【記事丸わかり】
この記事を参考にして、スタビライザーリンクロッドのメンテナンスと交換時期を把握し、適切な対応を行うことが大切です。 ⇒⇒【特定整備】スタビライザーのリンクロッド交換は特定整備に該当するかしないか気になってる方へ。 |
スタビライザーリンクロッドとは:役割
スタビライザーリンクロッドとは、スタビライザーと左右のサスペンションを連結しているロッド(棒)で、走行中の横揺れを軽減させるスタビライザーの働きを補助している部品です。
スタビライザーリンクロッドの摺動部分(動く部分)はゴムブーツで覆われていて、その中にはグリスが詰まっています。このゴムブーツは泥や雨が侵入して錆が発生することを防止しています。
ゴムブーツが破れたら交換:分解整備はしない
スタビライザーリンクロッドのゴムブーツは、経年劣化でひびが入ったり破れたりします。
ひびや破れが入ったら、このゴムブーツ部分だけを単独で交換することはできず、スタビライザーリンクロッドごと交換することになります。
分解整備はできません。
ゴムブーツ部分の破れを放置していると、グリスが漏れたり、走行中に異音が発生したりしますが、やはりスタビライザーリンクロッドごと交換することになります。
車検
スタビライザーリンクロッドのゴムブーツ部分が破れると車検に通りません。
交換時期
ゴムブーツ部分にひびや破れが発生したら交換時期です。何年何キロという交換時期の目安はありません。破れたら交換です。
交換費用・工賃
スタビライザーリンクロッドの部品代は、1本あたり2,000円~6,000円ほどです。
DIYでもできますが、ディーラーや整備工場に依頼した場合、部品代と工賃を合わせた総額で、1本あたり4,000円~8,000円になります。
下記の記事も参考になさってください。
ご覧いただきありがとうございました。