フォグランプの色|ピンクのフォグランプは違法です!!!

フォグランプ・ピンク・違法

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【記事のポイント】

  • ピンク色のフォグランプは車検の保安基準に適合しないため、車検で不合格となる。
  • フォグランプで許可されている色は、または淡黄色に限られる。青や紫も違法。
  • 淡黄色は文字通りの薄い黄色ではなく、普通の黄色も含まれる。
  • 公道でピンク色のフォグランプを使用していると、違反点数1点罰金が科される。罰金額は車種によって異なる(大型車9000円、普通車7000円、二輪車6000円、原付・小型特殊5000円)。
  • フォグランプの球切れの場合も上記の罰則が適用される。
  • フォグランプは車に必須の装備ではないため、付いていなければ車検に問題なく通る。しかし、付いている場合は保安基準に適合しなければならない。
  • フォグランプの保安基準は道路運送車両法に定められており、前部霧灯(フロント)は白または淡黄色、後部霧灯(リヤ)は赤色である必要がある。
  • フォグランプの個数は2個以下で、左右対称であることが求められる。
  • フォグランプの位置・高さは地上から25cm~80cm(フロント)、25cm~100cm(リヤ)でなければならない。
  • フォグランプはヘッドライトが点灯している時にのみ点灯可能で、ヘッドライトが消灯している時は点灯不可。

⇒⇒【意外と知らない雑学】フォグランプの黄色が減っている理由とは?フォグランプの正しい使い方!

フォグランプの色|ピンクのフォグランプは違法です!!!!!

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はい、違法です。

ピンク色のフォグランプは車検の保安基準に適合しないので車検は不合格になります。

も違法です。フォグランプは「」または「淡黄色」に限られます。

ただし、「淡黄色」というのは文字通りに解釈すると淡い黄色、つまり薄い黄色と思ってしまいますが、そうではなくて、ごく普通の黄色でも大丈夫です。英語のyellowを「淡黄色」と訳しただけのことで、私たちが普通の意味で使う「黄色」のライトでOKです。

減点され、罰金もある

また、公道でピンク色のフォグランプを点灯しているところを警察に検挙されたら、違反点数と罰金は以下の通りになります。

  • 違反点数:1点
  • 罰金:大型車:9000円、普通車:7000円、二輪車:6000円、原付・小型特殊:5000円

フォグランプが球切れの場合も上記罰則が科されます。

※なお、フォグランプは車に必須の装備ではありません。そのため、フォグランプがついていない車両は、何の問題もなく車検は通ります。しかし、ついている場合は、保安基準に適合しないと車検は通りません。

フォグランプの車検基準

道路運送車両法では、フロントのフォグランプを「前部霧灯ぜんぶむとう」、リアのフォグランプを「後部霧灯こうぶむとう」として明確な保安基準を定めています。

以下のとおりです。

フォグランプの車検基準
前部霧灯後部霧灯
白または淡黄色※7000ケルビンを超えない程度。これを超えると青色とみなされ車検不可となる可能性大※「淡黄色」とあるけれどべつに薄い黄色でなく濃い黄色でも大丈夫です

※左右同色であること。たとえば2個ついている場合で一方が白で一方が黄色だとNGです。

赤色
個数2個以下※2個の場合は左右対称であること2個以下※2個の場合は左右対称であること
位置・高さ地上から25cm~80cmのあいだ

※車幅の外側縁からフォグランプの外側縁が40cm以内であること

地上から25cm~100cmのあいだ

※ブレーキランプから10cm以上離れていること

光軸下向き
玉切れ・レンズの割れ不合格不合格
ヘッドライトとの連携ヘッドライト点灯時にのみ灯火可能、ヘッドライト消灯時は灯火不可

国土交通省

(※)LED球であっても「車検対応」の品であれば問題なく車検をパスします。

(※)上記規定は2006年(平成18年)生産車以降に適用されます。

なお、繰り返しになりますが、そもそもフォグランプは車に必須の装備ではないので、フォグランプが付いていなくても何の問題もなく車検には通ります。

しかし、フォグランプがついている車両に関しては、上記規定が適用されます。

まとめ

『フォグランプの色|ピンクのフォグランプは違法です!!!』のテーマで解説しました。

以下、記事のまとめです。

  • ピンク色のフォグランプは、車検の保安基準に適合しないため、車検で不合格となる。
  • フォグランプで許可されている色は、フロントでは「」または「淡黄色」のみ。「淡黄色」は濃い黄色でも問題ない。リアは赤色のみ。
  • 公道でピンク色のフォグランプを使用していると、違反点数1点罰金(大型車:9000円、普通車:7000円、二輪車:6000円、原付・小型特殊:5000円)が科される。
  • フォグランプの車検基準には個数位置高さなどが明確に定められている。
  • フォグランプは車に必須の装備ではないため、装備されていなければ車検に何の問題もなく通る。しかし、装備されている場合は上記の規定が適用される。
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