【3分記事】オービス光ったかも・・光ったか不安で問い合わせ可能?

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2023年6月7日

オービス光ったかも・・光ったか不安で問い合わせ可能?

【2022年11月2日追記】ツイッターに次の投稿がありました。この方のおっしゃる通りであれば、首都高の移動式オービスにフラッシュはなく(つまり光らない)、夜間であっても高感度カメラで顔やナンバーをしっかり映し出す機種が導入されていることになります。ご注意ください。

※以下のツイートには反則内容が記載された「呼び出し書」の画像があったのですが、その後削除されています。

皆さんはこうならないように気をつけ
てください☺️

首都高を速度超過で走るのはもうやめた方がいいです。
移動式のオービスに3回映った結果です。
なぜ撮られたことに気づかなかったのかというとカメラのフラッシュが無くシャッターを切るだけで暗い場所でも顔やナンバーがハッキリとリプに続きます!

— Cちゃんマン(22) (@CHR37826073) November 2, 2022

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速度違反自動取締装置であるオービスは、主に高速道路や幹線道路に設置され日夜私たち自動車ユーザーの速度超過に目を光らせています。

2018年頃からは「どこでもオービス」と呼ばれる移動式オービスが使用されるようになって、2020年には全国すべての都道府県に導入完了という噂もあります。

移動式オービスは、たとえば「ゾーン30」などの生活道路にも簡単に臨時的な設置が可能で、こうした道路の制限速度はその名の通り30キロですが、いくつかの報告によると15キロ前後の速度超過で取り締まりの対象になっている事例も複数あるようです。

このように移動式オービスの場合は制限速度を15キロ前後オーバーした場合でもピカッとフラッシュが発光するケースもあるのですが、固定式オービスの場合は、一般的な傾向として、高速道路で40キロオーバー、幹線道路等の一般道で30キロオーバー時にフラッシュが発光するようです。

フラッシュの色に関しては、実際に捕まったみなさんの報告によれば、赤色、白色、まれに黄色、といったことになるようです。

ただし、夜間であればオービスのフラッシュが光ったかどうかわからないケースはまずないのですが、昼間であったり、昼夜問わずオービスの背後に何かしら強い光源があるようなケースでは、光ったかもしれないけれどちょっと確信が持てない、といったこともありうることです。

こういうケースでは、すぐさまスピードメーターを確認して、高速なら制限速度の40キロオーバー、一般道なら30キロオーバーしているかどうかをサッと確認すべきでしょう。

もしも、明確にそうした速度を10キロとか15キロは下回っているのであれば、それほど不安に思う必要はないと思います。

でも、まさに40キロとか30キロオーバーしていた、あるいはそれをゆうに上回る速度を出していたということになれば、これは不安でたまらないはずです。

すでに書きましたが、夜間であればオービスのフラッシュを見逃すことはまず考えられませんが、昼間であれば周囲の光線状況によっては光ったかどうか確信が持てないケースがあることも考えられ、もうどうしていいのか不安でいっぱいになるはず。

何と言っても、30キロとか40キロの速度超過は一発免停です。

  • 一般道では30キロオーバーで免停、違反点数6点、6ヵ月以下の懲役又は10万円以下の罰金となります。
  • 高速道路では40キロオーバーで免停、違反点数6点、6ヵ月以下の懲役又は10万円以下の罰金となります。
  • なお、一般道・高速道路ともに50キロオーバーになると違反点数12点です。免許取り消しは15点なので、前歴がなければかろうじて取り消しは免れることができます。

オービスで出頭命令が来ると、「警察への出頭」と「裁判所への出廷」と「免停期間短縮のための講習受講」など、少なくとも3日は日程を開けなければなりませんから、日常生活への影響は大です。

「光ったかも」

という不安を抱えたままあるかないかわからない警察からの出頭命令を待つ身の辛さは想像に余りあるものがあります。

オービスが「光ったかも」と不安な人の口コミをご紹介

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光ったか不安でも問い合わせには応じてもらえません

結論を言いますと、オービスが「光ったかも」と不安に駆られて警察に問い合わせても、警察は「わからない」と返答するのみです。

これは、警察が意地悪をしているのではなく、そもそも警察も知りようがない事柄であるからです。

オービスは速度超過した車を検知すると、ピカッとフラッシュを閃光させて車のナンバープレートと運転席のドライバーの顔を撮影します。

このナンバーとドライバーの顔が映った映像は、即座に自動的にデータ化されるのではなく、担当のスタッフがまずドライバーの顔がいざとなったら顔認証が可能な程度の鮮明さで写り込んでいるかを確認します。

顔が問題なく写り込んでいれば、次にナンバープレートの情報から車両の「所有者」を特定します。

この2つが揃った段階で初めて警察は「所有者」の住所に出頭命令を出すことになります。

したがって、こうした一連の作業が終了しない間は、光ったか不安に思うドライバーからの問い合わせがあったとしても、警察では調べようがないし、調べが付く段階ではすでに所有者宅に出頭命令が送られているので、そもそも問い合わせに答える必要性がないことになります。

そういうわけで、「光ったかも」と不安で仕方ないとしても、警察からの出頭命令をじっと我慢して待つしか方法がない、というのが結論です。

なお、オービスがピカッと光ってから出頭命令が届くまでの期間は、数日後~1か月程度の期間がかかります。ごくまれに2か月くらいたってから届くこともあるようですが、99%のケースで1か月以内に届きます。

しばらく待って何も届かなかった。その時になって初めて「光っていなかったんだ」と確信できるわけです。

(※)何らかの要因でオービスの撮影画像に写ったドライバーの顔が判別不能である場合、警察は出頭命令を出さないはずです。なぜなら、出頭して写真を確認しようにも、誰が映っているかわからないのですから、確認のしようがないからです。

(※)旧式のオービスはデジタルでなくアナログフィルムで画像を保存しているので、フィルム切れの場合はピカッと光っても後日出頭命令が来ない、と言われることがありますが、最近はほぼ新しい機材に入れ替わっているので、そういうことはまずないと思います。

(※)一部の噂で、出頭命令があっても無視し続ければ3年で時効になる、というものがあります。そうしたケースが絶対にないとは断言できませんが、警察では時効前に対策を打ってしっかり検挙しているようです。⇒⇒再三の出頭無視した交通違反者516人を逮捕「仕事が忙しかった」(2016.7.1 産経新聞)

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2023年6月7日

下記の記事も参考になさってください。

⇒⇒オービスはサングラスやマスク装着でも出頭通知が届く?つまり、サングラスとマスクをダブルで装着し、完全に顔を覆った状態で数カ所のオービスを光らせている愉快犯のような場合は、たとえ運転者の顔の立証が困難なケースであっても、まずは出頭通知を出し、直接問い詰めるということも考えられます。

⇒⇒オービスって撮られたらわかる?昼間でもわかる?「まずい。オービスに撮られたかもしれない。でも、いま光ったかな?光ったようには見えなかったけど、どうなんだろう。もし撮られたのにそれに気づかないだけだったら、そのうち警察から通知が来るのかな。ああ、どうしよう。不安だな」

⇒⇒スピード違反で止められなかったけれど不安です「あ、やられた」と観念したのだけれど、その先で待ち構えているはずの警察官が、なぜか車を制止しようとせず、結局なにごともなくその場を通過することができたようなケース。こういうケースでは、ホッと安堵する反面、一抹の不安が残るのではないでしょうか。その場では何かの手違いで見逃されたものの、ナンバーを控えられているかもしれず、後日警察から呼び出しがあるのではないか、という不安です。

⇒⇒Nシステムで捕まるケースとは?オービスの場合は、センサーによって規制速度を超過した車のみを撮影しますが、Nシステムは通過する車をすべて1台残らず総ざらいで撮影します。軒並みです。Nシステムは、盗難車両や犯罪の逃走車両の特定が主たる目的です。

⇒⇒Nシステムのデータ保存期間Nシステム(自動車ナンバー自動読取装置)は、高速道路や一般国道、また空港や原子力発電所の近辺などに設置されている監視装置です。車のナンバーだけでなく運転者や助手席の乗員の顔も撮影し、データとして蓄積しています。蓄積されたデータは、主に犯罪捜査に使用されます。

⇒⇒車のナンバーを警察で特定できる?ここで、警察官がナンバーから車の所有者を特定したものの、それが不正なやり方であったために処分された事例を見ていただきたいと思います。警察といえども、しかるべき理由がなければナンバーから相手を特定できないことをご理解いただけるはずです。

⇒⇒無車検車版ネズミ捕りカメラで読み取ったナンバーは現場に持ち込んだパソコンのデータと照合して車検切れ車両を判別するのですが、なんと、パソコンはネットに接続した状態ではなく、あらかじめ前日の時点における車検切れデータを取り込んでおき、パソコン内のデータのなかからヒットするものを拾い上げる、こういう方式なのです。

ご覧いただきありがとうございました。