【海外の評価】ドゥカティ・パニガーレ V4 S(Ducati Panigale V4 S):海外メディア試乗レビュー・口コミ・評価:海外の評判を知りたい!

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【海外の評価】ドゥカティ・パニガーレ V4 S(Ducati Panigale V4 S):海外メディア試乗レビュー・口コミ・評価:海外の評判を知りたい!

Ducati Panigale V4 : Ducati

新たなる進化を遂げた「ドゥカティ・パニガーレ V4 S」は、多くのバイク愛好者が待ち望んでいた逸品であり、その詳細を深堀りする価値があります。今回の記事では、この新たなバイクが持つ魅力と詳細に焦点を当てていきます。

まずは、このバイクがどのようなものなのかを解説します。そして、V4とV4Sの違い、さらにエアロダイナミクス、エンジン、シャシ、エルゴノミクス、エレクトロニクス・コントロール、そしてTFTメーターパネルといった各部分を詳しく見ていきます。その後は、スペックや価格、カラーについても触れていきます。

評価も欠かせない要素ですので、海外メディアからの評価や、実際に試乗した人々のレビューをいくつかピックアップし、その内容を分析します。ライバル車との比較やおすすめする人物像についても語っていきます。

最後に、ディーラーを訪れた際に目移りしそうな他のDucatiの車種についても触れ、読者がより幅広い選択肢から選べるような情報を提供いたします。ドゥカティ・パニガーレ V4 Sに関して全方位的な視野で捉えた記事となっていますので、ぜひ最後までご覧いただき、あなたにとって最適なバイク選びの参考にしてください。

どんなバイク?

ドゥカティ・パニガーレ V4 / V4 Sは、ドゥカティのフラッグシップモデルです。1,103ccのV型4気筒エンジンを搭載し、最高出力214馬力最大トルク12.6kg/mを実現しています。

2017年11月にイタリアのミラノで開催された「ドゥカティ・ワールド・プレミア」で公開されました。このモデルは、ドゥカティの代名詞とも言えるL型2気筒ではなく、モトGPマシンと同形式のV型4気筒に刷新されたことで話題となりました。

パニガーレ」という名称は、ドゥカティの所在地であるイタリア・ボローニャ州のボルゴ・パニガーレという地名から取られました。

V4とV4Sの違い

パニガーレ V4 と V4S の主な違いは、サスペンションとホイールです。

V4 にはショーワ製の BPF フォークが装備されていますが、V4S にはオーリンズ製の NIX フォークが装備されています。どちらもプリロード、伸側減衰力、圧側減衰力を調整できるフルアジャスタブルです。

V4S には、マルケジーニ製の鍛造アルミホイールが標準装備されています。また、リチウムイオンバッテリーとオーリンズ製のステアリングダンパーも装備されています。

V4の価格は2,972,000円、V4Sの価格は3,683,000円です。差額は711,000円です。吉野家の牛丼並448円の1587杯分の差です。毎日1杯食べて約4.3年分です。←←そんな比較をするな!

特徴

2023年モデルのパニガーレV4/V4Sの特徴は以下の通りです。

エアロダイナミクス

  • 新しいダブルプロファイル・デザインのウイングを採用し、美しく効率的な形状に
  • 設計を見直したエアベントによる冷却システムの改善

エンジン

  • 最高出力: 215.5ps@13,000rpm
  • 新しいSBKギアボックスの採用で1速、2速、6速ギアが高いギア比を持つ
  • 新しいトルク管理ストラテジーにより最適な推進力を提供

シャシ

  • アルミ製片持ち式スイングアームのピボット位置を4mm高く
  • 新しいオーリンズ製NPX 25/30電子制御式フロントフォークを採用、125mmのトラベルを備える
  • 加圧式カートリッジ・ダンピングシステムの採用

エルゴノミクス

  • よりフラットなシートの採用
  • 新しい燃料タンクのデザインで、ブレーキ時にライダーが体を固定しやすい
  • サーキットでの高速長時間ライディングが可能

エレクトロニクス・コントロール

  • 新しいエンジン・ブレーキ・コントロール EVO 2の導入でブレーキング時やコーナー進入時の安定性と精度が向上
  • 新しいDQSによりシフトフィールがスムーズに

TFTメーターパネル

  • SBKスタイルのギアシフト・インジケーター
  • サーキット専用の新しいグラフィックデザインで電子制御システムの微調整が可能

スペック

ドゥカティ・パニガーレV4 Sのスペック(主要諸元)をまとめました。

項目スペック
ホイールベース1469 mm
シート高850 mm
車両重量195.5 kg
エンジン形式水冷4ストDOHC4バルブV型4気筒
総排気量1103 cc
ボア×ストローク81×53.5 mm
圧縮比14.0
最高出力158.5 kW (215.5 PS)/13000 rpm
最大トルク123.6 Nm (12.6 kgf・m)/9500 rpm
変速機形式6速リターン
燃料タンク容量17 L
タイヤサイズ(前)120/70ZR17
タイヤサイズ(後)200/60ZR17
ブレーキ形式(前)Φ330 mm ダブルディスク
ブレーキ形式(後)Φ245 mm ディスク

カラー・価格

ドゥカティ・パニガーレV4 Sのカラーと価格です。

  • ドゥカティレッド・カラー(ダークグレーフレームとブラックホイール)
  • 3,683,000円(税込)

Jaret Campisi様のレビューから。英語の動画です。下記内容はレビュー動画のほんの一部に触れているものであり、全体を網羅したものではありません。

ドゥカティ・パニガーレ V4 Sのレビューを以下にまとめました。

項目詳細
ハンドルの感触新しいダッシュボードがあり、MotoGPのライダーがデザインに協力。レーシングダッシュモードがあり、電子制御がライトアップして使用中に表示される。
乗り心地新しいシートデザインが斬新。トラック使用に適した2トーンの赤いシートが特徴。
走行感覚新しいギアボックスにより、トラックでのパフォーマンスが向上。新しいウィングレットは以前のものより40%小さいが、同じダウンフォースを提供。新しいボディワークには多くのギルがあり、冷却を助けるとともにクールな外観を提供。
その他新しいタンクデザイン。新しいエレクトロニクスとダッシュボードがあり、さまざまなトラックレーシング機能を提供。

このバイクは前モデルの進化版として紹介され、新しいウィングレット、新しいボディワーク、新しいギアボックスなど、多くの新しい機能と改善点が強調されました。

新しいダッシュボードは特に注目され、そのレーシングダッシュモードと、それが提供するさまざまな電子制御機能が強調されました。また、新しいシートデザインはトラック使用に適していると述べられ、2トーンの赤いシートが特徴として挙げられました。

Sagar Sheldekar Official様のレビューから。英語の動画です。下記内容はレビュー動画のほんの一部に触れているものであり、全体を網羅したものではありません。

ドゥカティ・パニガーレ V4 Sのレビューを以下にまとめました。

項目詳細
乗り心地シートは平らで、ストレート時に適切に後退して適切に収まるようになった。
ハンドルの感触オーリンズ半アクティブNPX2530フォークは、前部で更にフィードバック、グリップを生成するために、より柔らかいスプリングを使用しています。
運転の感覚タンクデザインは、ハードブレーキ時に体を適切に固定するのを助け、自由な動きを提供します。
エルゴノミクスダッシュボードは、特にレースモードの際に、タコメーター、ギアインジケーター、電子補助のリアルタイム情報を提供します。
デザインの感覚ウィングは軽くてコンパクトで、バイクの外観を洗練されたものにしています。

ライバル車とその特徴

ドゥカティ・パニガーレ V4 Sのライバル車と特徴をまとめました。

車名特徴
BMW S1000RRシャープなデザインに加え、ダイナミックトラクションコントロールを搭載している。さらに、6軸センサーを採用し、ライディング安定性が抜群。

⇒⇒レビュー記事

ヤマハ YZF-R1滑らかなエンジン特性と共に、高度な電子制御技術を持ち合わせている。乗り心地の良さと安定したハンドリングが強み。

⇒⇒レビュー記事

アプリリア RSV4 Factory 1100強力なV4エンジンを搭載しつつ、アグレッシブなデザインが目を引く。取り回し易さと高速域での安定性が合わさった一台。

⇒⇒レビュー記事

カワサキ Ninja ZX-10Rエアロダイナミクスに優れたボディと、専用の電子制御サスペンションを備えている。高速コーナリングでも安定した性能を発揮。

⇒⇒レビュー記事

各メーカーは、ライディング安定性と高性能なエンジンを重視していることが確認できます。

BMW S1000RRは6軸センサーの採用で安定性を確保している点が特長です。ヤマハ YZF-R1は高度な電子制御技術により、乗り心地の良さを実現しています。

アプリリア RSV4は強力なV4エンジンとアグレッシブなデザインを兼ね備え、特に目を引く存在となっています。カワサキ Ninja ZX-10Rはエアロダイナミクスに優れたボディを持ち、高速コーナリングでも安定した走行を可能にしています。

これらの車種は、高性能なエンジンと最先端の技術を駆使しており、ドゥカティ・パニガーレ V4 Sと競合するポテンシャルを持っています。

どんな人におすすめ?

ドゥカティ・パニガーレ V4 Sがおすすめの人物像をまとめました。

おすすめの人物理由
レーサー志向のライダードゥカティ・パニガーレ V4 Sはレーストラックでも使えるように設計されていて、非常に高いパフォーマンスを発揮します。
高級バイク愛好者豪華なデザインと最先端技術が詰め込まれたこのバイクは、高級バイクを求める人々に適しています。
技術愛好者先進的な電子制御システムやスマートなサスペンションシステムなど、最新技術が多く採用されているため、技術愛好者に適しています。

ドゥカティ・パニガーレ V4 Sに興味があってディーラーを訪れた人が、思わず目移りしてしまうかもしれないDucatiの他の車種があるとしたら、それは何?

思わず目移りしてしまうかもしれないDucatiの他の車種をまとめました。

車名特徴
Ducati Streetfighter V4 Sストリートファイター V4 Sはパニガーレ V4 Sのエンジンを使用していて、パワフルかつ現代的なデザインのネイキッドバイクです。

⇒⇒レビュー記事

Ducati Multistrada V4 Sムルチストラーダ V4 Sは冒険心旺盛なライダーに向けたモデルで、オフロード性能も高いと評価されています。

⇒⇒レビュー記事

Ducati Diavel 1260 Sディアベル 1260 Sはスポーツバイクの性能とクルーザーの快適さを兼ね備え、力強い加速と上質な乗り心地を提供します。

まず第一に挙げられるのがDucati Streetfighter V4 Sで、このモデルはパニガーレ V4 Sと同じエンジンを搭載しているため、パワフルな走行性能を提供します。ネイキッドバイクとしての現代的なデザインも魅力的です。

次に、Ducati Multistrada V4 Sは、オフロードでも優れた性能を発揮します。冒険心旺盛なライダーにはこのバイクが最適で、新しい場所を探索する際の良きパートナーとなるでしょう。

そして、Ducati Diavel 1260 Sは、スポーツバイクの性能とクルーザーの快適さを併せ持っています。力強い加速と上質な乗り心地は、長距離のクルージングでもライダーを満足させることでしょう。

いずれの車種もドゥカティの特徴である洗練されたデザインと高い性能を持ち合わせており、パニガーレ V4 Sに興味を持つ人々が他にも目を向けるべき選択肢となっています。

まとめ

ドゥカティ・パニガーレ V4 Sは、ディテールまで迫った解像度の高い本記事を通じて、その魅力がさらに際立ったのではないでしょうか。このバイクが持つ各部の特徴や違い、さらには価格についても紹介しました。

海外の試乗レビューや口コミも取り上げ、多くの人々がどのような評価をしているのか、興味深いポイントをピックアップしました。ライバル車との比較や、どのような人にこのバイクが合うのかについても触れました。

最後に、ディーラーを訪れた際に目移りするかもしれない他のDucatiの車種についても紹介しました。この記事を通じて、ドゥカティ・パニガーレ V4 Sの深い魅力を感じ取ることができたのではないでしょうか。

ご覧いただき、本当にありがとうございました。この記事が、あなたのバイク選びに少しでもお役に立てれば幸いです。

ドゥカティ検証:中古の注意点・中古が安い理由・エンジン寿命・壊れやすいのかなど

2023年9月8日
Mr.乱視
この記事は当サイトの管理人ミスター乱視が執筆しています。引用元・参照元を明示した信頼性の高い記事をお届けします。

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