【2分記事】救急車がずっと止まってる|さっきから全然出発しないのはなぜ?

救急車・ずっと止まってる




救急車がずっと止まってる|さっきから全然出発しないのはなぜ?

急病やけがで救急車を呼び、すぐに駆け付けてくれたのだけれど、なぜか家の前でずっと止まっている。なかなか出発しない。

もう30分、いや1時間は経過しているはずだけれど、病人やけが人もすでに救急車の中に搬入されているはずだけれど、なぜかその場にずっと止まっていて出発する気配がない。

みなさんも、ご自宅の近所あるいはご自身の経験として、こうしたシーンを目撃したことがあるのではないでしょうか。

こうした事態が発生するのには主に2つの原因があるようです。

<①搬送先の病院が決まらないケース>

  • 病人の症状にふさわしい病院が見つからない
  • 深夜などで救急を受け入れる病院が限られていて、順番待ちになっている

<②搬送先はあるのに病人本人・けが人本人の同意が得られない場合>

  • 受け入れてくれる病院は見つかったが、病人あるいはけが人本人が「その病院は嫌だ」と主張してなかなか同意が得られないでいる

せっかく駆けつけてくれた救急車がなかなか出発できずにずっと止まっているケースは、実際にはいろいろな理由があるものの、ざっくりまとめると上記のようになるようです。

熱中症患者が集中する時間帯や新型コロナウイルス感染者が激増している時期などは、上記①のように受け入れ先医療機関が見つからないケースが多くなります。

一方で、②の本人の同意が得られないケースというのは、1年を通して一定割合で発生しているようです。

救急搬送でどの病院に搬送するかは、病人あるいはけが人本人に判断能力がある場合は、あくまでも本人の同意が必要になります。

〇〇病院に行きますが、いいですか?

と救急隊員が意思を確認した際に、

ああ、そこはダメ。一度かかったことがあるけれど、あそこはヤブだから嫌だ。別の病院にして

と病人本人あるいはけが人本人が意思表示をした場合、救急隊員はその意思を尊重しなければならないとのこと。

そんなぜいたくを言っている場合か、とも思うのですが、止むを得ないことのようです。

あるいは、かなり遠方の病院に搬送すると言われ、あまりに距離があるから後日また近くの病院に転院しなければならない、それなら最初から近くの病院がいい、という理由で同意しないケースもあり、これはこれである程度気持ちはわかるのですが、しかし、それも病状やけがの状態次第です。

救急搬送って、そもそもそんな通常の事情を考慮できる状態じゃない時に依頼することのはずで、あまり自分の都合を主張するのはどうかと思います。

いずれにしても、119番通報で救急車に来てもらったけれど、なかなか出発しないでずっと止まっている光景を目にしたら、こうした事情があることを知っておいていただきたいと思います。

なお、医療従事者の多くは救急車の有料化に肯定的だという調査もあります。これはあまりに「くだらない理由」で救急車が出動させられている現状を反映しているものかもしれません。

わたしたち救急搬送される側の「同意」や「意思確認」はもちろん一定程度考慮していただきたいと思いますが、平時ならともかく、何と言っても緊急時の話です。

医療機関側の都合をより重視することも必要だと思います。

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2021.07.25

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