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【記事丸わかり】
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CX-30の後部座席はCX-5より狭い?室内寸法と荷室容量は?
マツダ CX-30:Wikipedia
マツダ車の中で最もコンパクトなクロスオーバーSUVが「CX-3」、ミドルクラスなら「CX-5」、ちょうどその中間にあたるサイズが「CX-30」になります。
「CX-30」と「CX-5」でどちらを購入するか迷うところ。
今回は、「CX-30」と「CX-5」の居住空間と荷室の広さを中心に比較します。
ボディサイズ比較
まずは、「CX-30」と「CX-5」のボディサイズを把握しておきましょう!
CX-30 | CX-5 | |
全長 | 4,395mm | 4,545mm |
全幅 | 1,795mm | 1,840mm |
全高 | 1,540mm | 1,690mm |
ホイールベース | 2,655mm | 2,700mm |
最小回転半径 | 5,3mm | 5,5mm |
【ボディサイズの差】
- 全長…150mm
- 全幅…45mm
- 全高…150mm
両車ともに5人乗り仕様で、CX-5の方がひと回り大きなサイズ。どちらも安定感のあるスポーティーなエクステリアが特徴です。
ボディサイズを比較すると、本格的なオフロードSUVの「CX-5」、小回りが利き街乗りや買い物に便利な「CX-30」といった印象です。
室内寸法比較
ボディサイズに差はありますが、室内寸法はどれくらいの差があるのでしょうか。
CX-30 | CX-5 | |
室内長 | 1,830mm | 1,890mm |
室内幅 | 1,490mm | 1,540mm |
室内高 | 1,210mm | 1,265mm |
ヘッドルーム | 967mm(フロント) 973mm(リア) | 1,007mm(フロント) 991mm(リア) |
【室内寸法の差】
- 室内長…70mm
- 室内幅…50mm
- 室内高…55mm
ボディサイズと同様に「CX-5」より「CX-30」の方が狭いという結果に。しかし、ボディサイズの差が150mmあるにもかかわらず、室内高に至っては55mmほどの差で抑えられています。
そのため、CX-30は広い室内空間を確保していることが分かります。
後部座席の居住性
後部座席の居住性については、
- 「CX-30」…背もたれが固定式
- 「CX-5」…2段階のリクライニング機能付き
モデルチェンジ前のCX-5はリクライニングのない仕様でしたが、現行モデルでは2段階のリクライニング機能が備わっています。よりリラックスして乗れるのは「CX-5」でしょう。
CX-30の固定式の後部座席については、普通車としては標準的な仕様なので仕方のない部分かと思われます。前席のスライド機能やリクライニングを工夫すれば、後部座席を広く確保できるので上手く調整しましょう。
室内空間のクチコミ
室内空間については、それぞれいいクチコミが多く見受けられます。
CX-30のクチコミ(みんカラ)
- 「後席も窮屈さを感じさせないように、上下方向に体を預けるレイアウトになっており、後席に座っても外観より窮屈な印象はありません。」
- 「後席の膝前空間は自分のシートポジションで拳1.5個分くらい」
- 「秀逸なデザインながら後席の頭上空間が確保され、パッケージングもよく練られている」
- 「後席ドアの開口も意外と広く、隣の車がビタ付けしてこなければ問題なくチャイルドシートの乗せ降ろしも可能」
- 「後席が狭いと良くレビューに有りますが、170cmの私のドラポジで有れば後席もこぶし2つ半入り問題有りません」
CX-5(みんカラ)
- 「後席や荷室まで余裕のあるスペースを確保しながら全長4.5mちょっとというのはすごい。走りも乗り心地も満足。」
- 「後席のドアが90度近く開くので乗り降りが楽。」
- 「奥さんと子供は後席に乗りますが、広さも十分です。不満は出ていません。」
- 「思ったよりも車内広く、後席も自分が乗っても閉塞感はありませんでした。」
サイズの小さいCX-30でも普段使いであれば、室内空間に不便を感じることはないでしょう。大人4~5人の長距離移動となると、CX-5より狭いCX-30だと疲れやすいかもしれません。
荷室容量比較
【ラゲッジサイズ】
CX-30 | CX-5 | |
荷室長 | 810mm | 950mm |
荷室幅 | 1,000mm | 1,040mm |
リアシート倒した時の荷室長 | 1,730mm | 1,830mm |
荷室容量 | 430L | 505L |
CX-30の荷室容量は「430L」で、ベビーカーとスーツケースを同時に積める広さであるのに対し、CX-5は「505L」と、ゴルフバックが4つ積める大きさです。CX-30は、ボディサイズが小さい分、ラゲッジサイズもCX-5より若干劣ります。
CX-30の後部座席は6:4の分割式となっており、左右どちらかの座席だけ倒すことも可能です。片方だけを前方に倒すことで、長尺ものの積載も可能!
長い荷物を積みながら、人も座れるといったメリットもありますよ。
一方、CX-5の後部座席は珍しい4:2:4の分割式となっており、中央のシートのみ倒して、スキー板やスノーボード、釣り竿などが積載可能です。また、ラゲッジスペースの床下には30Lのサブトランクボックスがあります。
洗車用品などの小物を入れるのにも便利ですよ。
【荷室に関するクチコミ】
CX-30
- 自分の場合はギターを積むことが多く、2本積めるのはありがたいです
- パワーリアゲートを自動で開閉できるのは買い物の時に便利です
- 買い物でもそこそこ積めて遊びにも使いたいという人にぴったりです
CX-5
- 後席4-2-4分割シート。スキーヤーの自分には嬉しい装備
- 荷室に関してもゴルフバックも横に乗るので良い
- Mazda2からの乗り換えなので、荷物を積める量が増えた
- キャンプ行く時もリアシートを倒せばかなり荷物も積めるし、使い勝手は良い
まとめ
「CX-30の後部座席はCX-5より狭い?室内寸法と荷室容量は?」について、両車を比較しました。CX-5よりボディサイズの小さいCX-30は、室内寸法や荷室容量については、若干劣ります。
しかし、クチコミを見てみると、十分乗りこなせる広さを確保していることが分かります。乗る人数やお子様の成長具合、乗せる荷物の大きさによっても使い勝手は大きく変わるでしょう。
ぜひ、実車で室内空間を比較してみてくださいね。ご覧いただきありがとうございます。