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【2022年11月2日追記】ツイッターに次の投稿がありました。この方のおっしゃる通りであれば、首都高の移動式オービスにフラッシュはなく(つまり光らない)、夜間であっても高感度カメラで顔やナンバーをしっかり映し出す機種が導入されていることになります。ご注意ください。
※以下のツイートには反則内容が記載された「呼び出し書」の画像があったのですが、その後削除されています。
皆さんはこうならないように気をつけ
てください☺️首都高を速度超過で走るのはもうやめた方がいいです。
移動式のオービスに3回映った結果です。
なぜ撮られたことに気づかなかったのかというとカメラのフラッシュが無くシャッターを切るだけで暗い場所でも顔やナンバーがハッキリとリプに続きます!— Cちゃんマン(22) (@CHR37826073) November 2, 2022
オービスって撮られたらわかる?昼間でもわかる?
2021年現在でオービスの種類は6種類ほどあるようですが、スピード超過を検知した際に発光する光の色は、赤または白の2種類に分かれるようです。※黄色のフラッシュもあるという報告があります
オービスが速度超過を検知して発光する場合、夜間であればほぼ間違いなく「撮られたらわかる」と思います。
赤であれ白であれ、はっきりと明確に光ります。
ところが、昼間にオービスが発光した場合は、「撮られたらわかる」場合と「撮られたかどうかわからない」場合が出てくると思います。
もしもオービスの位置をあらかじめ知っていて、オービスに近づく際にオービスに目を凝らしていれば、たぶん真昼間でも光ったのがわかるだろうと思います。※もちろん、スピード超過していないと光りませんが
しかし、オービスを通り過ぎた際にオービスの存在に気づき、あわててスピードメーターを見たら30キロほど速度超過しているような場合、
「まずい。オービスに撮られたかもしれない。でも、いま光ったかな?光ったようには見えなかったけど、どうなんだろう。もし撮られたのにそれに気づかないだけだったら、そのうち警察から通知が来るのかな。ああ、どうしよう。不安だな」
という感じになるのではないでしょうか。
あわててスピードメーターを確認した際、10キロ程度の速度超過であれば、まず気にする必要はないと思います。
でも、30キロくらいだと、一般道ではオービスが反応する超加速度になりますし、高速道路なら40キロオーバーと言われているので大丈夫かもしれない、といった微妙な速度になります。
昼間は「撮られたらわかる」ケースは少ないかも
そういうわけで、オービスは昼間でも赤か白でピカッと光りますが、夜間に比べて視認性はずっと悪くなります。
太陽の位置や周囲の状況によって、実際には発光したけれどそれに気づかないケースもあると思います。
何キロで光る?
オービスは「速度違反自動取締装置」のことですが、あらかじめ設定した速度をオーバーした車両が近づいてくると、センサーがそれを検知し、昼間でも夜間でも、サッとワンショット撮影をします。
撮影された画像には、ナンバーと運転者の顔が映り込んでいます。
撮影画像は、旧式はモノクロですが最新の機種はカラーです。
運転者の顔が映り込んでいることがキモで、この顔の画像がないと、後日警察が呼び出しても、
「車は確かに私のものですが、運転していたのは私じゃありません」
と車の所有者に主張されると、それが嘘であることを立証しない限り、警察は検挙できなくなります。
だから、ナンバーと共に運転者の顔が映っていることが意味を持つことになります。
さて、このオービスですが、一般的には下記の速度で反応すると言われています。
- 一般道:規制速度の30キロオーバー
- 高速道路:規制速度の40キロオーバー
しかし、近年導入が進んでいる移動式オービスになると、もっと厳しくなっているようです。
- 移動式オービス:規制速度の10キロ~15キロオーバー
というのも、移動式オービスの導入目的は、高速道路や幹線道路ではない、もっと生活に密着した道路における速度超過の取り締まりだからです。
生活道路で、規制速度が30キロ程度の道路に設置したりするので、10キロ~15キロオーバーでもかなり危険な速度域という判断になるので、そうした比較的わずかな速度超過でもピカッと発光するわけです。
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下記の記事も参考になさってください。
⇒⇒オービスはサングラスやマスク装着でも出頭通知が届く?:つまり、サングラスとマスクをダブルで装着し、完全に顔を覆った状態で数カ所のオービスを光らせている愉快犯のような場合は、たとえ運転者の顔の立証が困難なケースであっても、まずは出頭通知を出し、直接問い詰めるということも考えられます。 ⇒⇒スピード違反で止められなかったけれど不安です:「あ、やられた」と観念したのだけれど、その先で待ち構えているはずの警察官が、なぜか車を制止しようとせず、結局なにごともなくその場を通過することができたようなケース。こういうケースでは、ホッと安堵する反面、一抹の不安が残るのではないでしょうか。その場では何かの手違いで見逃されたものの、ナンバーを控えられているかもしれず、後日警察から呼び出しがあるのではないか、という不安です。 ⇒⇒Nシステムで捕まるケースとは?:オービスの場合は、センサーによって規制速度を超過した車のみを撮影しますが、Nシステムは通過する車をすべて1台残らず総ざらいで撮影します。軒並みです。Nシステムは、盗難車両や犯罪の逃走車両の特定が主たる目的です。 ⇒⇒Nシステムのデータ保存期間:Nシステム(自動車ナンバー自動読取装置)は、高速道路や一般国道、また空港や原子力発電所の近辺などに設置されている監視装置です。車のナンバーだけでなく運転者や助手席の乗員の顔も撮影し、データとして蓄積しています。蓄積されたデータは、主に犯罪捜査に使用されます。 ⇒⇒車のナンバーを警察で特定できる?:ここで、警察官がナンバーから車の所有者を特定したものの、それが不正なやり方であったために処分された事例を見ていただきたいと思います。警察といえども、しかるべき理由がなければナンバーから相手を特定できないことをご理解いただけるはずです。 ⇒⇒無車検車版ネズミ捕り:カメラで読み取ったナンバーは現場に持ち込んだパソコンのデータと照合して車検切れ車両を判別するのですが、なんと、パソコンはネットに接続した状態ではなく、あらかじめ前日の時点における車検切れデータを取り込んでおき、パソコン内のデータのなかからヒットするものを拾い上げる、こういう方式なのです。 |
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