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目次
ミニクーパーに乗るおばさんってヘン?Fさんがミニに惚れたポイントはここ。
Fさんがミニクーパーに乗ることになったきっかけと周囲の反応
Fさんは甲府市在住の50代の主婦です。私が保険代理店の代表をしていた時のお客様です。
子供さんも独立して、夫と二人暮らしです。今まで乗っていた車はホンダのフィット。車はあくまでも実用品で、買い物に不自由しなければまあ何でもいいという感じ。
ところが、2年前の春、妹さんから電話があり、「ミニクーパーを買ったから見に来て!」と言われたそうです。妹さんはFさんより7歳年下で、ポルシェに乗っているお二人の兄と同じくらい車好きです。
妹さんがミニクーパーを選んだ理由は、「小回りがきくし、燃費も良いし、可愛いし」という理由から。Fさんは、正直なところ「おばさんがミニクーパーに乗るなんて恥ずかしくないの?」と思ったそうです。※「おばさん」とはFさんが使った言葉です。それに乗っかって以下私も使わせていただきます。
でも、実際に妹さんの車を見てみると、思っていたよりも大人っぽくてお洒落な車だと感じたそうです。
すると、妹さんが「試乗してみなよ」と言ってキーを渡してくれました。最初は緊張したけれど、運転席に座ってみると、視界も良くて操作もスムーズで、アクセルを踏むとピュッと加速して気持ち良かったそうです。※「ピュッ」と加速するという表現が面白い。
妹さんも助手席から「楽しそうだね」と笑っていたそうですが、Fさんは初めて車を運転することの楽しさを味わったとのこと。(フィットは何だったのか・・・)
がぜんミニクーパーに関心が膨らむ
その日からFさんはミニクーパーに興味を持ち始めました。インターネットで色々調べたり、ミニのディーラーに行ってカタログをもらったりしました。夫や子供たちに相談すると、「お母さんも自分の好きな車に乗ればいいよ」と応援してくれたそうです。
そしてつい先日(2022年11月)、Fさんはミニクーパーを購入したのです。色は赤。カスタマイズも少しだけしました。納車された日は本当に嬉しくて、夫や子供たちと一緒に写真を撮りました。※トップ画像はFさんの車ではありませんが、色は同一です。
でも周囲の反応は様々でした。「おばさんがミニクーパー?若作りじゃない?」と言う人もいれば、「素敵だね!似合ってるよ!」と言う人もいました。
Fさんは周囲のことばは気にしていないようです。「自分が好きなんだからそれでいい」と。
ミニクーパーのデザインは年齢を問わない
Fさんの車は、ミニの3ドア、7速DCT、2年落ち走行距離7,000Kmの認定中古車です。厳密には「ミニクーパー」ではありませんが、そこはこの際どうでもいいことでしょう。(⇒⇒「ミニクーパーとは」)
街ですれ違うミニクーパーを見るのと、知人のミニクーパーを間近で眺めるのとでは、感じ方が随分違います。
やはり、実によく細部が詰められたデザインだと思います。インテリアも写真では何度も見ていますが、実物はいいもの感がひしひしと伝わってきます。
ミニクーパーは1959年に初代が誕生してから、60年以上の歴史があります。その間に様々なモデルやバリエーションが登場しましたが、BMWに引き継がれた後も、基本的には「小ぶりで丸みを帯びた形」を維持しています。
クラブマンやクロスオーバーは「小ぶり」とは言えませんが、ハッチバックの3ドアや5ドアは依然として愛らしい形と大きさだと思います。
あらためて感じたのは、ミニクーパーのデザインは年齢を問わないということです。若者でも中年でも年配者でも、女性も男性も、この車が好きで乗っている感じがこちらに伝わってくれば、もはや似合わない人はいない車です。
Fさんは50代ですが、赤いミニクーパーがとても似合っています。Fさんがおばさんでもおばさんでなくても、そこはあまり関係ないところでしょう。
ミニクーパーの魅力
ミニクーパーのデザインは人間をモチーフにしていると言われています。ヘッドライトは目、グリルは口、サイドのふくらみは女性のボディラインというわけです。
ボディカラーやオプションなどで自由にカスタマイズして個性を表現できますし、反対に、純正のまま何も付けずにシンプルなたたずまいを感じさせるやり方もあります。
BMWミニに移行した直後は、故障率がやや高めの時期がありましたが、その後は信頼性や耐久性がずっと高いクルマに仕上がっています。
安全装備も今の車にふさわしいものが装備されています。サスペンションやシートの味付けは、基本、スポーティなものですが、以前のような鋭い突き上げではなく、ファミリーカーとして許容できる乗り心地を確保しています。
フィットに乗っていた人が乗り換えても困ることは何もないですよ。
まとめ
久しぶりの再会は、Fさんが赤いミニクーパーから降りてきた場面でした。開いたドアから覗く内装がまたかっこよかった。※基本的に私は車しか見ていない・・・。
ボディの色がレフ版効果を果たしているのか、Fさんはとても顔色がよく、お元気そうでした。
話していて唯一残念だったのは、フィットの時は車両保険にお入りいただけなかったのに、ミニクーパーにはちゃんと車両保険(オールリスクタイプ)に加入済みとのこと。※少なく見積もっても保険料が3万円はアップするはず・・・。
読者の皆さんにお伝えしますが、いい車に乗っていても車両保険に入っていないのは相当残念な状況だという点をご認識ください。
車両保険に加入していれば、事故の相手と過失割合でもめた場合も、最終的にはすべて保険から支払われるので、気分的に余裕を持って交渉できます。
また、盗難にあったり、(地方では)動物と衝突したり、台風や大雨で水没したり、ドアパンチの被害に遭ったり、スーパーで当て逃げされたり、様々な場面で「入っていてよかった」となるのが車両保険です。
話がそれました。
ミニクーパーは「おばさん」が乗っても似合う車です。これが結論です。
ご覧いただきありがとうございました。
【2023年6月29日追記】次世代クロスオーバーEV「MINI CONCEPT ACEMAN」提案…グッドウッド2023出展へ(速報)
カテゴリ | 詳細 |
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車名 | MINI CONCEPT ACEMAN |
リリース情報 | 2023年7月、英国で開催される「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2023」に出展 |
セグメント | プレミアム小型車 |
形式 | クロスオーバーEV |
ボディサイズ | 全長4050mm、全幅1990mm、全高1590mm |
新デザイン言語 | 内外装に最新のLEDテクノロジー |
フロントグリル | 八角形、イルミネーテッドサラウンド |
ヘッドライト | マトリクスLEDユニット、独自の輪郭 |
テールライト | 縦長、マトリクスLEDユニット |
内装特徴 | 新設計のトグルスイッチ、ダッシュボードに地図やイメージを投影可能 |
インターフェース | 丸型有機ELディスプレイ「セントラルインターフェース」、デジタルとアナログの組み合わせの操作体系 |