換できます。
- ホイールナットの緩み:増し締めをすることで解決します。
- ドライブシャフトの不具合:ドライブシャフト内のボールベアリングにガタが来たり、ジョイント部分が焼き付いた状態で破損しているようなケースでは、走行中にウォンウォンという異音を発生させます。
- フラットスポットの発生:長期間車を放置していたり、急ブレーキをかける回数が多かったりすると、タイヤの一部だけがペシャンコにつぶれた状態になります。こうなると、タイヤは真円で回りませんから、転がるたびに異音が発生して、そのまま速度が増していくにつれてウォンウォンなどの異音が出るようになります。
- 空気圧が低すぎる:タイヤの空気圧が極端に低いと、特に高速走行時に様々な異音が発生します。その際、いずれかの速度域でウォンウォンといった音が出ることがあります。
- 段減りや片減りといった偏摩耗:普段は一般道しか走っていないのだけれどたまに高速道路を走行したりすると、ウォンウォンなどの耳慣れない音が耳に付くことがあります。こういうケースではタイヤの偏摩耗が原因のことが多く、高速で走ったことによりタイヤの減りが表面化したということになります。
タイヤから発生するウォンウォンといった異音の原因としてはその他さまざまなことが考えられますが、まずは上記の原因を疑っていいのではないでしょうか。
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