【海外の評価】ドゥカティ・スクランブラー・アイコン(Ducati Scrambler ICON):海外メディア試乗レビュー・口コミ・評価:海外の評判を知りたい!

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【海外の評価】ドゥカティ・スクランブラー・アイコン(Ducati Scrambler ICON):海外メディア試乗レビュー・口コミ・評価:海外の評判を知りたい!

ドゥカティ・スクランブラー・アイコン

「ドゥカティ・スクランブラー・アイコン」は、その名の通り、アイコニックな存在のバイクです。その魅力をさらに奥深く探求するため、この記事では海外メディアの評価やレビューを中心に、実際のところどのようなバイクなのかを深堀りしていきます。

特徴から価格、ライバル車との比較、そして誰におすすめなのかまで、幅広く詳しく解説していきます。ドゥカティの他の車種と比べてどのような位置づけにあるのかも検討します。ドゥカティ・スクランブラー・アイコンに興味のある方はもちろん、バイク愛好家の方々にも役立つ情報を提供できるよう心がけています。

どんなバイク?

ドゥカティ スクランブラー アイコンは、1962年に発売され人気を博したスクランブラーを現代風にアレンジしたモデルです。2014年のインターモトで発表され、2015年に販売が開始されました。

ドゥカティ スクランブラーには様々な派生モデルがありますが、アイコンはスクランブラーのスタンダードモデルです。

803ccの空冷L型2気筒デスモドロミック2バルブエンジンを搭載し、フロント18インチ、リア17インチのキャストホイールを装備しています。

スクランブラー アイコンは、ネイキッドスポーツと比較して上体が起き、少し大きくゆったりしたライディング・ポジションです。ダート等の悪条件に遭遇しても少しワイドなハンドルが奏功し、楽に走破できる頼もしさがあります。

特徴

ドゥカティ スクランブラー アイコンの最新モデルの特徴をご紹介。

  • デザインの特徴:
    • プレミアムなLEDライティング・システム
    • 改善されたライディングエクスペリエンスと安全性
    • 新色「ドゥカティレッド」登場
    • 新デザインのキャストホイール
    • 最適化されたエルゴノミクス
  • エンジン仕様:
    • L型2気筒デスモドロミック 2バルブ 空冷
    • 排気量: 803 cc
    • 最大出力: 53,6 kW (73 hp) @ 8,250 rpm
    • 最高トルク: 6,7 Kgm (66,2 Nm) @ 5750 rpm
    • 燃費: 5,2L/100 km
    • CO2排出量: 120 g/km

※2023年9月時点

スペック

ドゥカティ・スクランブラー・アイコンのスペック(主要諸元)を以下にまとめました。

項目詳細
車名ドゥカティ・スクランブラー・アイコン
型式L型2気筒デスモドロミック 2バルブ 空冷
フレーム形式スチール製トレリスフレーム
全長×全幅×全高2100 mm × 855 mm × 1150 mm
シート高798 mm (オプションで778 mm)
エンジン種類L型2気筒デスモドロミック 2バルブ 空冷
総排気量803 cc
最高出力53.6 kW (73 hp) @ 8,250 rpm
最大トルク66.2 Nm @ 5750 rpm
燃料タンク容量13.5 リットル
乗車定員2名
トランスミッション形式6速
車両重量189 kg (乾燥重量 173 kg)
燃料消費率(km/L)19.23 km/L (100 kmあたり5.2リットルの燃料消費)

※2023年9月時点

本スペック表からは、ドゥカティ・スクランブラー・アイコンが高性能で安定した走行を提供するバイクであることが読み取れます。803 ccのエンジンは、最高出力73 hp、最大トルク66.2 Nmを誇ります。

このエンジンはL型2気筒デスモドロミック 2バルブ 空冷式で、トランスミッションは6速を備えています。車両重量は189 kgで、乾燥重量は173 kgとなっています。

燃料タンクの容量は13.5リットルで、燃料消費率は100 kmあたり5.2リットルとなっており、一定の経済性が確保されています。乗車定員は2名で、広めのシートが確保されているため、快適な乗車体験が期待できます。

フレームはスチール製のトレリスフレームを採用しており、高い剛性と耐久性を持ち合わせています。フロントとリアのサスペンションはKYB製で、高品質な乗り心地を提供します。

全体的に見て、高性能なエンジンと優れた構造を持つこのバイクは、バイク愛好者にとって魅力的な選択肢となり得ます。

価格

1,166,000円(税込)※2023年9月時点

MOTOBOB様のレビューから。英語の動画です。下記内容はレビュー動画のほんの一部に触れているものであり、全体を網羅したものではありません。

ドゥカティ・スクランブラー・アイコンのレビューを以下にまとめました。

項目詳細
エンジンの感触新しいモデルでもオリジナルのキャラクター、魅力、パンチを保持している。
乗り心地より滑らかになったスロットル制御により、低速でのスタートやストップがスムーズ。
ハンドルの感触初期のバイト感が良く、高速走行時にもスピードを一定に保ちやすい。
ライダーモード「ロード」と「スポーツ」の2つのモードがあり、「スポーツ」モードではより反応が良く、アラート感が増す。
ギアボックスとクラッチギアボックスはシルキーで直接的。クラッチは軽くなり、レバーには調整機能が付いている。
TFTディスプレイクラシックな時計を好むが、新しいディスプレイは情報が豊富で見やすい。
  • 新しいモデルでもオリジナルのエンジンのキャラクターと魅力を保持しており、特に低速走行時のスムーズさが向上しています。
  • ライダーモードは2つあり、「スポーツ」モードではバイクがより反応が良く、アラート感が増します。
  • ギアボックスとクラッチは改善され、特にクラッチが軽くなり、レバーに調整機能が追加されました。
  • TFTディスプレイは情報が豊富で見やすくなっていますが、レビュアーはクラシックな時計を好むと述べています。

Motorcycle.com様のレビューから。英語の動画です。下記内容はレビュー動画のほんの一部に触れているものであり、全体を網羅したものではありません。

ドゥカティ・スクランブラー・アイコンのレビューを以下にまとめました。

項目詳細
乗り心地ライダーはバレンシアの曲がりくねった美しい道路を走行し、市内を少し巡った。燃料供給とスロットル応答は非常にスムーズ。
ハンドルの感触クラッチの引きが軽く、シフトチェンジもスムーズでガラスのような感触を提供。ポジティブなシフトが毎回得られる。
走行感覚バイクは70%変更され、その多くがスタイリングに関連するが、電子パッケージもアップグレードされた。4段階のトラクションコントロールと2つのライドモードを提供。
重量バイクの重量を8.8ポンド削減。主にモーターとクラッチからの重量削減。
サスペンション前後でほぼ6インチのトラベルを提供するサスペンションが維持されている。
タイヤとホイールキャストホイールを使用し、前のバージョンと同じタイヤを使用。

レビューから得られる情報によれば、2023年モデルのDucati Scrambler Iconは前モデルに比べて多くのアップデートを受けています。バイクの70%が変更され、主にスタイリングと電子パッケージがアップグレードされたとのことです。

特に、新しいライドバイワイヤーシステムにより、4段階のトラクションコントロールと2つのライドモードが利用可能になりました。ライダーはバイクのトラクションコントロールを調整でき、選択した設定は、バイクをオフにしても記憶されるとのことです。

バイクの重量が8.8ポンド削減され、その多くがモーターとクラッチからの重量削減によるものです。クラッチの引きは非常に軽く、シフトチェンジも非常にスムーズで、ガラスのような感触を提供します。

バレンシアの曲がりくねった美しい道路でのテストライドの感想が述べられています。バイクの燃料供給とスロットル応答は非常にスムーズであり、市内を巡る際にも快適なライドを提供したと評されています。

ライバル車とその特徴

ドゥカティ・スクランブラー・アイコンのライバル車と特徴をまとめました。

車名特徴
トライアンフ スピード ツイン900
  • 2023年に登場したモデルで、従来のストリートツイン900を改名したものです。2016年に発売されたボンネビルシリーズのスタンダードモデルを熟成させたモデルです。
  • 900ccの水冷バーチカルツインエンジンを搭載し、最高出力65ps(47.8kW)/7,500rpm、最大トルク80Nm/3,800rpmを発揮します。シート高は765mmで、フィット感も抜群です。
ヤマハ XSR700
  • 2015年に登場したネオレトロスポーツバイクです。MT-07をベースにしており、並列2気筒688ccDOHCエンジンを搭載しています。
  • 独特の鼓動感とシャープなフィーリングを備えています。740mm幅のアルミ製テーパーハンドルが、リラックスしたライディングポジションと優れたハンドリングに貢献しています。

⇒⇒レビュー記事

BMW R nineT
  • BMW のネオ・レトロモデルのロードスターです。2014年4月に日本で販売開始されました。R nineT は、BMW が最初に発売したモーターサイクル「R32」の誕生から90年を迎えたヘリテイジを記念して登場しました。
  • 伝統的な水平対向2気筒エンジンを搭載し、細部にまでこだわった魅力的なデザインと、優れたパフォーマンスを兼ね備えています。
カワサキ Z900RS
  • Z900RS は、Z900をベースに、往年の Z1/Z2 をモチーフにしたヘリテイジな外装とワイヤースポークをイメージした専用ホイールで変身させたマシンです。レトロモダンなスタイリングと力強いエンジンが特徴で、高い走行性能を提供。
  • 2024年モデルには、キャンディグリーン(日本名:イエローボールエディション)と新色のメタリックディアブロブラック(灰×黒)が登場しました。
  • デビュー以来5年連続販売台数No.1のバイクです(401cc~のクラス)。

⇒⇒レビュー記事

ホンダ CB650R
  • 2019年3月に発売された650ccのネイキッドスポーツバイクです。ネオ・スポーツ・カフェスタイルのこのバイクは、フルカウルのCBR650Rと基本構造を共有しています。
  • 水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブエンジンを搭載しています。95.2ps/12000rpm、6.53kg-m/9500rpm、変速機は6段で、燃料タンク容量は15.4Lです。

⇒⇒レビュー記事

以上、ドゥカティ・スクランブラー・アイコンのライバル車として挙げられるモデルがいくつかあります。これらのバイクは、レトロなデザインと現代技術の融合を特徴としており、ユーザーに高い運動性能と優れたデザインを提供しています。

それぞれのバイクはカスタマイズの自由度が高く、価格も手ごろなものからプレミアムなものまで幅広い選択肢を提供しています。

どんな人におすすめ?

ドゥカティ・スクランブラー・アイコンがおすすめの人物像をまとめました。

おすすめの人物理由
初心者ライダー取り回しが容易で、運転しやすいバイクであるため、初心者でも安心して扱うことができる。
レトロデザイン好きクラシカルな外観を持ちつつ、現代的な機能も備えているので、レトロなデザインが好きな人にぴったり。
カスタム愛好者カスタマイズの幅が広く、個人の好みに合わせて多くの変更が可能なため、自分だけのオリジナルバイクを手に入れたい人におすすめ。
日常利用者実用的なデザインと都市部での取り回しの良さから、日常的な移動手段として利用したい人に適している。
週末ライダー高性能かつ快適な走行を提供できるため、週末のドライブや長距離トラベルを楽しむ人に向いている。

ドゥカティ・スクランブラー・アイコンは、取り回しの容易さと現代的な機能を兼ね備えたレトロデザインが特徴であることから、初心者ライダーから経験豊富なライダーまで幅広い層におすすめできます。

特にレトロなデザインが好きな人や、日常的な移動手段としてバイクを利用したい人には最適です。また、カスタマイズの幅が広いので、個性を重視するカスタム愛好者にも適しています。

ドゥカティ・スクランブラー・アイコンに興味があってディーラーを訪れた人が、思わず目移りしてしまうかもしれないDucatiの他の車種があるとしたら、それは何?

思わず目移りしてしまうかもしれないDucatiの他の車種をまとめました。

車名特徴
Monster
  • 2021年12月2日に、ドゥカティは伝統のネイキッドスポーツ「モンスター」の新型車を発表しました。排気量は937ccで、乾燥重量は166kgです。
  • モンスターには、スタンダードな「モンスター」と上級版の「モンスター+」の2種類があります。2023年4月28日には、シリーズの最上位モデル「モンスターSP」が発売されました。

⇒⇒レビュー記事

Multistrada V4S

  • ドゥカティが2021年3月に発売した第4世代のクロスオーバーバイクです。このバイクは、スポーツ、ツーリング、エンデューロ、アーバンの4つのバイクを1台にするというコンセプトをさらに高めています。
  • 1158ccの水冷90度V型4気筒DOHC4バルブエンジンを搭載し、最高出力170ps/10500rpmを発揮します。従来モデルの1260と比べて、エンジン重量は1.2kg軽く、全長は85mm短く、全高は95mm低く、全幅は20mm広くなっています。

⇒⇒レビュー記事

 Panigale V4S
  • パニガーレV4Sは、ドゥカティのスポーツバイクの最新モデルです。2017年11月に開催されたドゥカティ・ワールド・プレミアで、1299パニガーレの後継モデルとして発表されました。
  • V型4気筒エンジンを搭載していることが特徴です。2023年モデルでは、電制スロットルとトラクションコントロールの制御がさらに精緻になり、電子制御エンジンブレーキとシフターの知能化が進んでいます。

⇒⇒レビュー記事

Streetfighter V4S
  • ドゥカティのフラッグシップモデルであるパニガーレV4Sをベースにしたネイキッドモデルです。カウルを剥ぎ取り、アップライトな姿勢で乗れるパイプバーハンドルを備えたプレミアム・ハイパースポーツモデルです。
  • 低速寄りのマッピングを施し、4000〜9000rpmで70%のトルクを、9000~13,000rpmで90%のトルクを実現しています。ピーク出力は Panigale V4 からわずか6bhp ダウンで、回転数は250rpm低くなっています。

⇒⇒レビュー記事

Ducatiブランドにはさまざまなバイクがあります。Monsterは日常使用にも適したスポーツバイクであり、Multistradaは長距離ツーリングにも対応できる多目的バイクで、Panigaleはレーシングテクノロジーが惜しみなく投入されたスーパースポーツバイクです。

Streetfighterは、スポーツ性能と快適性を兼ね備えたバイクとして知られています。これらの車種は、それぞれ異なる特性を持ちながらもDucatiの高品質と性能を保持しており、ディーラーを訪れた人々が目移りしてしまう可能性があります。いえ、100%目移りするでしょう。

まとめ

本記事では、2023年モデルの「ドゥカティ・スクランブラー・アイコン」に関する詳細を海外メディアのレビューを通じて紹介いたしました。特徴とスペックを概観し、価格情報やライバル車との比較、おすすめのユーザー像まで掘り下げました。

このバイクに興味を持ちディーラーを訪れた方が目移りしてしまうかもしれない他のDucati車種も考察いたしました。本記事が「ドゥカティ・スクランブラー・アイコン」を選ぶ一助となれば幸いです。ご覧いただきありがとうございました。

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この記事は当サイトの管理人ミスター乱視が執筆しています。引用元・参照元を明示した信頼性の高い記事をお届けします。

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