リアフォグランプ(後部霧灯)を後付けしたい方が最初につまずくのが、車検の点灯条件とリレー配線です。
ただ赤いランプを付けて光らせるだけでは、車検には通りません。
後部霧灯(こうぶむとう)には「ヘッドライトが点いている時しか点灯できない」「消し忘れを防ぐ回路が要る」といった、かなり厳しい保安基準が定められているからです。
この記事では、色・数・取付位置・明るさといった基本ルールから、点灯条件を満たすためのリレー配線、必要な部品と費用、車検で落ちる典型パターンまで、一気に解説します。
この1本を読めば、後付けリアフォグを車検対応で仕上げるために必要な情報がすべて揃います。
目次
1. リアフォグ(後部霧灯)とは何か|フロントフォグとの決定的な違い
リアフォグランプは、正式には後部霧灯(こうぶむとう)と呼ばれます。
バックフォグという呼び方も一般的です。
役割は、濃霧や豪雨、吹雪などで視界が悪いときに、自分の車の位置を後続車に知らせることです。
これによって、後方からの追突事故を防ぐ効果が期待できます。
フロントフォグランプとは、目的も見た目もはっきり違います。
フロントフォグは自分が前を見やすくするために足元を照らします。
一方のリアフォグは後続車に見つけてもらうために、真後ろへ強い赤色光を広く放ちます。
その明るさはブレーキランプとほぼ同等とされ、かなりまぶしい光です。
| 項目 | フロントフォグ | リアフォグ |
|---|---|---|
| 正式名称 | 前部霧灯 | 後部霧灯 |
| 色 | 白または淡黄色 | 赤色のみ |
| 目的 | 自分が見る | 後続車に見せる |
| 個数 | 同時点灯2個まで | 2個以下 |
国産車でリアフォグが標準装備されている車種は、かなり少ないのが実情です。
これに対して、輸入車では装備されている車種が多くなっています。
もともと霧の多い欧州で発達した装備だからです。
そのため「輸入車に憧れて後付けしたい」「雪国で吹雪対策に欲しい」という理由で、後付けを検討する方が多くなっています。
なお、リアフォグを後付けしても、車の登録変更や構造変更の届出は不要です。
保安基準を満たしてさえいれば、そのまま公道を走れます。
逆に言えば、基準を外した後付けは不正改造とみなされ、車検不合格だけでなく罰則の対象にもなり得ます。
| この章のまとめ | |
|---|---|
| 後部霧灯 | リアフォグの正式名称。バックフォグとも呼ぶ |
| 目的 | 視界不良時に後続車へ自車位置を知らせる |
| 明るさ | ブレーキランプ並みに強い赤色光 |
| 国産車 | 標準装備は少なく、後付け需要が多い |
| 登録 | 基準を満たせば登録・構造変更の届出は不要 |
| 引用元・参照元 |
|---|
| 国土交通省「道路運送車両の保安基準の細目を定める告示 第207条(後部霧灯)」 |
| WEB CARTOP「【噂の真相】バックフォグの後付けが禁止って本当?」(2017年8月) |
| グーネット(GOO-NET)「車検でフォグランプの高さも検査項目に含まれる!色や明るさにも注意!」 |
2. 車検の大前提|後部霧灯の保安基準(色・数・位置・明るさ)
後部霧灯の基準は、道路運送車両の保安基準 第37条の2、および細目告示第207条に定められています。
まず、後付けする前に必ず押さえるべき4つの基本ルールを確認します。
色は「赤色」のみ
後部霧灯の灯光の色は、赤色と決められています。
白・黄色・青などは一切認められません。
ここはフロントフォグ(白または淡黄色)と正反対なので、混同しないよう注意してください。
数は「2個以下」
後部霧灯の数は、2個以下と定められています。
3個以上はNGです。
1個だけ付ける場合は、車両の中心線上か、それより右側に配置する必要があります。
2個付ける場合は、左右対称に配置します。
取付位置は「制動灯から100mm以上」離す
取付位置の基準は、車の製造年月によって少しずつ異なります。
共通するのは、照明部が制動灯(せいどうとう=ブレーキランプ)から100mm以上離れていることです。
| 製造時期 | 取付位置の基準 |
|---|---|
| 平成18年1月1日以降 | 照明部の上縁が地上1m以下、下縁が地上250mm以上 |
| 平成8年2月1日〜平成17年12月31日 | 照明部の上縁が地上1m以下 |
| 平成8年1月31日以前 | 照明部の下縁が地上1m以下 |
| 全時期共通 | 制動灯の照明部から100mm以上離す |
明るさにも上限がある
後部霧灯の明るさにも、はっきりとした上限があります。
これも製造時期で基準が分かれます。
| 製造時期 | 明るさの基準 |
|---|---|
| 平成18年1月1日以降 | 光度300cd(カンデラ)以下、消費電力35W以下 |
| 平成17年12月31日以前 | 制動灯の光度を超えないこと |
市販の後付け品を選ぶときは、「車検対応」「保安基準適合品」と明記された製品を選ぶのが安全です。
海外製の安価な製品は、日本の基準に適合していない場合があります。
| この章のまとめ | |
|---|---|
| 色 | 赤色のみ(白・黄・青はNG) |
| 数 | 2個以下。1個なら中心か右側、2個なら左右対称 |
| 位置 | 制動灯から100mm以上離す |
| 明るさ | 平成18年以降は300cd・35W以下 |
| 製品選び | 「車検対応」表記の製品を選ぶ |
| 引用元・参照元 |
|---|
| 国土交通省「道路運送車両の保安基準の細目を定める告示 第207条(後部霧灯)」 |
| BLITZ(ブリッツ)「AERO SPEED Series リアフォグランプ(後部霧灯)の装着について」製品注意書PDF |
| オートナビガイド「フォグランプが原因で車検に通らないことも?保安基準や故障時の対策を解説」(2024年8月) |
| HID屋公式ブログ「フォグランプの保安基準は5つ!保安基準に満たない色、高さは?」 |
3.【最重要】後付けで一番厳しい「点灯条件」のルール
後付けリアフォグで最大の関門が、この点灯条件です。
ここを理解しないまま配線すると、まず車検には通りません。
基準を整理すると、次の4つの条件をすべて満たす必要があります。
条件1|ヘッドライトかフロントフォグ点灯時だけ点灯できる
後部霧灯は、前照灯(ぜんしょうとう=ヘッドライトのロービーム)または前部霧灯(フロントフォグ)が点灯している場合にのみ点灯できる構造でなければなりません。
つまり、スモールランプだけ、あるいはリアフォグ単独では点灯できないようにする必要があります。
これが、後述するリレー配線が必須になる最大の理由です。
条件2|後部霧灯だけ独立して消せる
ヘッドライトやフロントフォグが点いている状態でも、後部霧灯だけを独立して消せる構造が必要です。
ヘッドライトと完全連動で、消したくても消せないのはNGです。
専用のON・OFFスイッチを設ける必要があります。
条件3|点灯状態を運転者に知らせるインジケータ
後部霧灯が点いていることを、運転席の運転者に表示する装置(点灯インジケータ)を備えなければなりません。
純正装着車なら、メーター内に専用の警告灯が点きます。
後付けの場合は、ONにするとランプが点灯するタイプのスイッチを使うのが一般的です。
インジケータのないトグルスイッチは、目視でNGと判断されます。
条件4|消し忘れ対策(警報 または 尾灯連動)
後部霧灯には、消し忘れを防ぐための仕組みも求められます。
次の「イ」か「ロ」のどちらかを満たせば適合します。
| 要件 | 内容 |
|---|---|
| イ(警報) | エンジンを止めて運転席ドアを開けたとき、リアフォグのスイッチがON位置なら音で警報する |
| ロ(尾灯連動) | ヘッドライトを消灯・再点灯しても、もう一度スイッチを操作するまでリアフォグは点かない |
後付けDIYでは、「ロ」を満たす配線にするのが定番です。
ヘッドライトを一度消すとリアフォグも連動して消え、再びヘッドライトを点けてもスイッチを押し直すまでは点灯しない回路にします。
これによって、意図しない点灯(点きっぱなし)を防ぐわけです。
なお、後部霧灯は点滅させてはいけません。
また、照射する光は他の交通を妨げないものである必要があります。
| この章のまとめ | |
|---|---|
| 点灯の前提 | ヘッドライトかフロントフォグ点灯時のみ点灯可 |
| 独立消灯 | 後部霧灯だけ消せるスイッチが必要 |
| インジケータ | 点灯を運転者に知らせる表示が必須 |
| 消し忘れ対策 | 警報 か 尾灯連動 のどちらかを満たす |
| 禁止事項 | 点滅させない、他の交通を妨げない |
| 引用元・参照元 |
|---|
| 国土交通省「道路運送車両の保安基準の細目を定める告示 第207条(後部霧灯)」 |
| 自動車故障診断shapro「後付けリアフォグランプは車検に通らない場合も【保安基準9】」(2024年6月) |
| みんカラ(MORI氏 整備手帳)「リアフォグ配線は恐く無い!(保安基準適合仕様? フリップフロップリレー回路)」 |
4. なぜリレーが必要なのか|配線の心臓部を理解する
後付けリアフォグの配線で、必ず登場するのがリレーです。
「リレーと聞くと苦手」という方も多いですが、役割を理解すれば難しくありません。
リレーは「小さな電流で大きな電流を操るスイッチ」
リレーは、電流を制御する装置です。
わずかな信号電流を合図にして、バッテリーからの大きな電流を別の回路へ流す働きをします。
身近に言えば、小さなスイッチで大きな電気を動かすための中継役です。
リレーを使わないと部品が壊れる
もしリレーを使わず、スイッチに直接大電流を流すとどうなるか。
スイッチなどの部品に大電流が流れ、発熱や損傷を起こす恐れがあります。
電圧が下がって、ランプが安定して点かなくなることもあります。
だからこそ、後付けの電装品ではリレーを噛ませるのが基本です。
リアフォグでリレーが必須になる本当の理由
リアフォグの場合、リレーが必要なのは電流の大きさだけが理由ではありません。
第3章の「ヘッドライトかフロントフォグ点灯時のみ点灯できる」という条件を満たすためです。
ヘッドライトやフロントフォグの配線をリレーを動かす「信号(トリガー)」として使います。
この信号がある時だけリレーが働き、リアフォグに電気が流れる仕組みにします。
こうすれば、ヘッドライトが消えている時はリアフォグが物理的に点かない構造が自然に完成します。
| 役割 | 電流の流れ |
|---|---|
| 信号(トリガー) | ヘッドライト等から分岐した小さな電流でリレーを動かす |
| メイン電源 | バッテリーからの大電流をリアフォグへ流す |
| この章のまとめ | |
|---|---|
| リレーとは | 小さな電流で大電流を制御する中継スイッチ |
| 使わないと | スイッチの発熱・損傷、電圧降下の原因 |
| 信号線 | ヘッドライト等の配線をトリガーに使う |
| 効果 | ヘッドライト消灯時は点かない構造が作れる |
| 引用元・参照元 |
|---|
| HID屋公式ブログ「【後付けしたい方へ】フォグランプの配線について基本情報を解説」(2026年2月) |
| DIYラボ「LED加工のプロに教わる『リレーの使い方』実践編」 |
5. 車検対応の配線を実際に組む|トリガー・電源・スイッチ
ここからは、実際の配線の組み立て方を順を追って解説します。
ポイントは、「どこから電気を取るか」を役割ごとに分けて考えることです。
ステップ1|信号(トリガー)電源を取る
まず、リレーを動かすための信号線を確保します。
取り出し元は、フロントフォグまたはヘッドライト(ロービーム)の配線です。
ここから分岐した電気を、リレーのコイル側(信号側)につなぎます。
この信号はリレーを動かすためだけに使うもので、リアフォグ本体を光らせる電気ではありません。
新しい車では、ヘッドライト裏の配線にうかつにテスターを当てるとコンピューターに悪影響が出る場合があります。
室内側のスイッチ裏など、安全に取り出せる場所を選ぶのが無難です。
ステップ2|メイン電源を確保する
リアフォグを実際に光らせるメイン電源を用意します。
流れは、バッテリー → ヒューズ → リレー → リアフォグ本体です。
ヒューズは必ず入れます。
ショート時に配線が焼けるのを防ぐためです。
ステップ3|インジケータ付きスイッチを付ける
後部霧灯だけを独立してON・OFFできるスイッチを取り付けます。
スイッチはONにするとランプが点灯するインジケータ付きを選びます。
運転席の空きスイッチパネルやダミーカバー部分に組み込むと、見た目もすっきりします。
ステップ4|消し忘れ対策の回路を組む
第3章の条件4(消し忘れ対策)を満たすため、オートリターン回路を組みます。
定番は、プッシュスイッチ+ラッチング式(オルタネート式)のリレーの組み合わせです。
この回路にすると、次のような動作になります。
| 操作 | リアフォグの動作 |
|---|---|
| フロントフォグ点灯中にスイッチON | 点灯する |
| もう一度スイッチON | 消灯する |
| フロントフォグを消灯 | リアフォグも連動して消灯 |
| 再びフロントフォグを点灯 | スイッチを押すまで点かない |
この動作なら、条文の「ロ」の要件に適合します。
参考までに、トヨタ・プリウスの純正リアフォグもオートリターン方式です。
ヘッドライトかフロントフォグ点灯中しか動作しない設計になっています。
| この章のまとめ | |
|---|---|
| 信号電源 | フロントフォグ/ヘッドライトから分岐 |
| メイン電源 | バッテリー→ヒューズ→リレー→本体 |
| スイッチ | インジケータ付きを選ぶ |
| 回路 | プッシュスイッチ+ラッチングリレーでオートリターン |
| お手本 | プリウス純正もオートリターン方式 |
| 引用元・参照元 |
|---|
| DIYラボ「後付けフォグランプ取り付け時の配線方法と、その注意点」 |
| みんカラ(MORI氏 整備手帳・ブログ)「リアフォグ配線は恐く無い!(保安基準適合仕様? フリップフロップリレー回路)」 |
| みんカラ「[ダイハツ ミラバン]リアフォグ設置配線(リレー配線)」整備手帳 |
| カスタムカーライフ「バックフォグ(リアフォグ)は後付けできる?車検に通る取り付けポイントと注意点」 |
6. 必要な部品と費用の目安|数千円でDIYできる
後付けリアフォグの配線は、そろえる部品は多くありません。
基本の部品構成と費用の目安を整理します。
| 部品 | 役割 |
|---|---|
| リアフォグ本体 | 赤色・車検対応品を選ぶ |
| リレー | 大電流の制御とヘッドライト連動 |
| インジケータ付きスイッチ | 独立ON・OFFと点灯表示 |
| ヒューズ・配線類 | ショート対策と各部の接続 |
費用の目安は、以下の通りです。
| 部品 | 価格の目安 |
|---|---|
| エーモン 4極リレー(3235) | 1個 約700円 |
| ラッチング式リレー(相当品) | 約1,500〜2,800円 |
| インジケータ付きスイッチ | 数百〜1,000円台 |
| ヒューズ・配線・端子 | 数百〜1,000円台 |
本体を除けば、配線部品は合計で数千円程度におさまります。
DIYで十分に対応できる金額です。
定番だった「エーモン製フリップフロップリレー」は廃番
ひとつ注意点があります。
ネットの古い作例で頻繁に登場するエーモンのフリップフロップリレー(品番1587など)は、現在は廃番になっています。
これはプッシュスイッチと組み合わせてオートリターン回路を作れる定番品でした。
現在は、同じ働きをするラッチングリレー(オルタネート式)や、リアフォグ用の配線キットを探すことになります。
古い記事の品番をそのまま買おうとして「売っていない」となるケースが多いので、今から始める方は代替品を前提に部品を選んでください。
| この章のまとめ | |
|---|---|
| 基本部品 | 本体・リレー・スイッチ・ヒューズ配線 |
| 4極リレー | 1個700円前後で入手可能 |
| 配線部品合計 | 数千円程度でDIY可能 |
| 要注意 | エーモン1587フリップフロップリレーは廃番 |
| 代替 | ラッチングリレーや配線キットを選ぶ |
| 引用元・参照元 |
|---|
| みんカラ パーツレビュー「エーモン 4極リレー 3235」 |
| みんカラ パーツレビュー「フリップフロップリレー エーモン(廃番情報)」 |
| モノタロウ 商品検索「フリップフロップリレー」 |
| Amazon.co.jp「フリップフロップリレー/リアフォグ 検索結果」 |
7. 車検に落ちる典型パターンと対策
後付けリアフォグで車検に落ちる原因は、ほぼパターンが決まっています。
代表的な失敗例と対策をまとめます。
パターン1|ポジションやブレーキと連動で常時点灯
見た目重視で、スモール(ポジション)やブレーキと連動させて常に光らせるカスタムがあります。
これは、装着したままではほぼ確実に車検で指摘されます。
点灯条件(ヘッドライト連動・独立消灯)を満たしていないためです。
対策は、保安基準を満たす配線に組み替えることです。
切替スイッチを付けておけば、車検ごとに配線をやり直す手間を省けます。
パターン2|インジケータのないスイッチ
ただのトグルスイッチだけで済ませると、点灯インジケータ無しで目視NGになります。
対策は、ON時にランプが点くスイッチを使うことです。
パターン3|色や個数の基準外
赤以外の色や、3個以上の同時点灯は基準外です。
1個だけの場合に車両左側に寄せて付けているのもNGです。
1個なら中心か右側、が原則です。
パターン4|明るすぎ・眩惑
光度が上限を超えてまぶしすぎると、他の交通を妨げるとして不適合になります。
対策は、車検対応品を選び、光度300cd・35W以下(平成18年以降車)の範囲に収めることです。
| 落ちる原因 | 対策 |
|---|---|
| ポジション・ブレーキ連動で常時点灯 | ヘッドライト連動+独立消灯の配線に |
| インジケータ無しスイッチ | 点灯表示付きスイッチに交換 |
| 赤以外・3個以上・左寄せ | 赤色・2個以下・中心か右に配置 |
| 明るすぎて眩惑 | 車検対応品で光度・電力を基準内に |
もし故障して点灯しない場合も、そのままでは車検に通りません。
ただし、後部霧灯を完全に取り外してしまえば、保安基準の対象外となり車検には通せます。
どうしても基準適合が難しい場合の最終手段として覚えておくとよいでしょう。
| この章のまとめ | |
|---|---|
| 最多の失敗 | ポジション・ブレーキ連動の常時点灯 |
| スイッチ | インジケータ付きが必須 |
| 色・数・位置 | 赤・2個以下・中心か右 |
| 明るさ | まぶしすぎは不適合 |
| 最終手段 | 取り外せば車検は通る |
| 引用元・参照元 |
|---|
| カスタムカーライフ「バックフォグ(リアフォグ)は後付けできる?車検に通る取り付けポイントと注意点」 |
| 自動車故障診断shapro「後付けリアフォグランプは車検に通らない場合も【保安基準9】」(2024年6月) |
| グーネット(GOO-NET)「車検でフォグランプの高さも検査項目に含まれる!色や明るさにも注意!」 |
8. 使用マナーと法的注意|点けていい場面は限られる
車検に通る配線ができても、使い方を誤ると別の問題が起きます。
リアフォグはブレーキランプ並みに明るい赤色光です。
晴天時や通常の夜間に点けっぱなしにすると、後続車に強い眩惑(げんわく=まぶしさ)を与えます。
点灯していいのは「視界不良時」だけ
リアフォグを点けてよいのは、濃霧・豪雨・吹雪などで後方視界が悪いときに限られます。
天気が良いのに点灯していると、後続車に迷惑をかけるだけです。
「見た目がかっこいいから点けっぱなし」という使い方は、やめるべきです。
取締りの対象にもなり得る
道路運送車両法では、他人に不快の念を与える灯火装置は違反の対象になります。
必要のない場面での常時点灯は、取締りの対象になり得ます。
実際に、後続車から注意されるケースも報告されています。
| 場面 | 点灯の可否 |
|---|---|
| 濃霧・豪雨・吹雪で視界不良 | 点灯してよい |
| 晴天・通常の夜間 | 点灯しない |
| 渋滞・信号待ちで後続車が近い | 眩惑に注意し消灯が望ましい |
安全のための装備が、使い方を誤れば危険や迷惑の元になります。
後付けするなら、正しい配線と正しい使い方をセットで身につけてください。
| この章のまとめ | |
|---|---|
| 明るさ | ブレーキランプ並みで非常にまぶしい |
| 点灯場面 | 濃霧・豪雨・吹雪など視界不良時のみ |
| 常時点灯 | 後続車への眩惑となりNG |
| 法的リスク | 不快を与える灯火として取締り対象に |
| 引用元・参照元 |
|---|
| WEB CARTOP「【噂の真相】バックフォグの後付けが禁止って本当?」(2017年8月) |
| 廃車110番ブログ「車検に通るフォグランプの条件とは?取り付けルールと違反リスクを総チェック」(2025年8月) |
| 国土交通省「道路運送車両の保安基準」および同法 灯火装置に関する規定 |

