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【記事丸わかり】
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【プチ調査】ムーヴキャンバスで後悔?視界悪く信号見にくい?色で失敗?煽られる?
画像:Wikipedia
昨今軽自動車の需要が高まり、年間販売の約4割を軽自動車が占めています。パート先や買い物、子どもの送り迎えなど近場での運転に便利な軽自動車は、女性からも熱い支持を得ています。
2022年7月に登場したのが、丸みを帯びたフォルムに可愛らしい色が特徴の「ムーヴキャンバス」。色選びに悩んでいる人や、初めて軽自動車を購入する人のために、ムーヴキャンバスのクチコミから後悔したという声を検証します。
ムーヴキャンバスは、即購入したくなるくらい素敵な車ですが、購入者の不満点を事前に知っておけば、後悔のない車選びができます。「信号見にくい時の対策」や、「煽られる時の対処法」もあわせて解説しますので、購入後も安心してムーヴキャンバスのドライブを楽しめますよ!
ムーヴキャンバスについて
画像:ダイハツ
ムーヴキャンバス(MOVE CANBUS)は、ダイハツ工業が販売するムーヴシリーズの軽トールワゴンです。2016年に初代が発売され、2022年7月にフルモデルチェンジされました。
サイズは全長3,395×全幅1,475×全高1,655mmと初代のムーブより25mm車高が高くなり、荷室が広く快適な空間に仕上がっています。
丸みのある可愛らしいシルエットが特徴で、軽自動車で初めて両側スライドドアを採用し、デザイン性と機能性を両立した新感覚のスタイルワゴンとなっています。
画像:ダイハツ
ムーヴキャンバスのコンセプト
画像:ダイハツ
ムーヴキャンバスは、働く女性をメインターゲットに開発されたモデルです。
ムーヴキャンバスの名前の由来は、帆布を表す「キャンバス」という言葉に、
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の2つの意味を表しています。
後悔する不満点はあるの?
軽自動車とはいえ、ムーヴキャンバスは149.6万円~の価格設定なので、大きな買い物になりますよね。買って後悔したくない人のために、クチコミでよくみられる不満点と対処法を解説します。
信号見にくい
画像:ダイハツ
不満点の中でも、一番多く見受けられたのが「視界が悪い」「信号見にくい」の声。
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信号見にくい理由はなぜ?
「信号見にくい」といった意見はムーヴキャンバスに限ったことではなく、多くの軽自動車ユーザーからも集まっています。ネットでは以下のような投稿もありました。
「信号が見えないなんて失敗作ではないの?」と疑問の声も聞こえてきそうですが、このような信号見にくい現象は、昨今流行の「軽ハイトワゴン」に起きやすい仕様です。
ワゴンRスマイルもルーフがせり出しています(画像:スズキ)
最近の軽自動車は荷室を広くするため、多くの車種でフロントウインドウが運転席から遠い位置に直立気味に配置されています。
そのため、停止線と信号機の距離が近い交差点では信号が確認しづらくなります。
信号見にくい時の対処法
画像:ダイハツ
信号見にくい現象は軽自動車の仕様だけではなく、停車位置や運転姿勢にも原因があります。信号見にくい時の対処法を見ていきましょう。
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シートに浅く座り、リクライニングを倒している人は視界が悪くなってしまいます。視界を充分に保つためには、正しい運転姿勢を意識することが大切です。
停止線と信号の距離が近い場所では、停止線の少し手前で止めるようにしましょう。
加速がもたつく
画像:ダイハツ
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このように、クルマのパワーに物足りなさを感じている人もいました。「信号見えない」と同様、パワー不足は軽自動車ならではの特徴と言ってもいいでしょう。
新型ムーヴキャンバスには、「もう少しエンジンパワーが欲しい」という男性ユーザーのニーズに応えてターボエンジン仕様も追加されています。今回のターボ機能には、ダイハツの新開発機能であるトランスミッション「D-CVT」を搭載。
※「D-CVT」は、通常のベルト駆動に加えてギヤを組み込んだ「ベルト+ギヤ駆動」のこと。
このトランスミッションは、従来型に比べて発進時の加速のなめらかさがより向上し、低速域と高速域の両方で力強い走りを実現しています。
燃費が悪い
画像:ダイハツ
燃費についてもさまざまな見解がありました。
【悪い声】
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【いい声】
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ライバル車とカタログ燃費を比較してみましょう。
ムーヴキャンバス | 2WD車:20.6km/L 4WD車:19.6km/L |
ホンダ「N-BOX」 | 2WD:21.2km/L 4WD車:19.8km/L |
ダイハツ「タント」 | 2WD車;20.0~21.0km/L 4WD車:18.8~20.0km/L |
スズキ「スペーシア」 | 2WD車:21.2~22.2km/L 4WD車:20.2km/L |
日産「ルークス」 | 2WD車:20.8km/L 4WD車:18.2km/L |
ムーヴキャンバスは、ライバル車と比べると燃費が若干劣ります。近年はガソリン価格の高騰で、燃費の出費は抑えていきたいところ。
いずれにしても、カタログ燃費はあくまでも目安であり、日々の走り方やメンテナンスで実燃費を抑えることが可能です。
燃費を抑えるポイント
画像:ダイハツ
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このような乗り方を意識し、空気圧やエンジンオイルの補充などメンテナンスもこまめに行うことで実燃費を向上できます。※空気圧が低くなるとかなり燃費が悪化します
その他の不満点
画像:ダイハツ
ある程度不満点を理解しておけば、失敗のない車選びにつながります。その他の不満点を以下にまとめました。
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これらのことを事前に意識すれば、購入後後悔することはないでしょう。
色で失敗した声はあるの?
ムーヴキャンバスの購入にあたって、色選びで悩んでいる人も多いですよね。新型ムーヴキャンバスには「ストライプス」と「セオリー」の2種類のバリエーションをラインナップしています。
【ストライプスとセオリーの特徴】
「ストライプス」…メインにシャイニングホワイトパールのラインが施されたポップで可愛いツートンタイプ(8色展開)
画像:ダイハツ
「セオリー」…メインカラーのみのシンプルなモノトーンで、上品で落ち着いた雰囲気(7色展開)
画像:ダイハツ
女性が乗る機会が多いなら「ストライプス」、男性やファミリー向けの「セオリー」と選びやすい点もムーヴキャンバスの魅力のひとつ。
その背景には、ユーザー層の広がりがあります。
初代のムーヴキャンバスは、もともと女性向けに開発された車です。しかし、現代ではジェンダーレスの観点から、さまざまな考え方に合わせた幅広い選択ができるモデルを多く用意しています。
そのため、色選びで失敗したという声はありません。クチコミでは、
「内装色がブラックなので男が乗っても違和感がありません」
「単色でも、色は結構選べるので選んでいて楽しい」
「とにかく外観。レトロでカッコ可愛くてホントに気に入っています」
ボディーカラーに合わせて、「ベーシック」「キュート」「クール」の中からホイールキャップを選べたり、シートを好みに合わせて着せ替えできたりと、選ぶ楽しさがあるのも嬉しいですね。
画像:ダイハツ
ムーヴキャンバスは煽られるって本当?
ネット上ではムーヴキャンバスに乗っていて、煽られたという投稿がありました。
「ムーヴは煽られるって聞くけど、買ったら失敗するよね」と不安視する声も見受けられます。なぜ、煽られるのか、その理由を解説します。
煽られる理由
画像:ダイハツ
社会問題視されている「煽り運転」は、あおるドライバーに非があるのはもちろんですが、ムーヴキャンバスのような軽自動車は煽られやすいのも理由のひとつ。
日本アンガーマネジメント協会の調査では、「どのような状況の時に危険運転などの被害に遭いそうになりましたか?」の問いに、軽自動車または小さめの車に乗っている時と答えた方が39.2%いました。(参照URL)
軽自動車の特徴は、
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このような理由で、自分よりも弱い立場にある小さな車が、あおり運転の被害を受けやすい傾向にあります。
また、知らないうちに迷惑な運転をしていることも煽られる要因です。法定速度を守っていたとしても周囲の車の流れに合っていない速度や、急な車線変更、無理な合流も後続車にストレスを与え、トラブルの原因になります。
煽られる時の対処法
画像:ダイハツ
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右側の車線は追い越し車線になるので、それなりの走行速度が求められます。あおり運転を避けるには、できるだけ左側の車線を走るのがベスト。
周囲を気遣う「思いやり・譲り合い」を忘れず、相手の立場に立ったゆとりのある運転をしましょう。
ムーヴキャンバスにはこんなに嬉しい機能も!
ここからは女性目線で、「これはいいな!」と思ったムーヴキャンバスの嬉しい機能をご紹介します。
収納力抜群!「置きラクボックス」
画像:ダイハツ
ムーヴキャンバスには、シート下のスペースを有効活用できる「置きラクボックス」が設置されています。靴や折りたたみ傘、掃除道具などを入れるのにぴったりで、中身が外から見えないようにシート下に収納できます。
冷えやすい女性に「シートヒーター」
ムーヴキャンバスには、運転席と助手席シートに座面と背面を温める「シートヒーター機能」を装備しています。
さらに、ちょうどよい温度でドリンクをキープしてくれる保温機能付きの「ホッとカップホルダー」も。(※国内軽自動車初の機能です!)
冬の寒い日のお出かけや、寒冷地でのドライブも快適に過ごせますよ。
夜間でも足元を照らしてくれる「ヘッドランプ点灯延長機能」
車を降りてから家に入るまで、暗くてスマホのライトを駆使している人はいませんか?そんな時に便利な機能が「ヘッドランプ点灯延長機能」です。
降車後、一定時間ヘッドランプが足元を点灯してくれます。見えづらい足元を照らしてくれるので、家に入るまで安心です。
買って良かった!購入者の声
画像:ダイハツ
買って良かった人の声をご紹介します。
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数年後を見越した購入や、使用用途に合わせた車選びをしている方から高い評価があることが分かります。失敗した、後悔したという声はありませんので、安心して購入できる車ですよ!
まとめ
「ムーヴキャンバスで後悔?視界悪く信号見にくい?色で失敗?煽られる?」というテーマに沿って解説しました。
視界が悪く信号見にくいのは、軽自動車仕様によるもの。その特徴を理解した上で正しい運転姿勢や停車位置を意識すれば、視界も良くなり信号見にくい現象は回避できます。
煽られる傾向が強い軽自動車ですが、周りの状況に合わせた運転を心掛ければ充分対処できます。
また、色選びでは豊富なカラーリングが用意されており、自分のお気に入りの一台を見つけられるので、失敗や後悔することはありません。オプションやパーツなどオシャレな組み合わせが楽しめるのも、ムーヴキャンバスの魅力です。
後悔や失敗のない車選びをするために、こちらで紹介した不満点を参考にぜひディーラーに足を運んでみてくださいね!
ご覧いただきありがとうございます。
【2023年6月30日追記】ダイハツの新車ランキングでムーヴキャンバス1位!【2023年6月・MOTA調べ】
ランキング | 車種名 | 登場年 | ボディタイプ | 主な特徴 |
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第1位 | ダイハツ ムーヴキャンバス | 2016 | 軽ハイトワゴン | スライドドア、新プラットフォーム「DNGA」、ターボエンジン搭載モデル設定。2代目では、「ストライプス」と「セオリー」の2つのデザインシリーズ。 |
第2位 | ダイハツ タント | 2003 | 軽トールワゴン | 高めに設定された全高、ミラクルオープンドア、ミラクルウォークスルーパッケージ、助手席イージークローザー、タッチ&ゴーロック、次世代スマートアシスト等の機能を搭載。 |
タントを抜いちゃいましたね!