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サービスエリアの車中泊が人気な理由
(トップ画像は埼玉県の上里サービスエリアの画像です)
高速道路のサービスエリアやパーキングエリアはドライバーのオアシスのような場所です。
特にサービスエリアは内容が充実していて、トイレ、フードコート、レストラン、土産物の売店、休憩スペース、自動販売機、ガソリンスタンドなどはどのサービスエリアも標準装備です。
これ以外に、温泉施設、子供の遊び場、さらにテーマパークを備えたサービスエリアもあります。
以上は、ごく普通に高速道路を利用している人のための設備と言えますが、近年は「車中泊」が大変な盛り上がりを見せていて、お盆の帰省の際に時間とお金の節約のために仕方なく車中泊することもあれば、ほとんどキャンプと同様の感覚で車中泊そのものを楽しむためにサービスエリアに集結している人たちも数多くいます。
もちろん、「車中泊のプロ」である長距離トラックのドライバーの皆さんも従来通りたくさんいらっしゃいます。
とにかくサービスエリアならたとえ深夜でもトイレはあるし水道もあるし自動販売機もあります。
そしてなにより広大な駐車スペースがあって、しかも山中にポツンと1台だけというのではなく、周囲には同じ目的で車中泊をする「仲間」たちがいるので、なんとなく安心安全な場所だというイメージがあります。
確かに、基本的に安全安心な場所かもしれませんが、実際には大小さまざまなトラブル、事件事故が発生しているのも事実です。
よほど大きな事件でないといちいちマスコミでは取り上げられませんが、サービスエリアの車中泊には実はいろんな危険が潜んでいます。
サービスエリアの車中泊に潜む4つの危険
サービスエリアの車中泊を楽しく過ごすためにも、以下の点を注意していただきたいと思います。
あらかじめ危険な側面を認識しておけば、トラブルを未然に防ぐことができるはずです。
- 特に女性は性犯罪に注意:女性の一人旅が増えているようですが、危険のニオイは察知すべきです。サービスエリアでは周囲に車があるのが普通ですから、いわゆる問答無用のレイプはめったにないかもしれません。そのかわりに、ナンパを装った乱暴者の被害に遭う危険があります。ドアをノックして気軽に声をかけてくる者がいても、一切そんな気分でないのであれば、ちゃんと断るべきです。
- 夏は熱中症や脱水症状に注意:夏場の車中泊は夜の気温や湿度に応じて車内環境を整える必要があります。女性の一人旅ではやりずらいでしょうが、涼しい夜ならエンジンを切って窓やドアを開けっぱなしにするとちょうどいい場合もあります。深夜でも暑い日はエアコンをつけっぱなしにしたほうがいい時もあるでしょう。とにかく水分補給を忘れずに熱中症や脱水症状の危険を認識してマメに対応してください。⇒⇒エンジン付けっぱなしでエアコンを使うのはマナー違反ですが、周りの車もエンジンをかけているようなら仕方ない場合もあると思います。冗談抜きで死ぬか生きるかですから。ただ、本当はサブ電源のあるキャンピングカーか、エンジン停止でもエアコンが使えるEV車・ハイブリッド車がベストでしょう。
- 冬は防寒対策を万全に:冬の車中泊も地域やその日の気温によってマメな対応が必要です。エンジンを切って寝具だけで眠る場合は、深夜に寒さで目が覚めるようなことがないように重装備を用意しておくべきです。いったん体を冷やしてしまうと翌日の活動に大きなマイナスの影響を与えます。逆にエンジンをかけて暖房をとり続ける場合は乾燥しすぎる危険があります。さらに、大雪の日はマフラーを雪が覆って排気ガスが室内にこもる一酸化炭素中毒の危険があります。あるいは、コンセント付きの車で電気ヒーターを利用した際は火事の危険も潜んでいます。⇒⇒夏と同じくエンジンかけっぱなしはマナー違反です。でも臨機応変に。死ぬわけにはいきませんから。
- 季節を問わずエコノミークラス症候群の危険:リクライニングしたシートに横になる場合はもちろんのこと、後部座席をフルフラットにした広い面積で横になる場合も、車中泊では家のベッドで眠る場合に比べて自由自在に寝返りを打つことはできないでしょう。周囲に備品があるし、またフルフラットと言ってもたいてい名ばかりで実際にはけっこう凸凹があります。だから寝姿勢はどうしても窮屈なものになり、その結果エコノミークラス症候群の危険と常に隣り合わせです。血管に血液の塊ができる症状です。トイレに行く際などに意識して体操やストレッチをしてください。
ご覧いただきありがとうございました。