【保安基準】フォグランプの高さ|車検の基準|年式で違う?対策は?

フォグランプ・高さ・車検・対策・年式

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2023年1月26日

車検におけるフォグランプの高さ基準:平成18年から

フォグランプの正式名称は、フロントフォグが「前部霧灯ぜんぶむとう」、リアフォグが「後部霧灯こうぶむとう」です。

霧灯の高さ(位置)に関しては、道路運送車両法の保安基準に明確な規定があって、以下の通りです。

  • 前部霧灯:地上から25cm~80cmのあいだ※車幅の外側縁からフォグランプの外側縁が40cm以内であること
  • 後部霧灯:地上から25cm~100cmのあいだ※ブレーキランプから10cm以上離れていること

なお、新車時にフォグランプが付いている車両の場合は、当然上記規定をクリアしていますが、後付けでフォグランプをつける場合は注意が必要です。

上記基準は2006年(平成18年)生産車以降に適用される基準です。この年以降の年式の車は、新車時にフォグランプがついている場合は、上記基準を満たしています。

(※)フォグランプの装備は必須のものではありません。なければないで問題なく、車検もない状態で合格します。しかしフォグランプがついている場合は上記基準を満たす必要があります。当然、後付けでフォグランプを付けた場合も上記基準が適用されます。

高さが足りない場合の対策

後付けでフォグランプをつけているけれど、ローダウンなどで高さが上記基準を満たさない。でももうすぐ車検に出す予定だ、というケース。

こんなケースでは車検対策としてどうすればいいのでしょう?

次のような対策が考えられます。

  1. タイヤを径の大きなものに一時的に履き替えて高さを稼ぐ
  2. フォグランプをガムテープでペタペタ貼って隠してしまう
  3. フォグランプを取り外し、配線も外し、運転席のフォグランプスイッチも取り外す

上記3つの対策の内、①は高さ基準がそれで満たされれば問題なく車検に通ります。

しかし、②のガムテープは検査官の主観に左右されるケースです。検査官によってはOKという場合もありますが、厳しい検査官では不合格になります。

③は完璧です。文句なく車検は合格します。でも手間とお金がかかりそうなのであまり現実的ではありません。

結局のところ、車検前に車検に出す予定のところで確認するのが一番です。一番検査が緩そうなところに車検を出すのも一つの方法です。

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