【3分解説】タイヤ交換後に異音|ウォンウォンなどの音の原因は?

タイヤ交換後・異音・ウォンウォン

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タイヤ交換後に異音|ウォンウォンなどの音の原因は?

新品のタイヤに交換したり、タイヤローテーションで前後のタイヤを付け替えたりした後に、それまで聞こえなかったウォンウォンなどの異音が発生することがあります。

まず、新品のタイヤに交換してからウォンウォンと鳴くのであれば、まず間違いなくそれはパターンノイズです。

タイヤのパターンノイズはすべてのタイヤに存在します。しかし、今まで履いていたタイヤのパターンノイズにはすでに耳が慣れていますし、またタイヤ交換するくらいなのですでにトレッド面は薄くなっているのでパターンノイズも小さくなっているはずです。

そこへ新しいタイヤを履けば、当然、パターンノイズは盛大に鳴り出します。スタッドレスやスポーツタイプのタイヤであればなおさらパターンノイズは大きくなります。また、今までと銘柄の異なるタイヤに交換した場合は、聞き慣れないパターンノイズなのでさらに音が目立ちます。

次に、タイヤローテーションのケースです。

タイヤとボディーとの取り付け角度は、トー角・キャンバー角・キャスター角の3つあって、左右はほぼ同じですが前輪と後輪では異なります。

そのため、タイヤローテーションで前後のタイヤを取り換えた場合、3つの角度はかなり変わってくるので、タイヤと路面との密着具合が異なってきます。

さらに、タイヤには偏摩耗がつきもので、全く均一に減ることはまずありません。そうした偏摩耗したタイヤを前後あるいは斜めに入れ替えれば、タイヤと路面との密着具合がここでも異なることになります。

こうしたことの結果として、タイヤローテーションをした後に走行すると、今までとは違ったウォンウォンなどの異音が目立つようになるのです。

あるいは、もっと基本的な不具合もあります。

つまり、タイヤ交換の際にホイールナットの締め方が甘いことがあって、そういう状態で走行するとウォンウォンといった異音が出やすくなります。

さらには、こんなケースも考えられます。

純正のホイールであればいいのですが、タイヤ交換の際にホイールも社外ホイールに換えることがあります。社外ホイールに替えた場合はセンターホイールとセンターハブのあいだに隙間ができます。

この隙間は純正ホイールでは発生しません。ピタリと合うように設計されているからです。社外ホイールの場合は汎用性を持たせるために少しスペースが開くように作られています。だから、この隙間を埋めるためにハブリングと呼ばれるパーツが必要になります。

そして、このハブリングにもいろんな種類があって、最適なサイズのものを選ぶ必要があるのですが、その選択を間違うと隙間がピタリと埋まらずに、走行中にウォンウォンといった異音が出たりします。

いずれにしても、タイヤ交換後にウォンウォンといった異音が発生する場合、その原因があっさり判明することもありますが、なかなか特定できないこともあります。

特定できない場合は長い時間放置しないでディーラーや修理工場やタイヤショップなどでプロの診断を受けたほうが安心・安全だと思います。

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