【3分解説】フォグランプを撤去した車は車検に合格しますか?

フォグランプ・撤去・車検

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【記事丸わかり】

  • フォグランプは必須装備ではない
    • フォグランプは車に必須の装備ではなく、新車でも装備されていないものがあります。
    • フォグランプが装備されていない車は、そのまま車検に通ります。
  • 撤去後の車検
    • フォグランプを撤去した場合、物理的に本体がない状態なら多くのケースで車検に通ります。
    • ただし、配線や運転席のスイッチが残っていると不合格となる場合があります。
  • 検査官の判断
    • 車検の合否は検査官によって異なることがあり、配線やスイッチの残存が問題視されることもあります。
  • 純正と後付けの違い
    • 純正フォグランプの場合、スイッチが他のスイッチと一体化していることが多く、取り外しが難しいです。
    • 後付けフォグランプの場合、スイッチも独立しているため、撤去が容易です。
  • 撤去の方法
    • フォグランプ本体の撤去、配線やスイッチの取り外し、もしくはフォグランプをカバーやガムテープで隠すことで車検に通る場合もありますが、これはグレーゾーンです。
  • 事前確認
    • 車検に出す予定のディーラーや修理工場に事前に問い合わせ、具体的な撤去状況を説明することが最も確実な方法です。
  • ランプ球の取り外し
    • フォグランプの交換球のみを取り外して「機能していない」と主張する場合でも、配線やスイッチが残っていれば「球切れ」と判断され、不合格となる可能性があります。
  • 独立したフォグランプ
    • 独立したフォグランプを物理的に撤去した場合、配線やスイッチが残っていても車検に通る可能性が高いです。
  • 報告事例
    • フォグランプをカバーで覆ったり、ガムテープで隠して車検に通った事例もありますが、確実ではありません。
  • 確実な方法
    • 具体的な撤去状況を説明し、ディーラーや修理工場での確認が最も確実な車検の方法です。

フォグランプを撤去した車は車検に合格しますか?

そもそもフォグランプは車に必須の装備ではなく、新車でもフォグランプがついているものとついていないものがあります。

フォグランプがついている車を車検に出すと、保安基準で規定されているフォグランプの様々な要件を満たさないと車検は通りません。

しかし、フォグランプがついていない車を車検に出した場合は、そもそもついていないので保安基準を満たすも満たさないもなく、問題なく車検は通ります。

では、今までフォグランプがついていた車を車検に出す際に、事情があってフォグランプを撤去した場合、はじめからフォグランプがついていない車と同様に扱われるのでしょうか?つまり、フォグランプに関しては一切ノーチェックで車検が行われるのでしょうか?

たとえば、バンパー部分にフォグランプが埋め込まれているようなケースで、バンパーを交換するのに伴いフォグランプを撤去するというケースがあるでしょう。この場合、物理的に撤去してしまったのだから何の問題もなく車検に通るのでしょうか?

たぶん、車検に通ると思います。合格すると思います。

ただし、検査官によってはダメ出しが出るケースもあるようです。

どんな理由でダメ出しが出るかと言うと、フォグランプそのものを撤去したとしても、配線や運転席のスイッチが生きていたら、これは最初からフォグランプがついていない車と同等には扱えないという判断からです。

とりわけ、純正のフォグランプを撤去した場合は、運転席のフォグランプスイッチは他のスイッチ類とのコンビネーションタイプになっていることが多く、フォグの部分だけ取り外すことができません。

後付けのフォグランプであれば、スイッチも独立しているので撤去は可能でしょう。

いずれにしても、多くのケースではフォグランプのランプ本体部分を撤去すれば車検の保安基準はパスするでしょう。でも、ごく少数の事例として配線やスイッチの撤去まで求められる場合があることはお伝えしておきたいと思います。

また、これを言っては期待されている私の役目を放棄しているようで心苦しいのですが、車検に出す予定のディーラーとか修理工場に事前に問い合わせるのが最も確実だと思います。

フォグランプの撤去には様々なケースがあるので、具体的な撤去状況を事前に話し、確実な車検のやり方を確認しておいたほうがいいと思います。

(※)ヘッドライトなどと一体になったコンビネーションタイプの場合で、フォグランプの交換球のみを取り外して「このフォグランプは機能していません。ただの飾りです。」と主張しても、配線や運転席のスイッチがそのままであれば、単なる「球切れ」と判断されて車検は不合格になると思います。そうではなくて、フォグランプが独立していて、その独立したフォグランプを物理的に撤去した場合であれば、配線やスイッチが残っていても車検に通る可能性は高いのではないか、これがこのページの主な内容です。

なお、同じく独立したフォグランプの場合で、これを物理的に撤去していなくてもフォグランプの交換球を抜いてあったり、フォグランプにカバーを掛けていたり、ガムテープでぐるぐる巻きに隠していれば、配線やスイッチは手つかずでも車検に通るという報告も一部あります。まさにグレーゾーンです。

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