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スマートキーの電池交換しても反応しない場合:新品電池なのに
今では新車の乗用車のほとんどがスマートキーを標準採用しています。
バッグやポケットに入れておくだけで、ドアの開閉もエンジンスタートもトランクへの荷物の出し入れも、昔のようにその都度物理キーを鍵穴に刺しこんでひねる動作をすることなく、簡単に作動させることができます。
ただ、スマートキーは常時電波を発しているので電池の消耗も早くて、1年~2年くらいで交換が必要なケースが多いと思います。
そうなったらスマートキーの電池を新品の電池に交換する必要があるのですが、電池交換する前に、まずは車のエンジンをかけないと電池を買いに出かけることもできません。
その際の手順についてはこちらのページを参考にしてください。
電池交換の方法
スマートキーの電池交換は自分でもできます。※わたしは一度トライして諦めましたが、ディーラーでやり方を教えてもらってからは自分でもできます。とても簡単でした
自分でできない人はディーラーで交換してもらってください。
ディーラーに依頼した場合、費用は電池込みで2,000円~5,000円ほどかかります。
メンテナンスパック等に加入していれば無料でやってくれますが、そうでなければ結構な費用がかかります。
私の場合、ディーラーの人が電池交換程度で数千円お金を取るのが申し訳ないと思ったのか、スマートキーの電池室の開け方を教えてくれたので、ディーラーではやらずに帰りに電池を買って自分で交換しました。
500円以下だったと思います。
なお、自分で交換する場合、トヨタのスマートキーならCR1632というボタン電池、フォルクスワーゲンならCR2025というボタン電池です。※年式によって異なる場合があります
100円ショップでは110円(税込)で買えますが、持ちが気になる方はもうちょっと高いのを買ってください。
電池交換しても反応しない場合
スマートキーの電池を新品の電池に交換したのに、それでも何の反応もないようなケース。
その時は、まずは電池の向きを確認してください。
スマートキーの電池はほぼすべてが平べったいボタン電池です。
ボタン電池には+極と-極があるので、この向きを正しく装着してください。
もしもそれでも反応しない場合は、スマートキーの電波を受け取る側の機器が故障している可能性があります。
ただ、電池切れになる前まで正常に作動していたのであれば、この可能性はかなり低いと思います。
電池の向きを正しく装着しても、それでもスマートキーが反応しない場合は、<電波干渉>が原因である可能性が高いと思います。
電波干渉の事例
電波干渉の事例としては下記のようなものがあります。
- コインパーキング使用時にスマートキーが反応しないケース:コインパーキングでタイヤロックのための板がせりあがってくるタイプのパーキングでは、このロック板を作動させるための電波とスマートキーの電波が干渉するようです。このようなケースでドアの開閉をするには、いつものようにドアに手を近づけるとかドアのリクエストスイッチを押すなどの動作ではなく、スマートキー本体の開閉ボタンを押すことで解決します。
- 近くにテレビ塔、発電所、放送局など強い電波を発生する設備があるケース:周囲に強い電波がある時はスマートキーが作動しないことがあるので、その時はこちらのページのやり方で対処してください。⇒⇒スマートキーが電池切れ|エンジンのかけ方など
- スマートキーが金属性のものに接したり覆われたりしているケース:ポケットやバッグ内のスマートキーが金属製のものと接触していたりすると作動しないことがあります。
- 近くで電波式リモコンを使っていたり、電波式侵入警報装置が設置してあったりするケース:電波が干渉して作動しないことがあります
- ノートパソコンを携帯しているケース:パソコンのスイッチが入っているとスマートキーと干渉することがあります
スマートキーの破損で交換しなければならない場合:その費用
スマートキーはそう簡単に破損するようなものではありませんが、高いところから落としたりして全く使用不能になることもごくまれにあります。
そうなると、当然のことながら電池交換しても何も反応しないことになるので、スマートキーそのものを新品に交換するしかありません。
車を新車で購入した場合は、多くの場合、予備のスマートキーが付いてくるので、1つが壊れたら予備のスマートキーを使えばいいと思います。
もしも予備のスマートキーを紛失してしまった場合、あるいは、中古で購入した際に予備のスマートキーが付いていなかったような場合は、ディーラー等でまっさらの新品を購入する必要があります。
メーカーや車種によってかなり値段に幅がありますが、一般的には10,000円~20,000円程度で購入できると思います。
ただし、盗難防止装置であるイモビライザーが付いている車種で、スマートキーとイモビライザーが暗号のようなもので連結されている場合は、スマートキーの交換の際にシステムの初期化と再設定の作業が必要になり、そのための「技術料」が別途請求されることがあり、結果として、40,000円~100,000円くらいかかることがあります。
特に輸入高級車は高額になることがあります。
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下記の記事も参考になさってください。
⇒⇒車のスマートキーが電池切れ|エンジンのかけ方|電池交換の値段:電池は2年程度で切れるのが普通です。電池が切れたら自分で交換するかディーラーで交換してもらうかするのですが、困るのは、とりあえずエンジンをかけるにはどうしたらいいかです。電池切れの際の対処法は、車の取扱説明書を見れば必ず記載されていますが、このページをご覧になればエンジンがかかるのでご安心を。 ⇒⇒車のエンジンがかからない|キーレス(スマートキー)不良?:なお、JAFや自動車保険のロードサービスを呼べば、こうしたケースにも対応してくれます。つまり、イザとなったらプロの応援が付いているので、まずは自分で解決できるかどうか、試してみてください。 ⇒⇒プッシュスタートでバッテリー上がりだとどんな症状になる?:スマートキーを使用する車なら、当然ドアのロックも電動式です。電動式のドアロックはバッテリーが供給する電力で駆動しますから、もしも完全にバッテリーが上がっている状態なら、そもそも車に乗り込むことさえできないでしょう。したがって、とりあえず車に乗り込むことができたのであれば、ある程度のバッテリーは残っていることになります。 |
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