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車の内装にカーボン調のシートってダサいですか?
※トップ画像はアマゾン通販より
イエローハットとかオートバックスにいくと車の内装用のパーツがたくさん陳列されています。
その中に、カーボン調のシートがあって、汎用のものもありますが、多くは車種を指定した専用品です。
たとえば、ホンダのオデッセイ専用のカーボン調シートで、ドアの内張りやひじ掛け部分用、センターコンソール部分用というぐあいに、購入してテープをはがせば自分ですぐに貼り付けられるお手軽品です。※オデッセイは2021年12月で生産終了だそうですね。残念です
お手軽だけど、内装の雰囲気はあっという間に一変します。
こうしたカーボン調のシートを貼り付けることはダサいのでしょうか?
ネットにはいろんな意見があります。
「そもそもカーボンというのは車の軽量化や強度アップのための素材であって、偽物をお手軽にペタペタ張り付けるなんてダサいとしか言いようがない」
「自分の車なんだから、難しいこと言わずに好きなものを好きなだけ貼り付ければいいと思う」
といった具合です。
けれども、これには私も意見があります。
つまり、
「見た目がカッコいいものであれば大いにアリでしょう」
というのが私の意見です。
いや、お前の意見など求めていない、世間一般の反応を知りたいだけだ、と思われるでしょうが、まあ、この際ですからちょっと耳を傾けてください。
たとえば、自動車メーカーが新車で発表する車の内装にしても、よく見れば、結局オートバックスなどで販売されているカーボン調とか木目調とかのフェイクを貼り付けてあるだけのものがほとんどです。
一部高級車などには素材も厳選した本物の素材を使用しているケースもありますが、多くは単なるシートです。
両者の違いは、新車に最初からついている内装材は、デザインも境界線の処理もよく計算されているのに対して、カー用品店で後付けする商品は、内装の他の部分とのバランスがややチグハグになりがちで、またシートの端っこのところがけっこう目立つものが多い、という点でしょう。
けれども、逆に言えば、偽物のカーボン調シートであっても、見た目がとてもカッコよくて、各車種専用にカットされていて、貼り付けた際に端っこ部分が不自然に段差にならないものであるなら、大いにアリだと思います。
偽物のカーボンだからダサいなどということは有り得ないと思います。
そもそも新車の内装だってほとんどは偽物を貼り付けてあるのですから。
要は、見た目がいいか悪いかだけが問題だと思います。
まして、カーボンは軽量化と剛性アップのための素材だからウンヌンは論外でしょう。
いわゆる「木目調」の内装材がありますが、あれはもちろん本物の木ではありません。でも、もしも本物の木を使用したら、木は経年で縮小する性質があるので、そのうちに端っこの方からめくれ上がったり剥がれかかったりするでしょう。
また、木の表面に塗装がしてあっても、やはり経年で塗装がはがれて、見るからに汚らしい悲惨な状態になるはずです。
むしろ仕上げのいい偽物の「木目調」パネルのほうが長く美しさを保ったりします。
そういう意味で、車の内装に偽物のカーボンシートを貼り付けるのがダサいなんて、そんな意見こそダサいと思います。
車の内装なんて偽物のオンパレードですから。
繰り返しますが、要は見た目がカッコいいかどうか、仕上げがきれいかどうか、接着剤の素材が低級ですぐに剥がれたりしないかどうか、問題はそういう部分のチェックであって、偽物のカーボンだからダサいということではないと思います。
ご覧いただきありがとうございました。