ミラココア大解析：「欠点ポイント」を重点的に検証！

ダイハツミラココア（2009年8月1日発売～2018年4月販売終了）：Wikipedia

クルマの購入を考える際、性能やデザインはもちろん、実際のユーザーの声を聞くことが大切です。今回は、多くの方々から注目されているミラココアに焦点を当て、実際の使用者のレビューを基に、「欠点ポイント」を詳しく検証していきます。

本記事では、価格、中古車相場、デザイン、快適性、機能性、エンジン性能など、さまざまな観点からミラココアを解析。肯定的な意見と合わせて、どのような方におすすめできるのかも考察していきます。

どんなクルマ？

ミラココアは、ダイハツ工業が製造・販売していたハッチバック型（軽セダン）の軽自動車です。2009年8月に誕生し、2018年まで生産・販売が続けられていました。

ミラの派生車種で、せっかくの愛車であれば、実用一辺倒の車よりも遊び心や個性をもったモデルを選びたい、といった特に若い女性ユーザーをメインターゲットに開発された車です。

ファッショナブルな外観デザインが特徴で、全体的にはボクシーなフォルムながらも角を丸め、視界の良い運転のしやすいパッケージデザインが採用されています。

既に絶版モデルとなり、中古車でしか入手できませんが、物件数が多くて価格はリーズナブルです。好みの車両をじっくり物色できる、まさに「選び甲斐のある中古車」となっています。

価格

ミラココアの新車時の価格帯です。

105～165万円

中古車相場

2024年1月6日時点で、カーセンサーには2,789台のミラココアが登録されています。平均価格は42.4万円、価格帯は2.9万円～127.6万円です。

走行距離の少ない極上車もかなりありますよ。

評価が辛口なレビューをご紹介

この記事のテーマは『ミラココア大解析：「欠点ポイント」を重点的に検証！』です。

検証するには材料が必要です。

まず、ミラココアに関する評価が辛口なレビューをご案内します。

エクステリアが女性向けで男性には合わない可能性がある
インテリアが古い感じがする
スマートフォン用のUSBなどの装備が不足している
エンジン性能が基本的に遅く、加速が鈍い
高速道路での合流や信号ダッシュ時にパワー不足を感じる
走行性能は特に特筆すべき点がなく、普通
乗り心地がふわふわしていることがある
燃費がもう少し欲しいレベル
インテリアの快適性が少し低い
エンジンの振動とノイズが不快
車内の遮音性は高いが、振動が大きい
サスペンションが柔らかすぎてフラフラする
リアの沈み込みが酷い
CVTのギアの切り替わりが不快

登り坂での性能が不足している
風切り音が大きい
車体から時々奇妙な音がする
燃費が思ったよりも良くない
インテリアがプラスチック感が強い
アイドリングストップの性能がいまいち
スピードを出すとロールが大きい
エアコンをつけると燃費が悪化する
エンジンが高回転型で低速トルクが乏しい
シートヒーターがない

リアシートのリクライニングが不足している
ブレーキの初期制動が弱い
車高調整が必要と感じるほど足回りが柔らかい
ダイハツ特有の大きめのロールがカーブで発生する
助手席側のAピラーとドアミラーによる死角が大きい
価格が少し高いと感じる
リヤにスタビライザーが付けられないのが不便
内装が前期モデルに比べて簡素化されている
ボイスナビの機能が限定的
タイヤとホイールの設定が限られている
低速トルクが弱く、踏むと燃費が悪化する

以上のような評価が一定数見られます。これらはあくまでレビュアーの意見であり、必ずしもすべての指摘がファクトであるとは限りません。しかし、これらの意見はミラココアに関する様々な着眼点を提供しているので、ぜひ参考になさってください。

「欠点ポイント」を分類し解析しました

評価が辛口な上記レビューをもとに、「欠点ポイント」を検証します。

デザインと快適性

エクステリアは女性向けであり、男性には合わない可能性があるといった意見がある。
インテリアは古い感じがすると評されている。
内装が前期モデルに比べて簡素化されているという意見も見られる。

機能性と装備

スマートフォン充電用のUSBなどの装備が不足していると感じられている。
アイドリングストップの性能がいまいちだという評価がある。
シートヒーターがないという点も指摘されている。

エンジンと走行性能

エンジン性能が基本的に遅く、加速が鈍いという意見が多い。
高速道路での合流や信号ダッシュ時にパワー不足を感じると評されている。
エンジンが高回転型で低速トルクが乏しいとの声がある。

乗り心地と燃費

乗り心地がふわふわしていることがあり、特にリアの沈み込みが酷いという評価がある。
燃費がもう少し欲しいレベルと感じられている。

騒音と振動

エンジンの振動とノイズが不快だといった意見がある。
車内の遮音性は高いが、振動が大きいと評されている。
ロードノイズがうるさいという声も見られる。

価格と総合的な評価

価格が高めだという評価もある。

これらの意見はミラココアに関する様々な着目点を提供しているので、ぜひ参考になさってください。

肯定的・ポジティブなレビューをご紹介

次に、ミラココアに関する肯定的・ポジティブなレビューをご案内します。

エクステリアが丸目で愛らしく、女性向けの可愛らしいデザイン
カスタム次第で男女関係なく乗れる
インテリアの使い勝手が良く、ドリンクホルダーなどが便利
エンジンが予想以上にしっかりと走る
CVTとの相性が良く、適度な加速感を提供
足回りは不安を感じさせない
中古価格が低めで、初心者にオススメ
内装がシンプルでスッキリしており、プラスチッキーだが可愛らしい
エアコン吹き出し口がメッキ、ステアリングが本革など、グレードによる豪華な内装
燃費が良い
価格に見合った良い作りで、コストパフォーマンスが高い
ベース車が安いため、色々ついていてもお手頃感がある
中古での購入を検討している方にはプラスGがおすすめ

エクステリアが非常にかわいい
３連メーターが見やすい
コンパクトで狭い道でも運転しやすい
装備が充実している
リセールバリューが良い
他の車よりも安全運転に適している
女の子が運転するにはちょうど良い乗り心地
高速での燃費が良い
冬場の暖房の利きが良い

丸目ライトのデザインが魅力的
室内が広く、4人乗車でも快適
シンプルで清潔感のあるインテリアデザイン
燃費が良い（平均18km/l程度）
シートの腰部支持がしっかりしている
ブレーキコントロールがしやすい
CVTの変速がスムーズで静か
デザインに一目惚れするほどの魅力

以上のような評価が一定数見られます。これらの意見はミラココアに関する様々な着眼点を提供しているので、ぜひ参考になさってください。

総合的・全般的なレビューをご紹介

レビューの最後に、ミラココアに関する総合的・全般的なレビューをご案内します。「細かな点ではいろいろ言いたいことがあるけれど、結局のところミラココアのことをどう思っているのか」、そうしたレビュアーの＜思い＞が込められたレビューとなります。ぜひ、参考になさってください。

エクステリアは女性向けだが、カスタム次第で男女問わず乗れる
インテリアは古いが、使い勝手は良い
エンジン性能は遅いが、予想以上に良い走りをする
走行性能は普通だが、街乗りには十分。乗り心地は良くも悪くも普通
燃費と価格は満足できるレベル
コストパフォーマンスに優れ、初心者や中古車を検討している方に適している

可愛さを重視するならおすすめ。動力性能に期待しない方が良い
１～２人乗車でのんびり走るには適している
安定性や静粛性は普通の軽自動車レベル
スズキの車に比べると動力性能で見劣りするが、不満の少ない車

デザインが主な購入理由で、その点においては大変満足している
機能面では多少の不満はあるものの、全体的には良い評価
通勤や街乗りには適しており、長い付き合いが期待できる車

レビューサイトの平均評価点のご案内

ミラココアが有名なレビューサイトでどう評価されているか、以下ご紹介します。

みんカラ：3.98点（5点満点）
価格コム：4.23点（5点満点）

※2024年1月6日時点

どんな人におすすめ？

ミラココアがおすすめの人物像をまとめました。

おすすめの人物	理由
街乗りを主にする人	ミラココアは小回りが利き、狭い道でも運転しやすいため、市街地での使用に適しています。
燃費を重視する人	コンパクトカーであり、燃費効率が良いため、燃料コストを抑えたい人に適しています。
初心者ドライバー	操作が簡単で、見通しが良いため、運転に慣れていない人にも安心して運転できます。
予算を抑えたい人	比較的低価格であるため、初めての車購入や予算に限りがある人にも手が届きやすいです。

ミラココアは、コンパクトなサイズと燃費の良さで、特に都市部での使用に適しています。運転しやすく、初心者や予算に制限がある方にもおすすめできる車種です。

小回りが効くため、狭い道でもストレスなく運転できるのが魅力です。また、燃費が良いため、日常の移動コストを抑えたい方にも最適です。

メーカーは女性をターゲットにしているようですが、そこはあまり決めつけない方がいいようです。男性でもこのデザインが好きな人はいます。

付録：軽自動車の選び方：「ボディ形状で選ぶ」

軽自動車には、さまざまな形（ボディタイプ）があります。まずは、どのタイプが自分の生活に合っているかを考えましょう。

ハッチバックセダン：小回りがきくので、街乗りにぴったり。一人暮らしや少人数の家族におすすめです。⇒⇒ダイハツミライース、スズキアルト
ワゴンタイプ：荷物が多く積めるので、お子さんがいる家庭やアウトドアが好きな方に適しています。⇒⇒スズキワゴンR、ホンダN-WGN、ダイハツムーヴ、日産デイズ
ワゴンタイプ子育てバージョン：ワゴンタイプで、両側スライドドアを装備した子育て中のファミリーに便利なクルマです。⇒⇒ダイハツムーヴキャンバス、スズキワゴンRスマイル
スーパーハイトワゴン：ワゴンよりさらに広大なスペースを持ち、子育て、介護、買い物、通勤、レジャーなどオールマイティーに使えます。⇒⇒ホンダN-BOX、スズキスペーシア、ダイハツタント、日産ルークス
SUVテイストのスーパーハイトワゴン：スーパーハイトワゴンに遊び心を加えたSUVテイストの車で、キャンプや車中泊が得意です。もちろん日常使用も問題なくできます。⇒⇒三菱デリカミニ、スズキスペーシアギア、ダイハツタントファンクロス、ホンダN-VAN、ダイハツアトレー、ダイハツウェイク
SUV：ノーマルの軽より最低地上高が高く、悪路走行にも対応した（でもたいていイメージ先行）SUV車です。⇒⇒スズキハスラー、ダイハツタフト
本格SUV：4輪駆動で悪路を走るために生まれてきた本格的なSUVです。日常使用もOKです。⇒⇒スズキジムニー
ちょっとおしゃれなクルマ：基本的な実用性を持ちながらも、オシャレなスタイルでカーライフを楽しみたい。⇒⇒スズキラパンLC、ダイハツミラトコット、ダイハツミラココア
オープンカー：乗車定員が一人か二人に限定されていて、日常の足として、休日のドライブに、とカーライフをエンジョイできます。⇒⇒ダイハツコペン
軽トラ：本来は荷物を運ぶ商用車ですが、ハイラックスのようなピックアップトラック同様に、ファッションで乗っても面白い車です。銀座を軽トラで流したらウケますよ。⇒⇒スズキキャリイ、ダイハツハイゼット