【1分解説】フォグランプで燃費は悪化する?それとも無関係?

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フォグランプで燃費は悪化する?それとも無関係?

ヘッドライトと同じようにフォグランプも燃費と関係がありますが、ただし、その関係は非常に少ないと思います。あまり気にかける必要はないと思います。

フォグランプを点灯する際、電源はバッテリーになります。バッテリーはそのままでは蓄電量が減っていく一方ですが、減った分はすぐに充電するような仕組みになっています。

バッテリーに電気を蓄えるのはオルタネーターという装置です。オルタネーターはエンジンの力で発電する装置で、エンジンのクランク回転をベルトを介して動作します。

もしもバッテリーに充電する必要がなければオルタネーターは休止しているので、そういう意味でフォグランプを長時間使用するとその分だけバッテリーの容量は減り、減った分を補うためにオルタネーターが作動するので、その分だけエンジンに負担をかけることになり、結果として燃費をちょっとだけ悪化させます。

昔の車についていた発電装置はダイナモと呼ばれるもので、これは直流の発電装置でした。現在の車は交流式発電装置であるオルタネーターが主流であり、直流式より効率が高いのが特徴です。ちょっとくらい多めにヘッドライトやフォグランプを点灯し続けたからといってバッテリー上がりになることはなく、それゆえオルタネーターを酷使する場面も少ないので、燃費への影響は限定的です。

昔の車に乗ったことのない人は想像しがたいでしょうが、昔の車は走行中のヘッドライトの明るさとアイドリング時のヘッドライトの明るさには明白な違いがありました。信号待ちなど極端にヘッドライトが暗くなるのです。

それだけダイナモの発電パワーは貧弱だったのです。

そこで結論です。燃費の悪化を気にしてフォグランプの使用をためらう必要はまったくありません。悪天候など必要な時には積極的に使用してください。それで燃費が悪化する心配はほぼないです。

ただし、フォグランプには点灯ルールがあって、たとえばヘッドライトと同時点灯でなければならずフォグランプ単独の点灯はNGです。また、悪天候ではない通常の天候時にむやみにフォグランプを点灯すると周囲の歩行者やドライバーに迷惑をかけるので、悪天候時以外の使用は控えるべきです。

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