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【記事丸わかり】
⇒⇒知らないと後悔!ミニクーパーのデメリットを正直にぶっちゃけます。 |
なぜミニクーパーの中古車は安いのか?その理由とおすすめモデル解説
「ミニクーパーの中古ってなんであんなに安いんですか?走行距離も少なくて修復歴もないのにめちゃくちゃ安くて逆に心配になります」
carviewクチコミサイトには、このような投稿がありました。(参照URL)
はい、そのお気持ち分かります。
ミニクーパーは、2015年から7年連続日本で最も売れている外国輸入車です。それなのになぜ、ミニクーパーの中古車は安いのでしょうか。
本記事ではミニクーパーが安い理由と、狙い目のおすすめモデルを解説します。
ミニクーパーの中古車市場を調査
ミニクーパーには、
- 初代(2001年~2006年)
- 2代目(2006年~2013年)
- 3代目(2013~現在)
が存在します。それぞれの世代別に中古車価格を調査します。(参照:カーセンサー)
初代(2001年~2006年)R50/52/53型
- 登録台数:286台
- 価格帯:9万~728万円
ミニクーパーの中古車価格は、初代、2代目、3代目で大きく異なります。初代は2023年現在、総額50万以下で購入できる車両が多く、かなり安いと言えます。
ただし、最終年式は2006年と古く、車両のコンディションをしっかり見極める必要があります。
2代目(2006-2013年)R55/56/57/58/59/60/61型
- 登録台数:810台
- 価格帯:13万~769万円
2代目は初代よりも状態の良い車両が多く、2013年式のクーパーなら100万円台前半の車両が豊富にあります。
3代目(2013年~現在)F54/55/56/57/60型
- 登録台数:1,941台
- 価格帯:45万~615万円
現行モデルの3代目は流通量は多いものの、発売から10年未満ということから、総額200万円前後と比較的高価な価格帯です。
ミニクーパーが安い理由
ミニクーパーの中古価格を調査すると、特に初代は安価な車両も多く見受けられます。こちらの章では、ミニクーパーが安い理由を解説します。
「ミニクーパー=壊れやすい」という誤った認識
ミニクーパーは、壊れやすいというイメージが根強く残っていることも中古市場での価格低下につながっています。しかし、この情報は誤った認識です。
ミニクーパーは電子制御が多用されているため、細かいトラブルが発生する場合がありますが、他のドイツ車と比較しても平均的な耐久性を持つ車両です。故障しやすいのは初代のミニクーパーまでで、2代目以降では品質が向上し、故障率が低下しています。
そのため、購入する場合は年式に注意が必要です。
車に対する価値観の違い
特にドイツなど自動車文化が異なる国では、車に対する価値観や考え方は日本と大きく異なります。欧州では、車は修理しながら乗り続けるといった価値観があります。
一方、日本では壊れやすい車は良くないクルマであるという考えを持つ人が多く、ミニクーパーの価値が低く評価されているのも事実です。また、修理の際には海外から純正パーツを取り寄せる必要があり、修理コストが高くなったり修理期間が長くかかることがあり、この点も価格低下につながっていると言えるでしょう。
外車は新車で買う人が多い
ミニクーパーは、丸いヘッドライトや小柄なボディなど個性的なデザインが魅力的です。そのため、自分だけの特別なミニクーパーは、新車で購入する人が多い傾向です。
また、新車を購入して、高級車ブランドであるBMWの所有感を満たしたい方もいるでしょう。その結果、手離したミニクーパーが中古車市場に多く流通し、安い価格になっていると考えられます。
中古の狙い目・おすすめモデルは?
中古車市場でミニクーパーを検討するなら、「2代目の後期型~」がおすすめです。前期型ではウォーターポンプの故障が見られていましたが、2011年以降のR56型では大きく改良されています。
具体的には、後期型である2011年~2014年式、走行距離4万km以内の「クーパー」「クーパーS」がおすすめです。総額130万~150万くらいの予算であれば、より状態の良い強力なターボエンジンを搭載する「クーパーS」も見つけられますよ。
ライバル車とその特徴
ミニクーパーのライバル車と特徴をまとめました。
車名 | 特徴 |
---|---|
フィアット500 | フィアット500は、クラシカルな外観が特徴のコンパクトカーです。1.2L直列4気筒SOHC8バルブエンジンを搭載した「1.2ポップ」と、小型化、軽量化、高効率化を目指して直列2気筒レイアウトを採用した「ツインエア ポップ」、「ツインエア ラウンジ」などをラインアップしています。 |
アバルト595 | アバルト595は、フィアット500をベースとしたアバルトブランドのホットハッチのモデルです。2012年に誕生し、快適性と上質感を重視した「ツーリズモ」と、スポーツ性重視の「コンペティツィオーネ」の2つのグレードがあります。スポーティな走行性能と洗練された内装で知られ、高速道路でも安定した走行が可能。 |
ホンダ フィット | ホンダフィットは、ホンダが販売する小型のハッチバック車です。2001年に初代モデルが誕生し、2020年のフルモデルチェンジで4代目となりました。フィットは、ガソリン車とハイブリッド車の5つのグレードから構成されています。第4世代からハイブリッド車はEV車に近い「e:HEV」となりました。室内空間が広く、利便性が高いです。多くの収納スペースと合理的な燃費が魅力。 |
アウディA1 | プレミアムコンパクトカーとして人気。高品質なインテリアと最新のインフォテイメントシステムを搭載。A1のボディサイズは全長3970mm、全幅1740mm、全高1440mmで、MINIよりも全長が少し長い程度の大きさです。 |
フォルクスワーゲン ポロ | ポロは、軽量化と効率を極限まで突き詰めて小排気量を感じさせない力強さを発揮し、軽快でパワフルな走りと滑らかな加速を実現しています。また、剛性の高さがもたらす安定性・静粛性で気持ちいいドライブを楽しめます。多くのカスタマイズオプションが存在し、利用者のニーズに応える設計となっています。 |
ミニクーパーと競合するいくつかの車種と特徴を挙げました。フィアット500やアバルト595は、レトロなデザインやスポーティな走行性能で人気があります。
一方でホンダ フィットやフォルクスワーゲン ポロは、広い室内空間や利便性を前面に押し出しており、日常使いに適した車として評価されています。
また、アウディA1はプレミアムコンパクトカーとして高い評価を受けており、最新のインフォテイメントシステムを搭載しています。
BMWミニの現行ラインナップ一覧
ミニのラインナップです。※2023年9月時点
モデル名 | 詳細 |
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MINI 3 DOOR |
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MINI 5 DOOR |
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MINI CONVERTIBLE |
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MINI CLUBMAN |
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MINI CROSSOVER |
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MINI CROSSOVER PHEV |
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MINI JCW(ジョン・クーパー・ワークス) |
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まとめ
『なぜミニクーパーの中古車は安いのか?その理由とおすすめモデル解説』のテーマで解説思案した。
ミニクーパーの中古車は、2代目の後期型~が狙い目で、100万円台前半の予算で素敵な一台が見つかります。
以下、記事のまとめです。
- 中古市場の豊富な流通: 新車での購入が多いため、中古市場に多くのミニクーパーが流通し、その結果価格が抑えられています。
- 誤解されがちな耐久性: 「ミニクーパー=壊れやすい」という誤った認識が価格を抑制していますが、実際には2代目以降のモデルでは耐久性が向上しています。
- 修理コストの高さ: 海外からの部品取り寄せが必要で修理コストが高く、長期間かかることが価格低下に影響しています。
- 世代による価格差: 特に初代ミニクーパーは価格が低いですが、状態の良い2代目後期型などでは品質向上により価格がやや高くなっています。
- 狙い目モデル: 2011年以降の2代目後期型の「クーパーS」がおすすめで、走行距離が少なく状態の良い車両が見つかりやすいです。
ぜひ、あなたにぴったりの個性的なミニクーパーを見つけてくださいね!ご覧いただきありがとうございます。