【海外の評価】ドゥカティ・ムルティストラーダ V4 S(Ducati Multistrada V4 S):海外メディア試乗レビュー・口コミ・評価:海外の評判を知りたい!

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【海外の評価】ドゥカティ・ムルティストラーダ V4 S(Ducati Multistrada V4 S):海外メディア試乗レビュー・口コミ・評価:海外の評判を知りたい!

ドゥカティ・ムルティストラーダ V4 S:Ducati

ドゥカティの最新バイク、ムルティストラーダ V4 Sの情報を集めてみました。新型となるこのバイクには、どのような特徴やスペックが含まれるのでしょうか。海外メディアでの試乗レビューや口コミ、評価を基に、本車の評判を探っていきます。

さらに、市場に存在するライバル車の特徴についても比較し、どのような人におすすめなのか、そしてディーラーを訪れた際に目移りしてしまうかもしれない他のドゥカティの車種についても触れていきます。

特徴やスペックからカラーバリエーションや価格まで、ムルティストラーダ V4 Sに関するあらゆる情報を詳しく解説しますので、バイク選びの参考にしてください。

どんなバイク?

ドゥカティ ムルティストラーダ V4 Sは、スポーツ、トラベル、エンデューロ、アーバンの4つの要素を融合したマルチパーパスバイクです。

世界で初めてアダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)を採用したバイクです。ACCは、指定した車間距離を保って前走車に追従し、加減速を自動的に行います。前走車がいなくなれば、指定した速度まで加速し一定の速度をキープします。

排気量は1,158ccです。このバイクのエンジンは、水冷4ストDOHC4バルブV型4気筒で、最高出力は170ps/10500rpmです。燃料タンクは、スタンダードモデルで22L、ムルティストラーダ V4ラリーでは30Lの容量を備えています。

ムルティストラーダはイタリア語で「多様な道」を意味し、舗装されている車道においてあらゆる路面状態で充分な性能を発揮できるようにするというコンセプトを表しています。

特徴

ムルティストラーダ史上最も先進的な最新モデルの特徴は以下の通りです。

  • 信頼性とメンテナンスコストを改善する60,000kmのメンテナンスインターバル
  • スマートフォンと統合されたナビゲーションシステム
  • 風洞実験室で開発されたポジション調整可能なマルチエレメントフロントスクリーン
  • 高速安定性を実現するコンパクトで俊敏なフレームとシャシ
  • 革新的なエアロダイナミクスを取り入れたイタリアンデザイン
  • 4つの異なるセットアップオプションで走行性能を向上させるトリムとアクセサリー

スペック

ドゥカティ・ムルティストラーダ V4 Sのスペック(主要諸元)を以下にまとめました。

項目詳細
車名・型式ドゥカティ ムルティストラーダ V4 S
フレーム形式アルミニウム製モノコックフレーム
全長×全幅×全高2301mm × 990mm × 1520mm
最低地上高218mm
シート高820mm
エンジン種類4ストローク V型4気筒
総排気量1158cc
最高出力170ps (125kw)
最大トルク125Nm (12.7kgf・m)
燃料タンク容量22L
乗車定員2名
トランスミッション形式6段リターン式
車両重量243kg

カラーと価格

Multistrada V4¥2,598,000

<カラー>

  • ドゥカティ・レッド、ブラック・ホイール

 

Multistrada V4 S¥ 3,239,000
<カラー>
  • ドゥカティ・レッド、光沢ブラック・ホイール(レッドタグ付き)
  • アビエイター・グレー、光沢ブラック・ホイール(レッドタグ付き)
  • アイスバーグ・ホワイト、光沢ブラック・ホイール(レッドタグ付き)

 

Multistrada V4 S SPORT¥3,640,000

<カラー>

  • スポーツ専用カラー、光沢ブラック・ホイール(レッドタグ付き)

※上記価格はすべて2023年9月時点のもの

Bret Tkacs ADV様のレビューから。英語の動画です。下記内容はレビュー動画のほんの一部に触れているものであり、全体を網羅したものではありません。

ドゥカティ・ムルティストラーダ V4 Sのレビューを以下にまとめました。

項目詳細
デザインと仕上げバイクのデザインと仕上げに非常に満足しており、美しいと評価。ボディワークはクリーンで、LEDとミラーのデザインが特に気に入っている。
ミラーミラーは手首の邪魔にならない位置にあり、裏側が黒い。ミラーは機能的で、後方がよく見える。
乗り心地乗り心地は快適で、バイクに乗っていると自身が「かっこいい」と感じることができる。
ハンドルとレバーの調整ハンドルとレバーは少し調整することで、更に快適な乗り心地を得られる。
風の管理風の管理が良く、特にウィンドシールドの調整が簡単で、風の流れをコントロールできる。
熱管理バイクの熱管理システムが良く設計されており、ライダーから熱を遠ざける工夫がなされている。
ディスプレイディスプレイは大きく、視認性が高い。ディスプレイの傾きは3段階に調整可能で、反射を避けることができる。
メニューとライドモードメニューは直感的で、異なるライドモードを簡単に切り替えることができる。

このレビューでは、ドゥカティ・ムルティストラーダ V4 Sのデザイン、仕上げ、ミラーの配置、乗り心地、ハンドルとレバーの調整、風と熱の管理、ディスプレイの視認性と調整機能、そしてメニューとライドモードの使いやすさについて詳しく説明されています。

レビュアーはバイクのデザインと仕上げに非常に満足しており、特にLEDとミラーのデザインを気に入っています。また、ウィンドシールドの調整が簡単で、風の流れをコントロールできる点や、熱管理システムが良く設計されている点も評価しています。ディスプレイは大きく、視認性が高いと述べており、メニューは直感的で使いやすいとのことです。

My Motorcycle Obsession様のレビューから。英語の動画です。下記内容はレビュー動画のほんの一部に触れているものであり、全体を網羅したものではありません。

ドゥカティ・ムルティストラーダ V4 Sのレビューを以下にまとめました。

項目詳細
ハンドルの感触ハンドルバーからの振動が少ない。
クラッチの感触クラッチがトリッキーであると感じた。
風防小さめだが胸元の風を良く遮る。
フロントエンドの感触操縦しやすく、リーン時に安定している。
シートの感触ファームでオフロード向け。数時間の乗車には適していると感じた。
ミラー良い視界を提供し、実用的であると感じた。
ウィンドノイズウィンドノイズはややカクカクしているが、特に気になるレベルではない。
エンジン音比較的静かで、加速時でも音が少ない。良い音を出す。
ブレーキフロントブレーキが優れており、リアブレーキもまずまず。
サスペンション路面の小さな凹凸をよく吸収する。
エンジンブレーキスポーツモードではエンジンブレーキが強く感じられる。
体感温度左足が特に暖かく感じる。
速度感60mphまでスムーズに加速。
パワー感高いパワーを感じ、楽しい。

レビュアーはドゥカティ・ムルティストラーダ V4 Sに関して多くのポジティブなフィードバックを提供しています。特にハンドルの感触やブレーキの性能、エンジンのパワーに関して高く評価しています。

また、シートの快適さやミラーの実用性も指摘しており、長時間のドライブでも快適に過ごせると述べています。ただし、クラッチがトリッキーであると感じた点や、左足周りの熱を感じる点に関しては改善の余地があると指摘しています。

ライバル車とその特徴

ドゥカティ・ムルティストラーダ V4 Sのライバル車と特徴をまとめました。

車名特徴
BMW R1250GS
  • 2019年に発表されたアドベンチャーモデルです。1,254ccの2気筒ボクサーエンジンを搭載し、最高出力は100kW(136PS)です。
  • タフな外観と高性能なオフロード能力が特徴。アドベンチャーツーリングに適した設計で、高品質な素材と先進技術を導入したサスペンションが利点。
KTM 1290 Super Adventure R
  • 1,301cc の水冷 4 ストローク V 型 2 気筒エンジンを搭載し、最高出力 160ps、最大トルク 140Nm を発揮します。
  • 最もワイルドで、最も難しい地形を走破するように設計されています。
Honda CRF1100L Africa Twin
  • 市街地から高速道路、郊外のワインディングロード、未舗装路まで、さまざまな道を走破できるアドベンチャーモデルです。

⇒⇒レビュー記事

Triumph Tiger 1200
  • 2022年にモデルチェンジされたアドベンチャーバイクの大排気量クラスです。
  • タイガー1200のエンジンは、タイガー900にも採用されたトライアンフ独自の「Tプレーン・トリプル・クランク」の水冷並列3気筒です。低回転域では2気筒のような力強いトルクで扱いやすく、高回転域では3気筒ならではのレスポンスとパワーを堪能できます。
Yamaha  Ténéré700
  • 2020年7月に国内でデビューしたアドベンチャーモデルです。軽量で頑丈なボディに、水冷DOHC4バルブの並列2気筒エンジンを搭載しています。
  • テネレ700の航続距離は、燃料タンクの容量が16Lの場合、約380kmです。燃料タンクの容量を23Lに増やしたテネレ700ワールドレイドの場合、最大500kmの航続距離が可能です。

⇒⇒レビュー記事

どんな人におすすめ?

ドゥカティ・ムルティストラーダ V4 Sがおすすめの人物像をまとめました。

おすすめの人物理由
長距離ツーリングを好むライダードゥカティ・ムルティストラーダ V4 Sは高性能なエンジンと快適なサスペンションを備えており、長距離のツーリングでもストレスなく走行できます。
テクノロジーに興味があるライダー最新の安全技術やライダーアシスタンスシステムを搭載しており、テクノロジーを活用して安全かつ快適な走行を求めるライダーに向いています。
オフロード走行を楽しみたいライダーオフロード走行モードが搭載されており、未舗装の路面でも安定した走行が可能です。オフロード走行を楽しみたい人には最適な選択肢となります。

ドゥカティ・ムルティストラーダ V4 Sは、多くの優れた機能を備えたバイクです。長距離を快適に走行することができるため、ツーリングを好むライダーに特におすすめです。さらに、最新の技術を多く採用している点から、テクノロジーに興味があるライダーにも適しています。

オフロード走行モードを利用すれば、未舗装の路面でも安定した走行を楽しむことが可能で、オフロード走行を楽しみたいライダーにもおすすめです。

ドゥカティ・ムルティストラーダ V4 Sに興味があってディーラーを訪れた人が、思わず目移りしてしまうかもしれないドゥカティの他の車種があるとしたら、それは何?

思わず目移りしてしまうかもしれないドゥカティの他の車種をまとめました。

車種名特徴適している利用シーン
ドゥカティ・パニガーレ V4 S
  • ドゥカティのフラッグシップモデルです。
  • 1,103ccのV型4気筒エンジンを搭載し、最高出力214馬力、最大トルク12.6kg/mを発生します。

⇒⇒レビュー記事

サーキット走行や高速道路
ドゥカティ・ディアベル 1260 ランボルギーニ
  • ドゥカティのクルーザーモデル「ディアベル1260S」をベースにしたランボルギーニとのコラボ作品。
  • トルクフルなエンジンで力強い加速を実現し、デザインも洗練されている。
日常の移動やツーリング
ドゥカティ・モンスター[937]
  • 937cc水冷デスモドロミック・テスタストレッタ11°Lツインエンジンを搭載したバイクです。
  • 軽量かつコンパクトで取り回しやすく、初心者でも扱いやすいバイクとなっている。

⇒⇒レビュー記事

都市部での移動や短距離ツーリング
ドゥカティ・スーパースポーツ 950
  • ドゥカティのロードスポーツバイクです。2021年に登場したこのモデルは、1973年に登場した「スーパースポーツ(SS)」の車名を継承しています。
  • スポーツバイクらしいデザインと快適な乗り心地を兼ね備えています。
週末のロングドライブやスポーティな走行

まとめ

バイク選びは、多くの要因を考慮する必要があります。ムルティストラーダ V4 Sは、特徴的なデザインと高いパフォーマンスが求められる人々に適した一台と言えます。今回の記事では、海外の評価や特徴、スペックを始め、価格やカラーバリエーションに至るまで、幅広い視点からムルティストラーダ V4 Sを解説しました。

ライバル車との比較や、おすすめの人物像についても言及しました。ディーラーを訪れた際に目を奪われるかもしれない他のドゥカティの車種についても探りました。

この記事が、ムルティストラーダ V4 Sを検討しているあなたの参考になれば幸いです。どのバイクが自身のニーズやライフスタイルに最適か、じっくりと考えて、最良の選択を行ってください。

ご覧いただきありがとうございました。

ドゥカティ検証:中古の注意点・中古が安い理由・エンジン寿命・壊れやすいのかなど

2023年9月8日
Mr.乱視
この記事は当サイトの管理人ミスター乱視が執筆しています。引用元・参照元を明示した信頼性の高い記事をお届けします。

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