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【記事丸わかり】
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【プチ調査】タフトは軽自動車ですか?軽じゃない?後悔の声「ターボ要らない」「乗り心地悪い」他
画像:Wikipedia
打倒!ハスラ―として登場したダイハツ「タフト」、売上も好調で軽SUV市場の人気がさらに高まっています。そんなタフトを検索していると、「タフトは軽自動車ですか?」「軽じゃないの?」といった関連キーワードが出てきます。
こちらの記事では「タフトは軽自動車ですか?軽じゃない?」と言われる理由を検証します。また、「ターボは要らない」「乗り心地悪い」といった後悔の声も集め、リアルなクチコミを調査します。
この記事を読めば、きっと後悔しない車選びができますよ!ぜひ、読み進めてみてくださいね。
タフトとは?
画像:ダイハツ
タフト(TAFT)は、ダイハツ工業が生産、販売している『軽自動車』のクロスオーバーSUVです。2020年6月に発売が開始され、「青空SUV」というキャッチコピーの名の通り、開放感を感じながら楽しく走れるクルマです。
価格は1,353,000円(税込)からと比較的手に入れやすい価格帯で、これぞSUV!というワイルドな外観は存在感も抜群で、幅広い年齢層から注目を集めています。
タフトの名前の由来
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車名のタフト(TAFT)は、「Tough&Almighty Fun Tool」の頭文字に由来しています。「日常からレジャーシーンまで大活躍、「毎日を楽しくしてくれる頼れる相棒」をコンセプトに開発されました。
「タフトは軽自動車ですか?軽じゃない?」という声を検証
画像:ダイハツ
「タフトは軽自動車ですか?」の問いに対する答えは、
「はい、タフトは軽自動車」に分類される車です。
しかし、なぜネット上には「タフトは軽自動車ですか?」「軽じゃないの?」という声が飛び交っているのでしょうか。実はその疑問の裏には、さまざまな「説」が関係しています。
この章では、「タフトは軽じゃないの?」と言われる理由を探っていきます。
初代タフトと混同している説
「タフトは軽自動車ですか?」と言われる理由は、タフトの歴史に関係しています。早速、タフトの歴史を遡って読み解いてみましょう。
初代タフトは、1974年から1984年までに生産された四輪駆動車です。当時のエンジンは1Lガソリンが最小だったため、軽自動車ではなくいわゆる普通車の小型登録車でした。
そのため、昔のタフトを知っている人は「タフトは軽自動車ですか?普通自動車では?」と初代タフトと混同していると考えられます。
現行のタフトは、排気量660cc以下、全長3.4m×全幅1.48m×全高2m以下の、国が定める基準の『軽自動車』に分類されます。
白ナンバーの軽自動車と間違えている説
街中で白ナンバーのタフトを見たことはありませんか?そのクルマを見た方から「タフトは軽じゃないの?」と、疑問の声が出ているようですね。
通常、軽自動車は高速道路の料金所で小型車、普通車と区別するため、黄色ナンバーが義務づけられています。軽自動車のタフトが白ナンバーなのは、「2019年ラグビーワールドカップ」と「2020年東京オリンピック・パラリンピック」の開催にあたり、2017年から記念ナンバープレートが交付されたことが理由です。
この記念ナンバープレートは、大会ロゴ、エンブレムのみのシンプルなデザインもあり、黄色ナンバーの軽自動車にも白ナンバーが装着できると話題になりました。
軽自動車ユーザーが白ナンバーにする理由は?
黄色のナンバープレートは、
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このような理由で、白ナンバーを希望する方が多い傾向です。(※勝手に白ナンバーに変更することは法律で禁じられています。)ちなみに現在は、全国版図柄入りナンバープレートの装着が可能です。
全国47都道府県の花をモチーフにしたイラストを採用し、ナンバープレートに黄色の縁取りが入ります。
タフトが軽自動車に見えない説
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「タフトは軽自動車ですか?」と言われるのは、まるで普通自動車のような外観と乗り心地のよさが理由として挙げられます。SNSでも以下のような声がありました。
タフトには他の軽自動車にはない「スカイフィールトップ」が標準装備されていることも軽に見えない理由です。シェードを開ければ、明るく圧倒的な開放感を持ち、普通車のような視界の広さも魅力です。
また、普通車に負けない先進安全技術を搭載していることも、「軽だけど軽じゃない!」と高い評価を受けています。
ターボは「要る?」「要らない?」
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タフトのグレードは「X」と「G」の2種類があり、それぞれにターボ搭載車である「Xターボ」・「Gターボ」の設定が可能です。ターボは後付けが難しいことから「要る」「要らない」をしっかり見極めておかないと、後悔につながってしまいます。
この章では、ターボ要る?それとも要らない?の声を購入者のクチコミから検証します。
タフトのターボのメリット
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排気量が660ccと決められている軽自動車は、加速力が弱い点がデメリットです。街中での買い物ではノンターボで十分ですが、山道や高速道路ではパワー不足を感じます。
ターボ搭載のタフトにすると以下のようなメリットがあります。
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このように、快適な走行でストレスなく運転できます。
「ターボは要らない」の声
このように、メリットの多いターボ車ですが、購入者のクチコミには「ターボ要らない」という意見がありました。
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このようにターボ要らないという方は、「ターボにする必要はない、ノンターボでも充分だ」ということで、ターボ設定しなくても後悔がないようでした。
ターボにしてよかった人のクチコミ
画像:ダイハツ
「ターボ要らない」といった声とは反対に、「ターボにしてよかった」という声はあるのでしょうか?
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ターボ要らない人は?
ターボ要る、要らないについては、どんなシーンで乗るのかを考えて決めるのが一番です。
【ターボ要らない人】
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ターボありとなしの価格の差は以下の通りです。
2WD | 4WD | |
ターボなし | 148万5,000円 | 161万1,500円 |
ターボあり | 160万6,000円 | 173万2,500円 |
ターボのあるなしでは、約12万円の差が生じます。そのため、少しでも購入価格を抑えたい人は、ターボは要らないでしょう。また、キャンプや海水浴、旅行など街乗り以外の目的で利用する機会が多い人は、高速道路や山道である程度のパワーが必要になります。
街乗りメインの人なら、ノンターボのタフトでも充分快適な走行が可能です。
燃費に差はあるの?
画像:ダイハツ
タフトのノンターボとターボ搭載車のカタログ燃費を比較してみましょう。
車種 | カタログ燃費 |
X | 20.5km/L |
G | 20.5km/L |
Gターボ2WD | 20.2km/L |
Gターボ4WD | 19.6km/L |
自然吸気のNA車と比べると、ターボ車は燃費が悪いと言われていますが、近年は技術の進化により、低燃費のターボ車が実現しています。タフトもそのひとつ。
上記のカタログ燃費を比較すると、若干の差はあるものの燃費にはそこまで影響しません。
しかし、総合的に考えた場合、長期間乗りたい人や長い距離を乗る人は、燃費の良いノンターボを選択しておいた方が後悔はないでしょう!
「乗り心地悪い」など後悔の声はある?
タフトは乗り心地が悪いという噂があるけど、本当のところはどうなのでしょうか?以下のクチコミサイトから、どんな風に「乗り心地が悪い」のか、その他の不満点についても検証します。
「乗り心地悪い」声
画像:ダイハツ
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「乗り心地がいい」声
画像:ダイハツ
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タフトのレビューでは、「乗り心地悪い」・「快適な乗り心地」と2つに意見が分かれています。乗り心地の悪さとして、軽自動車特有の重量の軽さからくる突き上げ感は否めません。
また、今まで普通車に乗っていた方は、乗り心地悪いと感じてしまうこともあるでしょう。このように、乗り心地の感じ方は人それぞれ異なります。
試乗時には、シートの硬さや突き上げ感だけではなく、後部座席に座ってみるなど、自分の目と耳でしっかりと確かめておきましょう。
その他の不満点について
レビューを検索していると、買って後悔したとまでは言わないまでも、いくつかの不満点が見つかりました。
【その他の不満点】
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この中でも声が多かったのが「リアシートがスライドしない」点。タフトのリアシートは前後スライド機能の設定がありません。
この設定は、ダイハツユーザーの声から反映された仕様です。ダイハツが軽自動車ユーザーに調査したところ、平均乗車率が1.5人であり後席は荷室として使用するケースが多かったため、ユーザーの意見に寄り添った内装が施されています。
このように不満点がいくつか存在しますが、買って後悔するクルマではありません。むしろ上記の不満点を知っていれば、後悔のない選択ができて、納得のいくクルマ選びにつながります。
まとめ
画像:ダイハツ
タフトは軽自動車ですか?軽じゃない?後悔の声「ターボ要らない」「乗り心地悪い」他
というテーマに基づき解説しました。
タフトはクールでワイルドな出で立ちから、普通車のようなSUV感が魅力的です。また、普通車の初代タフトや、記念ナンバープレートの白ナンバータフトが存在しているのも「タフトは軽自動車ですか?」と言われる理由です。
現行のタフトは、法律で定められた軽自動車になります。
「ターボ要る・要らない」については、乗る目的やシーンを考慮して選択すると後悔がありません。「乗り心地悪い」などの声は、個人の感覚によるものです。
この記事で調査した不満点を理解してクルマ選びをすれば、後悔のない素敵な一台に出会えます!ぜひ、こちらの記事を参考にしてクルマ選びに役立ててくださいね。
ご覧いただきありがとうございます。
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