【記事丸わかり】
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LEDフォグランプ後付けで車検は?イエローLEDバルブは?
フォグランプを後付けする場合、後ほどご案内する車検の保安基準に適合していれば問題なく車検に通ります。
その際、使用するバルブをLEDバルブにしても、色の基準等をクリアーしていれば問題なく車検に合格します。
そこで、その色ですが、リヤフォグランプは「赤」でなければなりませんが、フロントフォグランプは「白または淡黄色」と規定されています。
したがって、イエローのLEDバルブでも車検OKです。
また、最近人気の白とイエローの切り替え式LEDバルブでも車検は合格です。
ただし、使用には条件があって、2個使用する場合は左右が同時に同じ色である必要があります。左は白で右はイエローだとNGです。どちらか一方だけ点灯するのもNGです。
たとえば、トヨタRAV4(2019年発売の5代目)には5600Kのホワイト・2800KのイエローのバイカラーLEDフォグランプが純正オプションで選択できます。
メーカー純正のフォグランプにも採用されているくらいです。LEDバルブ、さらに色付きのLEDバルブ、さらに2色切り替え式のLEDバルブなど、色や点灯方法が規定の範囲内にあれば問題なく使用できますし車検にも合格します。
フォグランプの車検基準
道路運送車両法では、フロントのフォグランプを「前部霧灯」、リアのフォグランプを「後部霧灯」として明確な保安基準を定めています。
以下のとおりです。
フォグランプの車検基準 | ||
前部霧灯 | 後部霧灯 | |
色 | 白または淡黄色※7000ケルビンを超えない程度。これを超えると青色とみなされ車検不可となる可能性大 ※左右同色であること | 赤色 |
個数 | 2個以下※2個の場合は左右対称であること | 2個以下※2個の場合は左右対称であること |
位置・高さ | 地上から25cm~80cmのあいだ ※車幅の外側縁からフォグランプの外側縁が40cm以内であること | 地上から25cm~100cmのあいだ ※ブレーキランプから10cm以上離れていること |
光軸 | 下向き | — |
玉切れ・レンズの割れ | 不合格 | 不合格 |
ヘッドライトとの連携 | ヘッドライト点灯時にのみ灯火可能、ヘッドライト消灯時は灯火不可 |
(※)LED球であっても「車検対応」の品であれば問題なく車検をパスします。
(※)上記規定は2006年(平成18年)生産車以降に適用されます。
なお、そもそもフォグランプは車に必須の装備ではないので、フォグランプが付いていなくても何の問題もなく車検には通ります。
しかし、フォグランプがついている車両に関しては、上記規定が適用されます。
ご覧いただきありがとうございました。