目次
- 1 【海外の評価】トライアンフ・スピードトリプル・1200RS(Triumph Speed Triple 1200 RS):海外メディア試乗レビュー・口コミ・評価:海外の評判を知りたい!
- 2 どんなバイク?
- 3 海外レビュー①:Charley Boorman review / TRIUMPH SPEED TRIPLE 1200 RS
- 4 海外レビュー②:The 2023 Triumph Speed Triple RS Is The KING Of Naked Muscle
- 5 ライバル車とその特徴
- 6 どんな人におすすめ?
- 7 スピードトリプル・1200RSに興味があってディーラーを訪れた人が、思わず目移りしてしまうかもしれないトライアンフの他の車種があるとしたら、それは何?
- 8 まとめ
【記事丸わかり】
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【海外の評価】トライアンフ・スピードトリプル・1200RS(Triumph Speed Triple 1200 RS):海外メディア試乗レビュー・口コミ・評価:海外の評判を知りたい!
トライアンフ・スピードトリプル 1200 RS : Triumph
トライアンフの最新フラッグシップモデルである「スピードトリプル 1200 RS」がついに公開され、世界中のバイク愛好家たちがその詳細に目を向けています。
この記事では、特徴とスペック、価格を詳しく見ていきます。いくつかの海外メディアによる試乗レビューをピックアップし、その評価を紹介します。さらに、このバイクが競合するライバル車とその特徴についても探っていきます。
それでは、スピードトリプル 1200 RSとはどのようなバイクなのか、一緒に見ていきましょう。
どんなバイク?
トライアンフ・スピードトリプル1200RS は、2021年に8代目として登場したトライアンフのスピードトリプル・シリーズの最高峰モデルです。排気量は1,158ccで、最高出力は180ps、最大トルクは125Nmです。
いわゆる、ストリートファイターと呼ばれるネイキッドバイクです。
スピードトリプル1200RS は、エンジンをフルモデルチェンジし、排気量を1050ccから1158ccにアップしています。車体も新設計され、トータルで10kgの軽量化を実現して199kgの軽いボディとなっています。
スピードトリプル1200RS は、7000回転以上に引っ張ると凶暴な加速感を得られると言われています。ライディングモードはプリセット4種類+ライダー任意設定の合計5種類あり、高回転域ではウイリーコントロールなしでは恐怖を感じさせるとんでもない加速を見せるという声もあります。
特徴
トライアンフ・スピードトリプル1200RSの特徴は以下の通り。
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スペック(主要諸元)
トライアンフ・スピードトリプル・1200RSのスペック(主要諸元)を以下にまとめました。
項目 | 詳細 |
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車名・型式 | SPEED TRIPLE 1200 RS |
フレーム形式 | アルミニウムツインスパーフレーム、ボルトオンアルミニウムリアサブフレーム |
全長×全幅×全高 | 2090mm×792mm×1089mm |
シート高 | 830 mm |
エンジン種類 | 水冷並列3気筒DOHC12バルブ |
総排気量 | 1158 cc |
最高出力 | 180PS (132 kW) @ 10,750rpm |
最大トルク | 125Nm @ 9,000rpm |
燃料タンク容量 | 15 L |
乗車定員 | 2名 |
トランスミッション形式 | 6速 |
車両重量 | 199 kg |
価格
2,055,000円 |
海外レビュー①:Charley Boorman review / TRIUMPH SPEED TRIPLE 1200 RS
Charley Boorman様のレビューから。英語の動画です。下記内容はレビュー動画のほんの一部に触れているものであり、全体を網羅したものではありません。トライアンフ・スピードトリプル・1200RSのレビューを以下にまとめました。
項目 | 詳細 |
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乗り心地 | 快適で、スロットルの反応が素晴らしい。初めて乗ったときの感覚は「わー!」という感じ。 |
ハンドルの感触 | ハンドルの感触は良く、中速域での運転が快適。 |
走行感覚 | 新しいモデルは前のモデルよりも30馬力強化され、178馬力を発揮。しかし、その力は本当に必要か、という疑問も指摘している。※日本仕様と異なるようです。 |
レーストラックでのパフォーマンス | レーストラックで真価を発揮し、特にコーナーでの加速時に前輪が浮き上がりにくくなるような設計が評価されている。 |
サスペンション | 進化しており、プログレッシブ。ただし、前のモデルよりも少し硬めに感じるが、フルアジャスタブルである。 |
このレビューから、トライアンフ・スピードトリプル・1200RSはパワーアップしており、特にレーストラックでのパフォーマンスが高いことがわかります。また、スロットルの反応が良く、乗り心地が良いことも強調されています。ただし、その強化されたパワーが日常の運転で本当に必要かどうかについては疑問が投げかけられています。
さらに、エンジンに関しては、新しいスタックギアボックスを採用しており、エンジンが短くなっていることで、スイングアームが長くなり、バイクがよりフリック可能になっています。また、エンジンはバイク内で非常に美しく見え、人々がそれに乗りたくなるようなデザインになっています。
海外レビュー②:The 2023 Triumph Speed Triple RS Is The KING Of Naked Muscle
MotoJitsu®様のレビューから。英語の動画です。下記内容はレビュー動画のほんの一部に触れているものであり、全体を網羅したものではありません。トライアンフ・スピードトリプル・1200RSのレビューを以下にまとめました。
項目 | 詳細 |
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ハンドルの位置 | ハンドルバーは運転者に近く、S1000Rよりも前方にはない。 |
シートの高さ | 5フィート9インチ(約175cm)の身長と32インチ(約81cm)の股下で、足は地面に平らにつく。 |
タイヤ | Diablo Super Corsaタイヤが装備されており、評価が高い。 |
サスペンション | オーリンズ製のサスペンションが装備されており、乗り心地が良い。 |
ブレーキ | Brembo製のブレーキが装備されており、新品でも効果的。 |
クルーズコントロール | クルーズコントロール機能があり、評価が高い。 |
ディスプレイ | カスタマイズ可能なディスプレイがあり、燃料計やマイル表示が中央に配置されている。 |
接続機能 | Bluetooth接続が可能。 |
カラー | 色合いが良く、評価が高い。 |
クイックシフター | 上下のクイックシフターがスムーズで、バターのように滑らか。 |
ミラー | ミラーはあまり動かさない方が良いと感じ、調整が必要。 |
ウィンドシールド | ウィンドシールドの取り付けは不可能で、風の保護はない。 |
エンジン | トリプルエンジンで、良いパワーを持つ。 |
レスポンス | レスポンシブで、急な方向転換も問題なし。 |
乗り心地 | 腰から膝、足首の位置関係が快適。 |
このバイクは特にサスペンション、ブレーキ、タイヤが高評価を受けており、MT-10と比較しても優れた部品が備わっていると感じられています。ディスプレイは非常に読みやすく、カスタマイズ可能な点も評価されています。ただし、ウィンドシールドの取り付けが不可能であるため、風からの保護は期待できません。
ライバル車とその特徴
トライアンフ・スピードトリプル・1200RSのライバル車と特徴をまとめました。
車名 | 特徴 |
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BMW S1000RR | 高性能な直列4気筒エンジンを搭載し、優れたハンドリング性能と先進のエレクトロニクスを提供。 ⇒⇒レビュー記事 |
Ducati Streetfighter V4S | ドゥカティ独自のデザインとV4エンジンが提供する高いパワーとトルクを誇る。 ⇒⇒レビュー記事 |
KTM 1290 Super Duke GT | 1,301ccの水冷Vツインエンジンを搭載したフラッグシップスポーツツアラーです。このエンジンは、1290スーパーデュークRや1290スーパーアドベンチャー系にも採用されているKTM最強のパワーユニットです。 ⇒⇒レビュー記事 |
Yamaha MT-10 | 高回転までスムーズに力を発揮するクロスプレーンエンジンと剛性バランスに優れたシャーシを持つ。 ⇒⇒レビュー記事 |
Aprilia Tuono V4 | V4エンジンと軽量なシャシー構造が特徴で、優れたコーナリング性能と安定した走行を実現。 ⇒⇒レビュー記事 |
Kawasaki Z H2 | スーパーチャージャーを採用したエンジンが高いパワーを提供し、ユニークなデザインを持つ。 ⇒⇒レビュー記事 |
トライアンフ・スピードトリプル・1200RSと競合する可能性が高い車種を挙げ、それぞれの特徴について述べました。BMW S1000Rは先進的なエレクトロニクスと高性能エンジンが持ち味です。
Ducati Streetfighter V4は独自のデザインとV4エンジンの組み合わせが特徴的で、高いパワーとトルクを提供します。KTM 1290 Super Duke RはアグレッシブなデザインとVツインエンジンを採用しており、立ち上がりの良い加速性能が特長です。
Yamaha MT-10はクロスプレーンエンジンを採用しており、高回転までスムーズなパワーを提供します。Aprilia Tuono V4はV4エンジンと軽量なシャシー構造を持ち、高いコーナリング性能と安定した走行を実現します。
Kawasaki Z H2はスーパーチャージャーを採用したエンジンを持ち、非常に高いパワーを提供します。また、デザイン面でも注目されるモデルとなっています。
どんな人におすすめ?
トライアンフ・スピードトリプル・1200RSがおすすめの人物像をまとめました。
おすすめの人物 | 理由 |
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スピード愛好者 | トライアンフ・スピードトリプル・1200RSは加速性能に優れ、高速走行を楽しめる。 |
テクノロジー愛好者 | 最新のテクノロジーが導入されており、高性能なエレクトロニクスや安全装備が充実している。 |
ツーリング愛好者 | 長距離の走行でも快適性が高く、走行性能とハンドリングのバランスが良い。 |
デザイン重視のバイク乗り | 独特のデザインと高品質な素材使用により、視覚的魅力が高い。 |
経験豊富なライダー | 高出力エンジンと先進のテクノロジーを取り入れたバイクは、経験豊富なライダーこそ乗りこなしやすい。 |
トライアンフ・スピードトリプル・1200RSは高速走行が可能であり、これがスピード愛好者に非常に魅力的に映る理由です。最新のテクノロジーが導入されており、特に高性能なエレクトロニクスや安全装備が充実しているため、テクノロジー愛好者にも推奨できます。
長距離の走行でも快適性が高いことから、ツーリング愛好者にも好まれるでしょう。また、デザインと高品質な素材の使用が視覚的に魅力的であり、デザインを重視するバイク乗りにも喜ばれる特性となっています。経験豊富なライダーには、高出力エンジンと先進のテクノロジーが充実したこのバイクが向いています。
スピードトリプル・1200RSに興味があってディーラーを訪れた人が、思わず目移りしてしまうかもしれないトライアンフの他の車種があるとしたら、それは何?
思わず目移りしてしまうかもしれないトライアンフの他の車種をまとめました。
車名 | 特徴 |
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トライアンフ・ストリートトリプル | 軽快なハンドリングと卓越した走行性能を誇る。スピードトリプルよりも取り回しがしやすい。 |
トライアンフ・タイガー | オフロード走行が可能なアドベンチャーバイク。多くの安全装備が充実し、長距離走行にも適している。 |
トライアンフ・ボンネビル | クラシックなデザインとモダンなテクノロジーの融合。街乗りからツーリングまで幅広く対応。 |
トライアンフ・ロケット3 | 強力なトルクと大排気量エンジンを搭載。力強い加速と迫力あるデザインが特徴。 |
トライアンフ・デイトナ | スポーティーなデザインと高性能エンジンが特徴。サーキット走行から日常の移動までこなせる多用途性が魅力。 |
トライアンフ・スピードトリプル・1200RSに興味を持ち、ディーラーを訪れる方々が目移りする可能性のある他のトライアンフ車種には、様々な特徴があります。ストリートトリプルは取り回しやすさと走行性能が優れており、特にハンドリングの軽快さが魅力です。
タイガーはオフロード走行にも適したアドベンチャーバイクとして知られており、安全装備も充実しています。ボンネビルはクラシックなデザインにモダンなテクノロジーを採り入れ、幅広いシーンで利用できるバイクです。
ロケット3は強力なトルクと大排気量エンジンを搭載しており、力強い走行を実現します。デイトナはスポーティーなデザインと高性能エンジンを持ち合わせており、多用途に利用できる一方で、サーキット走行も楽しめる車種となっています。
このような特徴から、ディーラーを訪れる方々は自身の好みや利用シーンに合わせて複数の車種から選択できると言えます。大いに悩んでいただきたいと思います。
まとめ
スピードトリプル 1200 RSは、トライアンフの革新的な技術と優れたデザインが融合したバイクとして、多くのバイク愛好家から高い評価を受けています。特徴的なスタイルと高性能なエンジンは、さまざまな人々におすすめできる点となっています。
ディーラーを訪れると、他のトライアンフの車種にも目を奪われるかもしれません。豊富なラインアップの中には、どのような驚きが待っているのでしょうか?
また、スピードトリプル 1200 RSの競合車に関する詳細についても触れました。あなたのバイク選びに役立てていただければ幸いです。
ご覧いただきありがとうございました。