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BMW、スモールコンパクトEV「 iX1」に急速充電無料のリースパック設定
BMW iX1(Wikimedia)
BMW、スモール・コンパクト・セグメント初の電気自動車『BMW iX1』を発表
2023年2月17日、BMWが『BMW iX1』を発売しました。BMWとしてはスモール・コンパクト・セグメント初の電気自動車です。
2月17日から受注を開始し、納車は2月下旬からを予定しています。
『BMW iX1』は『BMW X1(エックスワン)』のフルモデルチェンジと同時に、これのEV版として発表したものです。
iX1のスペック
- iX1のバッテリー容量は66.5kWh
- 普通充電は8kW対応
- チャデモ規格による急速充電は最大130kWの出力に対応
- 一充電走行距離はWLTCモードで465km(実用値に近いアメリカのEPAモード換算推計値は約372km)
- ボディサイズ「全長4,500mm×全幅1,835mm×全高1,625mm」
- 「xLine」と「M Sport」のバリエーション
- 車両本体価格は668万円〜(エンジンモデルよりも112万円高い設定)
- 生産終了したi3に代わるBMWのエントリーEV車
(EVSmart)
iX1専用「BMW i Life Package」の提供を開始
2023年2月17日発表。
- BMWの100%子会社であるBMWジャパンファイナンスは、電気自動車のリースパッケージ「BMW i Life Package」の提供を開始
- 電気自動車「BMW iX1」専用のパッケージで、月々のリース料に充電費用(家庭や職場での充電を除く)、保守・点検サポートが含まれる
- 再販価値や充電インフラなど、電気自動車の所有に関する懸念を軽減し、利便性を高めて電気自動車をより身近なものにすることが目的
- 月々のリース料は契約期間(3年、4年、5年)と年間所定距離(6,000km/9,000km/18,000km)によって異なり、パッケージの対象機種は順次拡大する見込み
(CARVIEW)
月額リース料に外出先の公共充電スポットを利用する際の利用料を含む今回のパッケージは「業界初」とうたっています。ただし、過去には類似のものとして、日産ZESP2の「旅ホーダイ」があって、これも公共急速充電器は使い放題でした(現在は終了しています)。
BMWのBEV車ラインナップ
日本に導入されているBMWの電気自動車は以下の7車種です。(2023年2月現在)
※BMWではBEVモデルにはすべて車名の頭に「i」が付きます。
- BMW iX1:6,680,000円~
- BMW i4:7,910,000円~
- BMW iX3:8,620,000円~
- BMW i4 M50:10,810,000円~
- BMW iX:10,750,000円~
- BMW i7:16,700,000円〜
- BMW iX M60:17,400,000円~
プラグインハイブリッド車は以下の4車種。
- BMW 330e セダン:7,100,000円〜
- BMW 530e セダン:8,840,000円~
- BMW X5 xDrive45e:11,190,000円~
- BMW XM:21,300,000円~
(EVSmart)
欧州勢のEVは高級車ばかり。でも、2024年には・・・
BMW、メルセデスベンツ、アウディ、ボルボ、ポルシェなどの欧州自動車メーカーが日本に導入しているBEVは価格的には「高級車」の部類です。
しかし、2024年にフォルクスワーゲンが2万ユーロ台前半(300万円程度)で ID.2(ID.Golf?)を投入する予定のようです。
もしも日本円で300万円だとして、2024年の時点でも国のCEV補助金や自治体の同趣旨の補助金が継続されていたら、文字通り「価格破壊車」になりますね。N-Boxやタントカスタムの方が「高額な車」になるかもしれません。
(EVSmart)
ご覧いただきありがとうございました。