【グレーゾーンです】フォグランプを車検の時だけガムテープで覆うのはアリ?

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【記事のポイント】

  • フォグランプは必須ではない:フォグランプは車に必須の装置ではなく、無ければ車検は問題なく通る。
  • 装着されている場合の基準:フォグランプが装着されている場合、車検基準に適合していなければならない。フロントは白または淡黄色、リアは赤色。
  • 数量と配置:フロントもリアも2個以内で、左右対称の配置が求められる。フロントは単灯の場合、中央に設置。
  • ガムテープでの対応:フォグランプをガムテープで覆う行為はグレーゾーンで、検査官によって合否が分かれることがある。
  • 純正フォグランプの場合:純正のフォグランプは隠さなくても車検に通る。隠す必要があるのは保安基準に適合していないフォグランプ。
  • 検査官の判断:ガムテープで覆うことが許されるかどうかは検査官次第で、検査官によっては問題なく合格することもあれば、不合格となることもある。
  • フォグランプの配線:フォグランプを取り外した場合、配線が残っているとNGとされる検査官もいる。
  • 事前確認の重要性:車検を受ける前に検査場に確認を取ることが最も確実である。
  • 規定の詳細:フォグランプの色は白、淡黄色、赤色のみで、青やオレンジ、紫などはNG。
  • 検査のグレーゾーン:ガムテープで覆う行為やフォグランプの取り外しは、検査官によって対応が分かれるため、事前確認が推奨される。

管理人コメント:この記事を書くにあたって、ヤフー知恵袋を参照したら、「純正のフォグランプをガムテープで隠したら車検に通りますか?」という質問がありました。これ不思議な質問ですね。だって、「純正」なら隠さなくても車検に通るでしょう。隠すのは、保安基準に適合していないと思うから、ですよね?

ガムテープで覆うとフォグランプは「有」なのか「無」なのか

フォグランプの車検基準はちょっと複雑です。

まず、車にフォグランプの装着は義務付けられていないので、フォグランプがなければないで問題なく車検は合格します

しかし、つけている場合は、ちゃんと基準を満たす必要があります。次のような基準です。

  1. フロントには2個以内であること
  2. リアにも2個以内であること
  3. フロントもリヤも左右対称であること
  4. リヤフォグの場合、2灯の場合は左右対称に取り付ける。1灯の場合は車体中央か、道路のセンターライン寄りに取り付けることが保安基準で定められている。日本は左側通行なので、右寄りにつける
  5. フロントフォグの場合、1個だけでもOKだが、その場合は真ん中に取り付けること。なぜなら左右対称になるから。
  6. フォグランプの色は、フロントが白か淡黄色、リアはであること。したがって、青やオレンジや紫だとNG

国土交通省 フォグランプの保安基準

こうした基準があるので、たとえば現在青色のフォグランプをつけている人は、車検を前にして、

いったんフォグランプを取り外してしまおうか、でもそれだと手間とお金がかかるので、いっそのことフォグランプをガムテープでペタペタ貼って隠してしまったらどうか、そうすればないことになるのではないか

などと考えるのではないでしょうか。

検査官によって判断が分かれる

結論ですが、このガムテープでフォグランプをペタペタ貼って隠すことは、車検の検査官によって対応が分かれます。つまりグレーゾーンということです

検査官によっては問題なく合格となることもあれば、ただ隠してあるだけで実際はついていて、保安基準を満たしていない(青色)、という理由で不合格となるケースもあります。

なお、車検を前にフォグランプを取り外したケースであっても、配線が残っていたり、運転席にフォグランプのスイッチが残っていたりするとNGとする検査官もいるようです(どんな性格だ!)。

そういうことから、実際的な話をすれば、事前に車検を受ける予定の車検場に確認するのが一番です。ガムテープで覆えば大丈夫というところで車検を受ければいいわけです。

まとめ

『【グレーゾーンか】フォグランプを車検の時だけガムテープで覆うのはアリ?』のテーマで解説しました。

以下、記事のまとめです。

  • フォグランプの装着: 車にフォグランプの装着は義務ではなく、無くても車検は合格する。
  • 付いている場合は基準に従う: フォグランプが装着されている場合、一定の基準を満たす必要があり、これには数量配置の規定が含まれる。
  • ガムテープで隠す行為: 一部のドライバーは、車検時にフォグランプをガムテープで覆うことを考えるが、これは検査官によって合否が分かれるグレーゾーンである。
  • 事前の確認: 実際的には、車検を受ける前に該当の検査所に確認することが最も確実である。
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