【記事丸わかり】
⇒⇒こんな方にマツダ車おすすめします |
【プチ調査】マツダ車に乗るのは恥ずかしいという人、ほんとにいるのでしょうか?
※トップ画像はCX-5(Wikipedia)
「マツダ車に乗るのは恥ずかしい」・・・ネットではこのような意見を見かけます。さらに気になって調べてみると、マイナスワードがずらり…。
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マツダ車を愛用している人や候補に入れている人にとって、聞き捨てならない言葉です。この記事では「マツダ車に乗るのは恥ずかしいという人、ほんとうにいるのでしょうか?」を追求すべく、マツダ車への批判的な意見を検証します!
マツダ車の『こだわり』や『魅力』についてもご紹介しますので、ぜひ、最後まで読み進めてみてくださいね!
マツダ車に対する否定的な意見はあるの?
ネット上には、以下のようなマツダ車のイメージを問う投稿がいくつか寄せられています。
さらに、5ちゃんねるでは以下のような投稿も。
「彼氏がマツダ車に乗っていて恥ずかしい」
「彼氏がマツダに乗っている、負け組っぽく、早く別れたい」
世間の評判を聞きたいということは、否定的な意見も出ているという証です。こちらの章では、このような否定的な意見の裏には、どんな理由があるのかを検証します。
エンブレム(ロゴマーク)がダサい
画像:マツダ
ネットでは、クルマの前後にあるマツダのエンブレムに対する「ダサい」の声が目立ちます。
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翼をイメージしたエンブレムは、1997年に導入されたもの。お馴染みのロゴマークですよね。
このロゴマークはフライングMとも呼ばれ、成長(growth)と改良(improvement)を表しています。現状に満足することなく、新たに革新的に進んで行こうとする企業の発展がコンセプト。
エンブレムに対する「ダサい」感覚は、個人の好みの問題です。実際、トヨタや日産車、他の車に対してもダサい声は存在します。
ですから、そこまで世間の反応を気にする必要はありません。
外車みたいなデザインが恥ずかしい
ネット上に寄せられたマツダ車のデザインに対する声がこちら。
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さらに、Yahoo!知恵袋には、マツダの車ってドイツ車のパクリですか?(参照URL)という投稿がありました。近年、国内メーカーの多くがファミリー層向けにミニバンの販売が増える中、マツダではミニバンの生産や開発からの撤退を決めています。
マツダは世界的に人気が出ているSUV開発に力を入れ、今後は欧米の需要を見据えた戦略です。その結果、海外の販路を広げるため、外国風のデザインが増えている点も批判的な意見が出ている要因のひとつと考えられます。
しかし、この戦略は日本国内での輸入車からの乗り換えに成果をあげています。
実際に、2022年9月に発売された新型モデル「CX-60」では、予約した約20%が輸入車からの乗り換えです。ドイツ車と近いデザインの「CX-60」が日本市場でも好調なのが分かります。
画像:CX-60 MAZDAのHPより
車名が分かりにくい
マツダ車は、他の国内メーカーのように、「アクセラ」「アテンザ」「デミオ」といった愛称がついていました。しかし、2019年フルモデルチェンジした「アクセラ」は、『マツダ3』に改名。同年7月には、「アテンザ」→『マツダ6』「デミオ」→『マツダ2』と名称が変更されています。
メインの車種が欧米のような数字とアルファベットの名前に変わってしまったことで、「車名が分かりにくい」、「前の名前に戻して欲しい」といった声があがっています。
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このように、イメージが湧きやすい名前に馴染みがある人には、無機質な数字やアルファベットの名前は、物足りなさを感じてしまう人もいるでしょう。
しかし、この車名変更にも海外での販売戦略が関係しています。マツダ自動車は、「マツダのブランドで選ばれたい」という思いから、車名にもマツダを使いたいと考えました。
また、カテゴリを表現する数字を使用することで、海外で展開している車名を統一し、マツダブランドの浸透を図るといった想いが込められています。
デザインのマンネリ化
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ラインナップしているデザインを見ると、確かに同じようなヘッドライトやグリルを採用していますよね。マツダ車では、デザインの統一を図るため、2010年に「魂動(こどう)デザイン」を打ち出しています。
各モデルに共通するデザインコンセプトを導入し、マツダのオリジナルデザインで勝負する「魂動デザイン」。デザインのマイナーチェンジは少なく、長くいつまでも愛される商品作りを目指すマツダ車のこだわりです。
「みな同じように見える」のは、あえてマツダ車が提案した路線であり、マツダならではの良さといえるでしょう。
故障が多い
マツダ車に乗っていて恥ずかしいという意見は、故障が多いことも理由のひとつと考えられます。
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近年、自動車メーカーでは環境対策に取り組み、ほとんどのメーカーでハイブリッドカーや電気自動車の採用が進んでいます。しかし、国内市場の中でマツダはエンジンの効率と性能を追求し、積極的にディーゼル車の導入を進めてきました。
マツダが進める次世代のクリーンディーゼルエンジンは、CO2の発生量も少なく有害物質の排出や走行時の騒音が抑えられます。一方、デメリットとしてガソリン車に比べて価格が高いことや、エンジントラブルが起きやすいことも挙げられます。
マツダ車に否定的な声があるのは、マツダ地獄が原因?
「マツダ地獄」という言葉を知っていますか?マツダ地獄とは、車の買い換えの時に大幅に値引きして販売し、他のメーカーに移れず結局マツダに乗り続けることになる無限ループのこと。(※以前はこのような販売をしていた時期があったとのこと)
マツダ車を買わざるを得なかったといったトラウマがある人も。マツダ地獄を知っている世代からは、マツダ自動車にはいい印象を持っていない人もいるようです。
【かっこいい】という声
ここまでに集めた否定的な意見は、あくまでも偏った見解によるものです。
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このようにマツダ車愛があふれる声も寄せられています。
マツダ車の魅力とは?
ここからは、マツダ車の魅力についてお伝えします!
世界に認められるデザイン
マツダの車は、「魂動デザイン」が採用された2012年以降、数々の世界レベルの章を受章しています。
「ワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤー」では、
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世界一美しいクルマとして、大賞を受賞しています。
近年では英国のジャガーやランドローバーなどの高級自動車メーカーが受賞する中で、日本車が快挙を成し遂げているのは素晴らしいことです。
また、ドイツ最高のデザイン賞「オートモティブ・ブランド・コンテスト」では、コンパクトSUVの「マツダCX-3」が受賞。
フランスで開催された国際自動車フェスティバルでは、「マツダ VISION COUPE(ビジョン・クーペ)」が「Most Beautiful Concept Car of the Year賞」に選出されています。
画像:マツダ VISION COUPE(MAZDA)
デザイン重視である欧州で、最も美しいコンセプトカーとして世界的な評価を受けた日本車は他にはありません。
マツダがあえてMT車にこだわる理由
MT車の設定が年々減っている自動車業界の中で、マツダ車はMT車のラインナップが充実しています。近年では「AT限定免許」が普及し、運転免許統計によると2020年に普通免許受験者の中で、AT限定の人は全体の約7割に及んでいます。
このように、需要が少ない層に目を向けているのがマツダのMT車。
マツダ自動車では、マツダ車を選ぶ全ての人に「車を操る楽しさを提供したい」といった考えのもと、可能な限り多くの車種にMT設定を導入しています。 |
シフトレバーやクラッチペダル操作、駆動力の伝達過程を自由に操れるマツダのMT車は、真のクルマ好きには憧れのメーカーとも言えるでしょう。
【2021年】国内ブランド別新車販売台数
(参照:日本自動車販売協会連合会)
【1位】トヨタ…121万2,751台 【2位】ホンダ…27万4,374台 【3位】日産…22万6,540台 【4位】マツダ…12万0,217台 【5位】スズキ…9万9,210台 |
2021年、国内のブランド別新車販売台数を見ると、国内3大大手自動車メーカーに次いでマツダ自動車は4位に位置しています。
ちなみに、2022年9月15日に発表されたマツダの新型モデル「CX-60」の販売も好調!予約開始から約2ヶ月半での受注数は8726台となり、計画していた月販2000台の4倍の売れ行きです。※CX-60の価格帯:¥2,992,000〜¥6,264,500
100万台を突破!世界一の生産累計「ロードスター」
画像:マツダ
マツダのロードスターは、1989年に発売された2人乗りオープンカーです。累計生産数はなんと100万台!
「世界で最も多く生産された2人乗り小型オープンスポーツカー」というギネス記録も樹立しています。 |
まとめ
マツダ車に対する批判的な意見をまとめました。
「マツダ車に乗るのは恥ずかしいという人、ほんとにいるのでしょうか?」
その結論は『NO』です。
恥ずかしい、ダサい意見はネットでは目立ちますが、実際に発言している人はほんの一部にすぎません。マツダ車と他の国産車を比べる声が多く、実際にマツダ車に乗っていない「真のマツダ車ファン」ではない人たちの意見です。
MT車にこだわった販売戦略、魂動デザインを取り入れた独自の外観、このような取組みは世界から評価されています。先日発売された新型CX-60は、高級感のある内装や上品な外観に、多くのクルマ好きから注目を集めています。
安売りから「プレミアム路線」への転換、そして海外を販路とした経営戦略がこれからどのように変化していくのか気になる存在です。
日本の自動車メーカー『マツダ』としての知名度もあがり、今後も注目していきたい国産車ではないでしょうか?
ご覧いただきありがとうございます。