チンチラを放置するとどうなる?出張や帰省の時の対応

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【記事丸わかり】

  1. 放置時間の一般的な状況:
    • 日中の仕事での数時間放置は一般的であり、通常は問題ありません。
  2. 長時間放置のリスク:
    • 長期間の出張や帰省時に数日間放置することは、チンチラにとって大きなリスクを伴います。
  3. 餌と水の管理:
    • ペットショップなどで聞く「餌と水があれば一週間大丈夫」という情報は、実際には適切ではありません。
  4. ヤフー知恵袋の警告:
    • 長期放置はチンチラにとっては虐待に等しいと指摘されています。
  5. 問題発生の可能性:
    • エアコンの故障や停電などで生活環境が急変すると、チンチラの健康に即座に影響します。
  6. リビングでの一晩放置の結果:
    • 活動的なチンチラがいたずらをして家具を破損するなどのトラブルが発生する可能性があります。
  7. ストレスの影響:
    • 異なる環境への移動はチンチラにとってストレスとなり、健康を害することがあります。
  8. 温度管理の重要性:
    • チンチラの快適な生活環境を維持するためには、特に温度と湿度の管理が重要です。
  9. 停電復帰モードの必要性:
    • エアコンに停電復帰機能があるかどうかは、チンチラの生命に直結します。
  10. 適切なケアの選択:
    • 長期間の放置が避けられない場合は、信頼できる誰かにケアを依頼するか、専門のペットケアサービスを利用することが推奨されます。

この記事では、チンチラを放置する際のリスクと適切な対応について解説しており、特に長期間の放置には適切な準備と計画が必要であることを強調しています。

⇒⇒お留守番?預ける?連れて行く?旅行や帰省などで長期間家を留守にする場合チンチラはどうする?

チンチラを放置するとどうなる?出張や帰省の時の対応

朝仕事に出かけて夜帰ってくるまでのあいだチンチラを「放置」するのは、これはほとんどのチンチラ飼いがやっていることでしょう。

問題は、そうした数時間程度の「放置」ではなくて、数日間の出張とか、盆や正月の帰省の際の扱いです。

たとえば、3日間チンチラを家の中に残したまま出かけても大丈夫なのでしょうか?

まずは、ネットの声を集めてみました。

3泊4日の出張で家を空ける場合:ヤフー知恵袋から

Q:ペットショップにてチンチラを飼いまして(買いまして)その時に餌と水あれば最大1週間は家を留守にしてもだいじょぶと言われました。今回3泊4日で出張が入っていましてそれでも大丈夫なのか教えて欲しいです。

A1:他にお世話する人がいないのであれば餌と水がまず1週間もたない。チンチラ自体が餌を餌入れから掻き出してしまうような子なら2日ももたないし、水も変えないと腐りますよ。・・・留守中にエアコン等が壊れたり、停電があったり、急に具合が悪くなったりする可能性もなくはない・・・。

A2:チンチラ飼いの常識で言えば3泊4日も放置するなんて普通に虐待だし・・・。

ヤフー知恵袋

リビングに一晩だけ自由に放置したケース:ブログから

チンチラを複数匹飼っている方のブログで、一晩だけリビングに放置してひどい目にあったという話。

おとなしいチンチラの場合は、放置しても何のイタズラもしないけれど、たまたまやんちゃなチンチラをリビングに放っておいたら、そこら中に糞をする、おしっこをする、電気のコードをかじる、とそれはもう大変なことに。

※電気のコードは皮の部分だけかじられたのでよかったけれど、深くかじられたら死んでいたかもしれません。

数日間家を空ける時の注意事項:一緒に連れ出すか家に「放置」するか

数日間家を空ける際、チンチラを一緒に連れ出すのは、チンチラにとってストレスになることがあります。

車で出かける場合も電車で出かける場合も、いつもと異なる環境にさらされるので、チンチラにとってはかなりの苦痛に感じられるはずです。

理想的には、どなたか知り合いでチンチラの世話ができる人に預けておくのがいいのですが、これは現実的ではないでしょう。

では、家に「放置」しておくのがいいのか?

これも問題です。

チンチラに詳しい人たちの声によると、せいぜい2、3日が限度のようです。

では、2、3日家に「放置」するとして、どんな準備をしておけばいいのでしょう?

温度管理が最重要項目

エサと水を用意しておくのは当然ですが、最も気をつかうべきは「温度管理」です。

チンチラが快適に過ごせる温度と湿度は下記の通りです。

温度:15~23度
湿度:40%以下

上記は、チンチラが「快適に過ごせる」温度と湿度です。

上記温度と湿度の範囲内でないとチンチラが生きられない、という意味ではありません。

年齢や体格や個体差によって、上記数値の上限と下限はある程度変動します。

エアコンがあっても万全ではない

実際に、1年を通して上記の温度と湿度を維持することは、実はほとんど不可能でしょう。

なぜなら、たとえば夏場にどんなにエアコンを使用しても、湿度を「40%以下」に保てるエアコンはほとんどないはずです。

6月や7月なら「40%以下」も可能かもしれませんが、8月の夏真っ盛りの頃の湿度は半端じゃないです。

エアコンの設定を「ランドリー」、つまり部屋干しの衣類を乾かす設定にしたとしても、それでも「40%以下」はほぼ無理です。

ですから、実際には、上記の数値に近い温度と湿度を維持するように努力するしかありません。

いずれにしても、チンチラが「快適に過ごせる」温度と湿度は上記数値であることを頭に入れておく必要があると思います。

夏場に25度以上の環境になると、熱中症で死んでしまうこともあります。

エアコンには「停電復帰モード」が必須!!

出張等で家を空けなければならない場合は、エアコン、ホットカーペットなどを活用して、チンチラの生活環境が一定の条件になるように準備してください。

エアコンの場合、いったん停電が発生すると、復旧しても作動しない機種が多くあります。

最近のエアコンの中には、「停電復帰モード」がついている機種があって、電気が復旧すれば停電発生前の設定でエアコンが作動します。

「停電復帰モード」がついていないエアコンの場合は、停電後はずっとエアコンが作動しません。

申し訳ないですが、チンチラを飼っている人の場合、こうしたエアコンは「欠陥品」と言えます。

なぜなら、たとえ出張でなくても、普段の生活で昼間家を空けることは普通にあるわけです。

にもかかわらず停電するとエアコンが停まったままになってしまうのであれば、チンチラには致命的です。

お金はかかりますが、「停電復帰モード」のついたエアコンに買い替えてください。

近くに落雷がなくても、はるか遠方の落雷で簡単に停電は起こります。夏場は、いちいちニュースにならない小規模な停電はそこらじゅうで発生しています

チンチラの命を守るために、「停電復帰モード」のついたエアコンを使用してください。

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