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【記事丸わかり】
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CX-30のナビは小さい!いや、マツダのナビはみな小さい!の声は本当?
画像:Wikipedia
『CX-30のナビは小さくて使いづらい』という声をよく耳にします。さらに、マツダのナビはどの車種も小さいから、スマホで十分といった意見も。
こちらの章では、CX-30ユーザーのナビに対するクチコミを徹底調査します。「マツダのナビはみな小さくて使いづらい?」このような疑問も解消できますので、さらりと読んでくださいね。
マツダCX-30のナビに対するユーザーの声を検証
マツダCX-30のナビに対する不満の声を、以下の3つのクチコミサイトから検証します。
ナビの画面が小さい
- ナビは位置が遠く横長で使いにくい
- 8.8インチだが実質7インチ並み
- 位置が遠いうえ使える画面が小さいので、360度モニターも見にくい
タッチパネルじゃない
- 画面は高精細できれいだが、タッチパネルではなく使いにくい
- タッチパネルではないので、スマホのソフトを使ってやっと操作している
- viewボタンの位置が悪い
- とっさに前方を確認したい時にボタンを探してしまう
- ナビ、オーディオ、空調の操作の際に目視が必要となる場合が多く機能的ではない
ナビのルート案内に不満
- ナビの経路案内が良くありません
- 無用に側道案内される
ナビの画面が小さく使いづらいと言った声から、タッチパネルではない点、ナビのルート案内に不満を持つ方もいました。
そもそもマツダのナビは小さいの?
マツダの各車種のナビの大きさを比較してみましょう。
7インチ | ロードスター |
8インチ | MAZDA2(2021年10月生産分より) CX3 MAZDA6 |
8.8インチ | MAZDA3 CX-30 MX-30 CX-5 CX-8 |
9インチ | CX-9 |
10.25インチ | CX-5 CX-8 CX-9 CX-50 CX-60 |
12.3インチ | CX-60 |
CX-30の純正ナビは8.8インチ、CX5・CX8はオプションで10.25インチに変更できます。さらに、CX-60では12.3インチの大型ディスプレイの搭載も可能です。
デビュー当時は7インチの車種が多かったマツダですが、近年のモデルチェンジでは8インチ以上に変更され、今回CX-60の12.3インチの導入でさらに大型化が図られています。
他車のナビの大きさは?
近年では、12.3インチの超ワイドディスプレイが標準装備されたトヨタの「ハリアー」や、スバルの「新型レヴォーグ」には縦型センターディスプレイの大型モニターが採用され、各メーカーで画面の大型化が進んでいます。
CX-30のライバル車のナビ比較
CX-30のライバル車のナビの大きさを比較します。
- トヨタ「ヤリスクロス」…7インチ・8インチ(※グレードによる)
- スバル「XV」…8インチ
- ホンダ「ヴェゼル」…9インチ
ライバル車と比べると、ホンダヴェゼルは9インチと大きい仕様です。しかし、「ヤリスクロス」や「XV」よりもCX-30のナビは大きく、使いやすいサイズと言えるでしょう。
新世代マツダコネクトのメリット
現在ではマツダのほとんどの車種に、カーオーディオとカーナビが一体となった新世代カーコネクティビティシステムの「マツダコネクト」が搭載されています。この「マツコネ」には、便利な機能も豊富です。
以下、マツコネのメリットを解説します。
コマンダーコントロール
マツダのナビは、センターコンソールにあるスイッチとダッシュボード上にあるセンターディスプレイで構成されています。そのため、タッチパネル方式ではなくコマンダーコントロールで操作します。
タッチパネル非対応のナビとなりますが、その理由として「安全性を高めてくれる」メリットがあります。これには賛否両論ありますが、
- 走行中にタッチスクリーンを操作する危険性を回避
- ドライバーの視点移動を最小限にできる
など、より快適で安全性の高いドライブができる仕様です。
いい評価のクチコミ
「タッチパネルではなくダイヤルでの操作になりますが、走行中でも操作しやすく、良いのではと思います。」
スマホと連動
クチコミを見てみると、CX-30のユーザーは大半がナビで操作せず、スマホから専用アプリでナビを使用している人が見受けられました。マツダコネクトでは、Bluetoothでスマホに接続できるため、ナビの画面でマップや音楽、電話、メッセージ、音声操作が可能です。
使い慣れたスマホの機能を車のディスプレイで操作できるので、使い勝手の良いナビシステムと言えるでしょう。また、スマホからリモートで施錠操作ができたり、メンテナンス時期がスマホに通知されたりと、最先端のシステムが搭載されていますよ。
いい評価
「スマホとの連携が良いです(私はiPhone、グーグルもOK)。オーディオはもちろん、ナビや通話、メッセージ等も音声でのやりとりがスムーズだし、操作スイッチもブラインドタッチでいけるぐらい操作性が良い。」
測位精度が高い
純正のナビは、ナビゲーション用SDカードPLUSを購入し、最新の地図データを読み込ませて使用します。ナビのルート案内に不満の声もありますが、従来のマツコネより測位性能も改善されています。
米国の「GPS」に加えて、
- ロシアの衛星測位システム「グロナス」
- 日本の準天頂システム「みちびき」
に対応し、高層ビルや山の中といった場所でも安定した測位を可能にしています。
いい評価
「第一世代の評判が悪くて戦々恐々としていましたが、第二世代のこちらは特に大きな不満点はありません。」
ナビの更新は3年間無料
マツコネの地図データは年に1度の更新があり、SD購入後、3年間無償更新が可能です。常に最新情報が反映されているので、安心して利用できますよ。
車両情報をチェックして燃費節約!
マツコネには、インテリジェント・ドライブ・マスター(i–DM)と呼ばれる、ドライビングサポートシステムがあります。回生ブレーキの使用状況やウォッシャー液残量も確認可能なので、マツコネを利用して燃費節約やメンテナンスができる点もメリットです。ぜひ使い倒してくださいね。
まとめ
「CX-30のナビは小さい!いや、マツダのナビはみな小さい!の声は本当?」について解説しました。CX-30のナビは8.8インチの大きさで、他車で展開している特大モニターに比べると小さく感じる人もいるでしょう。
しかし、新世代マツダコネクトではタッチパネルを廃止し、走行中の安全性も考慮されています。スマホとの連携もあり、より便利な仕様にアップデートされています。
試乗時にはナビの操作性についても、じっくり確認してみてくださいね。ご覧いただきありがとうございます。