目次
- 1 【海外の評価】トライアンフ・スラクストンRS(Triumph Thruxton RS):海外メディア試乗レビュー・口コミ・評価:海外の評判を知りたい!
- 2 Thruxton RSの魅力を徹底解説!
- 3 海外レビュー①:2022 Triumph Thruxton RS Review // My first experience of a PERFORMANCE modern classic!
- 4 海外レビュー②:The Triumph Thruxton RS | The Flirtation Between Art and Performance
- 5 ライバル車とその特徴
- 6 どんな人におすすめ?
- 7 スラクストンRSに興味があってディーラーを訪れた人が、思わず目移りしてしまうかもしれないトライアンフの他の車種があるとしたら、それは何?
- 8 まとめ
【記事丸わかり】
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【海外の評価】トライアンフ・スラクストンRS(Triumph Thruxton RS):海外メディア試乗レビュー・口コミ・評価:海外の評判を知りたい!
トライアンフ・スラクストンRS:Triumph
トライアンフ・スラクストンRSは、2019年11月にデビューし、2020年2月に日本で発売されました。スラクストンRSは、2016年から販売されているスラクストン1200Rをベースに、さらにパフォーマンスをアップさせたモデルです。
トライアンフ・スラクストンRSは、その名前が示す通り、トライアンフの歴史と伝統を受け継ぐ一台として市場に登場しました。洗練されたデザインと高性能なエンジンで多くのバイク愛好家から注目を集めています。
しかし、海外の評価はどうなのでしょうか?海外メディアの試乗レビューを通じて、その評判を探っていきましょう。さらに、このバイクの魅力を徹底解説し、ライバル車との比較やおすすめの人物像についても深掘りします。
トライアンフ・スラクストンRSの全てを知り、あなたに最適なバイク選びの一助となれば幸いです。
Thruxton RSの魅力を徹底解説!
1. 輝かしい歴史
Thruxton RSは、そのルーツを1950年代後半から1960年代にかけてのバイクレースシーンに持ちます。初代Bonneville T120 Thruxtonがレースで数々の記録を打ち立て、カフェレーサー文化を築き上げた歴史を持つこのバイクは、現代でもその魅力を放っています。
新型Thruxton RSは、そのような歴史と伝統を受け継ぎつつ、現代のニーズに応える高性能バイクとして進化しています。
2. パワーアップしたTHRUXTONエンジン
新型Thruxton RSは、Bonneville 1200cc 2気筒エンジンを搭載。このエンジンは大幅な改良を受け、出力向上と低回転での最大トルク発生を実現しています。
さらに、エンジンの各部品もアップデートされ、パワフルかつ効率的な走行を実現しています。
3. 進化したテクノロジーと機能性
新型Thruxton RSは、最先端のテクノロジーと機能を取り入れ、現代のライダーのニーズに応えます。LEDライトやUSB電源ソケット、高機能なツインメーターなど、便利な機能が満載です。
4. スリリングなブリティッシュツインサウンド
エキゾーストシステムから響くブリティッシュレーシングツインのサウンドは、Thruxton RSの魅力の一つです。このサウンドは、バイクの高性能を感じさせるもので、ライダーの心をくすぐります。
5. 敏捷性が向上した直感的なハンドリング
新型Thruxton RSは、ダイナミックなハンドリングと優れたレスポンスを提供します。軽量化されたボディと高性能なブレーキ、サスペンションが、快適かつ安全な走行を実現します。
6. アイコニックなカフェレーサースタイル
Thruxton RSは、ブリティッシュカフェレーサーのスタイルを現代に蘇らせます。すっきりとしたラインとシルエット、個性的なタンクデザインなど、クラシックな要素が現代的なデザインと融合しています。
7. 豊富なカスタムアクセサリー
80種類以上のカスタムアクセサリーが用意されており、ライダーは自身のニーズに合わせてバイクをカスタマイズできます。アクセサリーは正規販売店で取り付けることが可能です。
特徴
- エンジン
- Bonneville 1200cc 2気筒エンジン
- 最高出力: 105PS @ 7,500rpm(先代より8PS向上)
- 最大トルク: 112Nm @ 4,250rpm(700rpm低い)
- EURO5規制クリア
- エンジンのアップデート: クランクシャフト、クラッチ、バランサーシャフトの軽量化と低慣性化、レアアースを使用したオルタネーター、マグネシウムカムカバーの採用など
- テクノロジーと機能
- ライディングモード: ROAD, RAIN, SPORT
- LEDライト: デイタイムランニングライトとブランドロゴ入りのバルブキャップ
- USB電源ソケットとイモビライザー
- ツインメーター: ライディングモードやギアポジションインジケーター、燃料計、オドメーターなどを表示
- エキゾーストシステム
- 上向きのシングルスキンタイプ2本出しリバースコーンマフラー
- EURO5仕様のキャタライザーによる低エミッション
- ハンドリング
- 6kgの軽量化
- Brembo製M50モノブロックブレーキ
- Showa製アジャスタブルフォーク
- Öhlins製フルアジャスタブルサスペンション
- Metzeler Racetec RRタイヤ
- スタイル
- Monza型フューエルキャップ
- シングルベンチシート
- ブラックパウダーコーティングのエンジンカバーとカムカバー
- Öhlins製リアサスペンションユニットのブラックスプリング
- カスタムアクセサリー
- 80種類以上のTriumph純正アクセサリー
- 「トラックレーサーインスピレーションキット」があり、Thruxton専用ドルフィンフェアリングや低めのクリップオンハンドルバーなどが含まれる
スペック
トライアンフ・スラクストンRSのスペック(主要諸元)を以下にまとめました。
項目 | 詳細 |
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車名 | トライアンフ スラクストンRS |
フレーム形式 | 鋼管製クレードル |
全幅×全高 (mm) | 745 × 1030 |
シート高 (mm) | 810 |
エンジン種類 | 水冷SOHC並列2気筒 8バルブ270°クランク |
総排気量 (cc) | 1197 |
最高出力 (ps/rpm) | 105 / 7500 |
最大トルク (Nm/rpm) | 112 / 4250 |
燃料タンク容量 (L) | 14 |
乗車定員 | 1名 |
トランスミッション形式 | リターン式6段変速 |
車両重量 (kg) | 197 (乾燥重量) |
燃料消費率 (km/L) | – |
最小回転半径 | – |
カラー | ジェットブラック, シルバーアイス |
メーカー希望小売価格 (税込) | 2,015,000円 |
このバイクは、スラクストン1200Rを基にさらにパフォーマンスをアップさせたモデルとなっています。排気量は1197ccで、最高出力は105ps、最大トルクは112Nmとなっており、その性能はスラクストンR比で8psアップしています。
また、このバイクはヨーロッパのユーロ5規制にも適合しています。カラーはジェットブラックとシルバーアイスの2種類があり、メーカー希望小売価格は2,015,000円(税込)となっています。
このバイクはカフェレーサースタイルを持ち、クラシックながらも最新のライダーエイド機能が搭載されています。また、1名乗車定員で、シート高は810mmとなっており、リターン式6段変速のトランスミッションを採用しています。
海外レビュー①:2022 Triumph Thruxton RS Review // My first experience of a PERFORMANCE modern classic!
Usernamekate様のレビューから。英語の動画です。下記内容はレビュー動画のほんの一部に触れているものであり、全体を網羅したものではありません。トライアンフ・スラクストンRSのレビューを以下にまとめました。
項目 | 詳細 |
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レビュー日 | 2023年5月5日 |
乗り心地 | 乗り心地は素晴らしいと感じており、特にバンピーな道でも快適に走行できると述べています。 |
走行感覚 | バイクは1200ccで103馬力がありますが、それ以上に速く感じると言及しています。また、バイクは非常に力強いと感じます。 |
ハンドルの感触 | ハンドルはクリップオンスタイルのバーを持っており、3速ギアでのパワーオンは「素晴らしい」と評価しています。 |
その他の感想 | バイクは美しい音を出し、3速ギアでの加速時に感動的な音がします。 |
レビュアーはトライアンフ・スラクストンRSの初試乗について話しています。彼女はバイクの乗り心地や走行感覚、ハンドルの感触に非常に満足しており、特にバンピーな道でも快適に走行できる点やバイクが出す美しい音に感銘を受けています。また、彼女はバイクの力強さと速さを強調しており、公称103馬力以上のパワーを感じると述べています。※日本仕様と異なるようです。
彼女はバイクの見た目や音、そして走行感覚に特に焦点を当てており、視覚的及び聴覚的な要素がこのバイクの魅力の一部であることを強調しています。彼女はバイクのハンドリングにも満足しており、特に3速ギアでの加速が「素晴らしい」と評価しています。
海外レビュー②:The Triumph Thruxton RS | The Flirtation Between Art and Performance
Freddie Dobbs様のレビューから。英語の動画です。下記内容はレビュー動画のほんの一部に触れているものであり、全体を網羅したものではありません。トライアンフ・スラクストンRSのレビューを以下にまとめました。
項目 | 詳細 |
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感覚的 | 非常に感覚に訴える要素を持っており、デザインとスタイルは人々を魅了する。 |
趣味・趣向 | このバイクは nostalgia, history, passion, creativity の感情を引き起こす。デザインは道行く人々を足止めさせ、深い会話を生むほど魅力的。 |
比較 | 1960年代のTriumph Bonneville T120と比較して、現代のモデルはより強力で、より軽量になっている。 |
価格 | £14,200 |
レビューでは、このバイクがどのように美しさと感情的な要素で評価されるか、デザインとスタイルが人々をどのように魅了するかに焦点を当てています。このバイクがnostalgia, history, passion, creativityといった感情を引き起こすことや、人々を足止めさせるほど魅力的なデザインを持っていることも強調されています。
ライバル車とその特徴
トライアンフ・スラクストンRSのライバル車と特徴をまとめました。
車名 | 特徴 |
---|---|
BMW R Nine T | BMW R nineT は、BMW のネオレトロモデルロードスターです。2013年に登場し、BMW が最初に発売したモーターサイクル「R32」の誕生から90年を迎えたヘリテージを記念して登場しました。2023年に ”R nineT 100 Years”という限定モデルを発表しています。 |
ハーレーダビッドソン 1200 Custom | アメリカンスタイルを代表するバイクで、力強い加速感と高級感ある仕上がりが特徴。ファットカスタムの代表的なスポーツスターです。特徴的なプルバックハンドルと一体型のライザーを備えています。エンジンはクロームで輝いています。 |
ドゥカティ・モンスター | 2021年にフルモデルチェンジした新型「モンスター」は、1993年に登場した初代の印象的なコンセプトを継承しながら、最新スペックの937cc水冷Lツインのテスタストレッタ 11° エンジンを搭載しています。 ⇒⇒レビュー記事 |
カワサキ Z900RS | 日本製のバイクで、レトロな外観と現代的な性能を持ち合わせ、バランスの良い操縦性が魅力。2017年12月に発売された人気モデルです。948ccの水冷DOHC4バルブ並列4気筒エンジンを搭載し、パワフルでスポーティな走りが楽しめます。また、自然なライディングポジションから扱いやすさにも定評があります。5年連続販売台数No.1です(401cc~)。 ⇒⇒レビュー記事 |
ヤマハ XSR900 | モダンでありながらクラシカルなスタイルを採用し、俊敏な操舵性と安定した走行性能が得られます。2016年4月に発売されたネオレトロスポーツモデルです。2022年モデルは、845ccから888ccに排気量を拡大したフルモデルチェンジです。 ⇒⇒レビュー記事 |
各車両はそれぞれの特徴を持っています。BMW R Nine Tはカスタマイズが容易という利点があります。ハーレーダビッドソン 1200 Customはアメリカンスタイルを体現していて、ドゥカティ・モンスターは高い動力性能とイタリアンデザインを特徴としています。
日本製のカワサキ Z900RSはレトロと現代を融合したデザインで、バランスの良い操縦性を提供します。ヤマハ XSR900はクラシカルなスタイルと安定した走行性能が特徴です。
これらの車両はトライアンフ・スラクストンRSと競合関係にあり、購入者は個々の特性によって選択することになります。悩み出すと止まらない。
どんな人におすすめ?
トライアンフ・スラクストンRSがおすすめの人物像をまとめました。
おすすめの人物 | 理由 |
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レトロバイク愛好者 | スラクストンRSはクラシックなデザインを持ちながらも、新しい技術を導入しているので、レトロな外観を好みつつ、現代的な走行性能も求める人に最適です。 |
カフェレーサースタイルのファン | カフェレーサーの伝統的なスタイルを踏襲しているため、このスタイルのバイクを好む人にはたまらないでしょう。 |
カスタマイズを楽しみたい人 | オプションやアクセサリーが豊富で、個人の好みに合わせてカスタマイズが可能なため、自身のバイクを自由にアレンジしたい人におすすめです。 |
日常からツーリングまで楽しみたいライダー | バランスの良い走行性能と快適なライディングポジションが特徴で、日常使いからロングツーリングまで幅広く楽しむことができます。 |
トライアンフ・スラクストンRSは、様々なタイプのライダーにおすすめできるバイクと言えます。レトロバイク愛好者にはクラシックなデザインと現代技術の融合が、カフェレーサースタイルのファンにはその伝統的なスタイルが魅力的でしょう。
また、カスタマイズを楽しみたい人には豊富なオプションとアクセサリーが、日常からツーリングまで楽しみたいライダーにはバランスの良い走行性能と快適なライディングポジションが大変魅力的です。
このように、スラクストンRSは多くのライダーに適したバイクであり、それぞれのニーズを満たすことができます。
スラクストンRSに興味があってディーラーを訪れた人が、思わず目移りしてしまうかもしれないトライアンフの他の車種があるとしたら、それは何?
思わず目移りしてしまうかもしれないトライアンフの他の車種をまとめました。
車種 | 特徴 |
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トライアンフ・ボンネビル T120 | ボンネビル T120は、2021年に大幅なアップデートが施され、主要コンポーネントの見直しで計7kgの軽量化を実現しました。クラシックなデザインとモダンテクノロジーが融合したバイクで、スラクストンRSよりもリラックスしたライディングポジションを提供し、長距離のツーリングにも適しています。 |
トライアンフ・ストリートトリプル | 2007年に発売されたミドルクラスのロードスターです。2023年モデルでは、排気量765ccの並列3気筒エンジンを搭載し、出力とトルクが向上しています。スポーティなデザインと軽快なハンドリングが特徴。ストリートでの運転が主な目的のライダーには、この車種が良い選択となりえます。 |
トライアンフ・タイガー 900 | タイガー 900は、通勤、街乗り、ツーリングなど、オンロードを重視した都会派アドベンチャーバイクです。長距離移動の性能を向上させるために、大容量化された20リットル新型燃料タンクを搭載しています。 |
トライアンフ・ロケット 3 | 強力なエンジンと迫力のある外観を持つクルーザー。力強い加速と豪快な走行体験を求めるライダーに向いています。ロケット3のエンジンは、2,500ccの排気量を持ち、先代モデルよりも18kg軽量化されています。最高出力は167PS、最大トルクは221Nmで、どちらも量産バイクとしては最大の値です。世界最大の排気量を誇る3気筒エンジンです。※4輪でも2500ccの3気筒など聞いたことないですね。 |
トライアンフの車種は多岐にわたり、様々な用途や好みに対応できるバイクを提供しています。ボンネビル T120はクラシックなデザインを好むライダーに、ストリートトリプルはスポーティなデザインを求めるライダーに、タイガー 900は時々オフロード走行も楽しみたい都会派ライダーに、そしてロケット3は理屈抜きに力強い走行体験を求めるライダーにそれぞれ向いています。トライアンフ・スラクストンRSに興味を持つ人々は、これらの車種もディーラーで確認すると良いでしょう。迷うでしょうね。
まとめ
トライアンフ・スラクストンRSは、輝かしい歴史と進化したテクノロジーを持ち合わせ、多くのバイク愛好家から高い評価を受けています。パワーアップしたエンジンと直感的なハンドリングは、ドライバーに最高のドライビング体験を提供します。
また、アイコニックなカフェレーサースタイルと豊富なカスタムアクセサリーは、個性的なスタイルを求める人々にもピッタリです。
トライアンフのラインアップには他にも魅力的な車種があります。ディーラーを訪れた際には、他のトライアンフの車種にも目を向けてみてください。それぞれの車種が異なる特徴と魅力を持っており、スラクストンRSと比較しても遜色のないポテンシャルを秘めています。
トライアンフ・スラクストンRSは、アートとパフォーマンスの間の微妙なバランスを保ちながら、高い評価を受けているバイクであることを確認しました。あなたにとって最適なバイクを見つける旅はここから始まります。ご覧いただきありがとうございました。