ズバット車買取比較 |
ドリームキャッチャーを車にぶら下げるのってダサいですか?
※トップ画像はWikipedia様より
ドリームキャッチャー(dreamcatcher)と呼ばれるアクセサリーがあります。
元々の由来は北アメリカ大陸の少数民族オジブワの魔除け、装飾品だそうです。
柳の枝を曲げた輪に糸を張り、それを蜘蛛の巣に見立てて、悪夢を捕らえ防いでくれるよう願ったといわれています。
やがて、子供たちの寝床の上にぶら下げて、子供たちを悪霊や悪夢から守るお守りとして普及したようです。
こうした由来のドリームキャッチャーですが、ドリームをキャッチするという名称のわかりやすさ、また見た目のかわいらしさもあって、日本でも多くの人に親しまれるアクセサリーとなっています。
ところで、このドリームキャッチャーを車のルームミラー部分にぶら下げたり、吸盤でフロントガラスの上部にくっつけたりしているドライバーをしばしば見かけます。
ネットではこれがダサいかダサくないかの議論があるようですが、申し訳ないけれど、これはそういう次元で問題にするような事柄ではないと思います。
「ドリームキャッチャー」であれ「ふさ」であれ「神社のお守り」であれ、車にゆらゆら動いたり視界を妨げるもの(死角を作り出すもの)を飾る行為そのものがNGだと思います。
道路交通法で禁止されているかいないかはこの際関係ありません。
動くもの、視界を妨げるものを取り付ける行為そのものが、ダサいとかダサくないということを通り越して、社会的に「やってはいけない行為」に分類される事柄だと思います。
個人的な好みの問題でさえありません。
センターコンソールやドアトリムに木目調のシートを貼り付けるのは個人の趣味であって、他人がとやかく言う問題ではありませんが、ドリームキャッチャーやふさや神社のお守りをぶらぶらぶら下げてドライバーの死角を作る行為は、そのドライバーだけの問題を通り越して、対向車や歩行者といった他者の安全、他者の命に大きくかかわる行為です。
趣味の問題ではなく、社会的にやってはいけない行為だと思います。
「ドリームキャッチャーを車にぶら下げていたら彼(彼女)に嫌われるだろうか」
という視点で語るべき問題ではなく、そんなものをぶら下げていたら死角ができて事故を起こす確率が高まるだろう、という視点で考えるべきことです。
ドリームキャッチャーそのものに罪はないです。
とても愛らしいアクセサリーだと思います。
これが部屋に飾ってあったら、見る者をことごとく安らかな気持ちにさせてくれる愛すべきアイテムに違いないと思います。
でも、車にはNGでしょう。
神社のお守りもふさも、運転中に車内でぶらぶら揺れ動いたり視界を妨げるものを取り付ける行為そのものがNG行為でしょう。
個人の趣味でも個人の自由でもありません。
ダサいとかダサくないという次元で語るべき問題でもありません。
社会的な問題です。
絶対やめて欲しいと思います。
ご覧いただきありがとうございました。