【1分解説】霧灯と前照灯の違い|それぞれどんな役割がありますか?

霧灯・前照灯・違い・特徴・役割

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【記事丸わかり】

  • 霧灯の正式名称:霧灯(むとう)、正式には前部霧灯。フォグランプとしても知られる。
  • 前照灯の正式名称:前照灯(ぜんしょうとう)、一般にはヘッドライトとして知られる。
  • 霧灯の用途:霧や雨、雪などの悪天候時に役立ち、光軸が下向きで反射を抑え、視界を確保するために使用。
  • 前照灯の用途:通常の夜間走行で前方を明るく照らし、視界を広げる。ハイビームとロービームがあり、状況に応じて使い分ける。
  • 霧灯の利点:悪天候時に前照灯では前方が見えにくくなる状況で、下向きの光で視界を確保しやすい。
  • 前照灯の利点:明るく広範囲を照らし、安全な夜間運転をサポートする。ハイビームは遠距離、ロービームは近距離と広い範囲をカバー。
  • 霧灯の配置:通常は車の下部に配置され、広範囲を照らす。
  • 前照灯の配置:車の前部に配置され、車の進行方向を照らす。
  • 光の色:霧灯は主に白または淡黄色、前照灯は白色。
  • 法的基準:霧灯と前照灯はそれぞれ道路運送車両法の保安基準に基づいて設置・使用される。

⇒⇒X-TRAIL T33で濃霧走行することでフォグライトの必要性について考えてみた

霧灯と前照灯の違い・役割

道路運送車両法の保安基準では、フォグランプの正式名称を「霧灯(むとう)」と呼び、ヘッドライトの正式名称を「前照灯(ぜんしょうとう)」と呼びます。

霧灯は、霧や雨や雪などの際に役に立ちます。霧が立ち込めていたり、雪で前が見えないようなときには、ヘッドライトの明かりだと霧や雪に反射してしまってかえって前方視界が悪くなります。しかし霧灯(前部霧灯)は光軸が下向きになっていて、反射してこないので、けっこう視界が確保できます。

一方で、通常の夜間走行では、前照灯は明るく前を照らすので、視界が開けて、安心して運転できます。交通量が少ない場合はハイビームにすれば遠くまで見通せますし、市街地でロービームで走っても、横方向の照射角度が広く、やはりけっこう安全に運転できます。

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