【記事丸わかり】
⇒⇒【実録】絶対に買ってはいけない‥激安中古車の闇。 激安中古車のリスクとその見極め方とは? |
目次
- 1 買ってはいけない中古車ランキング:絶対に避けるべき10の注意点
- 2 絶対に避けるべき10の注意点
- 3 故障率の高い車種の見分け方
- 4 維持費が高くなるモデルの避け方
- 5 積極的に購入すべき中古車
- 5.1 大人気SUVでおすすめの中古車:ベスト10
- 5.2 維持費が安い車ランキング:ベスト10
- 5.2.1 ①スズキ「アルト」: 年間維持費約99,402円、燃費27.7km/L
- 5.2.2 ②スズキ「ワゴンR」: 年間維持費約105,132円、燃費25.2km/L
- 5.2.3 ③スズキ「ハスラー」: 年間維持費約105,640円、燃費25.0km/L
- 5.2.4 ④ダイハツ「ミライース」: 年間維持費約105,640円、燃費25.0km/L
- 5.2.5 ⑤トヨタ「ヤリス」: 年間維持費約116,224円、燃費36.0 km/L※ハイブリッド
- 5.2.6 ⑥トヨタ「アクア」: 年間維持費約116,473円、燃費34.6 km/L
- 5.2.7 ⑦トヨタ「ヤリスクロス」: 年間維持費約123,728円、燃費30.8 km/L※ハイブリッド
- 5.2.8 ⑧ホンダ「フィット」: 年間維持費約124,760円、燃費30.2 km/L※ハイブリッド
- 5.2.9 ⑨ダイハツ「ロッキー」: 年間維持費約128,923円、燃費28.0 km/L※ハイブリッド
- 5.2.10 ⑩ホンダ「ヴェゼル」: 年間維持費約135,780円、燃費24.8km/L※ハイブリッド
- 5.3 耐久性の高い経済的なファミリーカー:ベスト10
- 5.4 軽自動車:ベスト10
- 6 中古車購入のための実践的アドバイス
- 7 安全で賢い中古車選びのコツ
- 8 まとめ
買ってはいけない中古車ランキング:絶対に避けるべき10の注意点
中古車を買う時、いろいろなことに気をつける必要があります。この記事では、中古車を選ぶ時のポイントや、どんな車を避けた方がいいのか、どんな車を選ぶといいのかを、わかりやすく説明します。
具体的なアドバイスも紹介するので、中古車を選ぶ時の参考にしてみてください。この記事を参考に、失敗しない車選びをしましょう。
絶対に避けるべき10の注意点
中古車購入の際、絶対に避けるべき10の注意点をご案内します。中古車選びにおいて特に注意が必要な車種や特徴に基づいています。
- 故障率の高い高級車: 高価な修理費と維持費がかかる傾向があります。
- リコール歴多数のファミリーカー: 安全性に疑問がある車種が含まれます。
- ガソリン消費が激しい人気SUV: 維持費が高くなりがちです。
- 修理歴ありの中古車: 修理の程度によって安全性に問題が生じる可能性があります。
- 燃費が悪い中古車: 経済性に欠けるため、避けた方が良いです。
- 走行距離の多い中古車: 整備にかかる費用が大きくなる可能性があります。
- ネットでの個人売買: トラブルが発生する可能性が高いです。
- 水没・冠水車: 内部のサビや腐食が進みやすく、故障が発生する可能性があります。
- 古い低年式車: メンテナンス費用が増える傾向があります。
- カスタムされた中古車: 保安基準に合致しないカスタムは車検に通らない問題があります。
これらを避けることで、中古車選びの失敗リスクを減らすことができます。
故障率の高い車種の見分け方
上記の注意点の内、特に心配なのは、やはり「故障」でしょう。そこで、故障率の高いクルマの見分け方をご案内します。
- エンジンの始動と変速時の挙動: エンジンを始動した時やオートマチック・トランスミッションのシフトレバーをDやRに切り替えたときのショックの大きさを確認する。異常なショックはトラブルの前兆です。
- ハンドルのガタつきやブレ: 試乗が可能なら、ハンドルから伝わる振動がないか、ハンドルが左右どちらかに取られる動きがないかをチェックする。
- エアコンの臭い: エアコンをONにした際に車内に古びた雑巾のようなニオイがする場合、水没車の可能性があります。
- シートのヘタリ: 長く乗車するとシートがヘタり、運転席が特に傷みやすい。シートの張り具合を確かめることで車の使用度合いが分かります。
- マフラーの劣化: マフラーがサビて穴が開いている場合、交換には高額な修理費が必要です。
- エンジンの異音・振動: アイドリング時にエンジン回転数が安定しているか、エンジンから振動や異音が出ていないかを確認する。
上記のチェック項目は、クルマの素人でも簡単に確認できることばかりです。これらチェック項目にクリアーするだけで、リスクの8割くらいは回避できると思います。
維持費が高くなるモデルの避け方
中古車を購入する場合、最初にかかる費用だけを考えがちですが、もっと重要なのは購入後の「維持費」です。保証が手厚い新車と違って、ここが中古車の要点ともいえます。
- 車検が残っている中古車の選択: 車検の残りが少ない車は避ける。車検の残りが少ないと、購入後すぐにまとまった出費が発生してしまいます。車検の残りが少ない場合は、そこを指摘して値引き交渉の材料にしてください。
- 年式と走行距離: 「年式が新しい」「走行距離が短い」は故障しにくい車の指標です。ただし、長期間放置されていた車は内部が傷んでいる可能性があります。そのあたりの事情も販売員に質問してください。
- 車種の選択: 故障しにくい車種を選ぶためには、価格コムやみんカラなどのユーザーレビューを参考にしてください。
これらのポイントに注意しながら、中古車を選ぶことが重要です。故障率の高い車種や維持費がかさむ車種を避けることで、結果的に安心して長く乗ることができます。
積極的に購入すべき中古車
大人気SUVでおすすめの中古車:ベスト10
2022年の世界市場における新車販売において、ついにSUVがシェア40%を突破しました!もはや「SUVにあらずんばクルマにあらず」という状況です。
中古車も同様です。どの展示場を見渡しても、目に飛び込んでくるのはSUVばかり。要するに、それだけタマ数が多く、選択の幅が広いということです。
以下、おすすめのSUV車をご紹介します
1位:トヨタ ライズ
2位:ホンダ ヴェゼル
3位:トヨタ RAV4
4位:スバル フォレスター
5位:ダイハツ ロッキー
6位:トヨタ ハリアー
7位:三菱 デリカミニ
8位:マツダ CX-30
9位:トヨタ C-HR
10位:マツダ CX-8
維持費が安い車ランキング:ベスト10
維持費が安い車をランキングでご紹介します。このリストは、年間維持費が低く、信頼性が高い車種をネットの情報を基に作成しています。
①スズキ「アルト」: 年間維持費約99,402円、燃費27.7km/L
②スズキ「ワゴンR」: 年間維持費約105,132円、燃費25.2km/L
③スズキ「ハスラー」: 年間維持費約105,640円、燃費25.0km/L
④ダイハツ「ミライース」: 年間維持費約105,640円、燃費25.0km/L
⑤トヨタ「ヤリス」: 年間維持費約116,224円、燃費36.0 km/L※ハイブリッド
⑥トヨタ「アクア」: 年間維持費約116,473円、燃費34.6 km/L
⑦トヨタ「ヤリスクロス」: 年間維持費約123,728円、燃費30.8 km/L※ハイブリッド
⑧ホンダ「フィット」: 年間維持費約124,760円、燃費30.2 km/L※ハイブリッド
⑨ダイハツ「ロッキー」: 年間維持費約128,923円、燃費28.0 km/L※ハイブリッド
⑩ホンダ「ヴェゼル」: 年間維持費約135,780円、燃費24.8km/L※ハイブリッド
※「年間維持費」は車両ローン費用や月極駐車料金等を除いたおおよその目安です。実際には燃料費等を含めてこれ以上かかります。
※「燃費」はWLTCモード値です。
耐久性の高い経済的なファミリーカー:ベスト10
ファミリーカー選びのポイントは、購入予算に合った価格帯、家族の人数に合う最大乗車定員、購入後の維持費、ユーティリティ性能、安全性能、などに注目することです。以下は、家族向けのおすすめファミリーカーです。
①ダイハツ トール(姉妹車トヨタ ルーミー)
②トヨタ ヴォクシー
③トヨタ アルファード
④ダイハツ ムーヴキャンバス
⑤ホンダ フリード
⑥トヨタ ノア
⑦日産 セレナ
⑧トヨタ シエンタ
⑨ホンダ N-BOX
⑩マツダ CX-8
これらのモデルは、広い車内空間、快適な走行性能、実用的なシートアレンジなど、ファミリー層にとって魅力的な特徴を備えています。
軽自動車:ベスト10
単純に維持のみの比較をした場合、必ずしも軽自動車が最も安いとは限りません。なぜなら、最近の軽自動車は車両価格が上がっているからです。
たとえば三菱デリカミニは180~223万円、N-BOXは164~188万円、日産ルークスは163~239万円とけっこうな初期費用がかかります。
いっぽうで、ヤリスは 139~254万円、パッソは127~191万円という価格帯です。
つまり、一番下のグレード同士で比較すると、ヤリスやパッソといった小型乗用車の方が軽自動車より安いケースが出てきます。
こうなると、自動車税や重量税の差額を考慮に入れても、維持費の差はほとんどないようなものです。
結局、今軽自動車を選ぶのは、必ずしも維持費が最安だからではなく、車そのものの魅力が大幅に進化しているからだと思います。サイズ感を含めて、積極的に軽自動車を選ぶ理由があるということです。
①ホンダ N-BOX
②ダイハツ タント
③スズキ スペーシア
④日産 ルークス
⑤スズキ ハスラー
⑥ダイハツ タフト
⑦ホンダ N-WGN
⑧ダイハツ ムーヴキャンバス
⑨スズキ ワゴンRスマイル
⑩スズキ ジムニー
これらの軽自動車のうち、特にハイトワゴン・スーパーハイトワゴン系の車種は、家族4人でも快適に乗れる広さを提供し、狭い道でも運転しやすいという大きな長所があります。
中古車購入のための実践的アドバイス
中古車購入の際に考慮すべきポイントは、走行距離、事故歴、および保証期間の活用です。
走行距離
走行距離に関しては、単純に距離が短い車が良いとは限りません。長距離走行車であっても十分なメンテナンスがされていれば、状態が良い場合が多いです。
特に、法人登録されていた車両は、個人の所有車に比べて適切な整備がされていることが多く、走行距離に関わらず安心感があります。
したがって、「走行距離が10万kmを超えた車は危険」という考え方は古く、現在ではメンテナンスが適切に行われている車両であれば、10万km超えでも安全に乗ることができます。
トヨタのプロボックスなどは、中古車市場でも走行距離が多い車両がでまわっていますが、整備記録がしっかり残っている車両であれば、狙い目かもしれません。
ただし、営業車両として複数のドライバーが入れ代わり立ち代わり使用していた車は雑に扱われているケースが多いです。
それから、郊外で乗られていた車は、ゴー&ストップが多い街中で使用されていた車より状態が良いことが多いです。
いずれにしても、中古車に関しては、「見た目良ければ中身良し」ということはおおよそ正しいと言えます。キズや擦れが少なく、見た目がきれいなら、内燃機関もしっかりしているケースが多いと思います。
事故歴(修復歴)
事故車に関しては、その定義は曖昧で、軽微な損傷から大きな事故までを含みます。とはいえ、「修復歴車」の定義はより明確で、骨格部分の交換や修正が行われた車両を指します。したがって、板金修理等は修復歴には含まれません。
修復歴車は価格が低いことが多いですが、購入の際はその修復の質と範囲を十分に確認することが重要です。
私も十数台という車歴の中で一度だけ修復歴のあるクルマを購入したことがあります。「修復歴あり」の表示がしっかりなされた車両でした。バックドア部分の修復で、数年乗りましたが特に問題ありませんでした。
価格帯が高いクルマの場合は(気分的にも)ちょっと嫌ですが、価格がリーズナブルであれば、これも一つの選択肢かもしれません。※問題があっても被害が最小で済むので。
保証期間の活用
保証期間の活用については、購入する中古車が保証付きかどうかを確認することが大切です。保証がある場合、万が一の故障や不具合が発生した際に修理費用を抑えることができるため、安心して購入できます。
保証内容や期間を確認し、どのような場合に保証が適用されるのかを理解しておくことが重要です。
たとえば、カーセンサーなどで中古車選びをする場合、販売店独自の保証もあれば、カーセンサーが提供している保証もあります(「カーセンサーアフター保証」)。
保証というのは、何もなければ掛け捨てでもったいない感じがしますが、中古車が故障する場合は金額の大きな故障(トランスミッション、ラジエーター、ウォーターポンプ等)が発生する確率が高いので、ここは節約すべき項目ではないと思います。
そういう意味で、価格はやや高めになりますが、保証がしっかりついているメーカーの「認定中古車」を強くお勧めします。
安全で賢い中古車選びのコツ
中古車選びにおける「真実」とは、すべての車がそれぞれ独自の歴史を持っているということです。新車の場合は、メーカーによる一定の品質保証がありますが、中古車にはそのような保証はありません。
そのため、各車のメンテナンス履歴、事故歴、走行距離などを詳細に調べる必要があります。特に、高級車や人気のSUVなど、維持費が高いとされる車種は、そのコストが自分の予算内で管理できるかを慎重に検討する必要があります。
- 自分のニーズを理解する:どのような用途で車を使用するか、どの程度の予算をかけることができるかを明確にしましょう。
- 徹底的な調査:車種ごとの評判や故障率、維持費について徹底的に調査しましょう。
- メンテナンス履歴の確認:購入前には、車のメンテナンス履歴を確認し、可能であれば専門家による診断を受けましょう。整備記録簿は必須です。これが紛失してない車両はパスしてください。
- 隠れたコストに注意:保険、税金、燃料費など、購入後にかかる費用も考慮に入れましょう。
- 長期的な視点を持つ:短期的なコストだけでなく、長期的な維持費や車の耐久性も考慮しましょう。
まとめ
中古車を買う時は、しっかりと情報を集め、正しい知識を身につけることが大切です。この記事で紹介した、選び方のポイントや注意点を参考にして、良い車を見つけましょう。
走行距離や事故歴の確認、保証期間の活用なども忘れずにチェックしてください。正しい情報をもとに、安心して良い中古車を選びましょう。読んでくださってありがとうございました。