日産デイズの不人気の理由:辛口評価を徹底解剖

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【記事丸わかり】

  1. 先代モデルの燃費不正問題: 2016年に三菱自動車の燃費不正が発覚し、その姉妹車である日産デイズも影響を受けたことが、ブランドイメージを損ねました。
  2. 燃費の修正: 不正が発覚する前の燃費は29.2km/Lだったが、修正後は25.8km/Lとなり、消費者の信頼を失った。
  3. パワー不足: 非ハイブリッドの「Xグレード」「Sグレード」では、特に高速道路や上り坂でパワー不足を感じることがユーザーから指摘されています。
  4. デザインの不評: 日産デイズのデザインが個性に欠け、「地味」と感じるユーザーが多く、魅力を感じないという意見があります。
  5. 高い評価も存在: 一部のオーナーからは、「素直なハンドリングで操作しやすい」との評価を受けており、使いやすさを評価する声も。
  6. 競争の激化: 軽自動車市場では他の車種との競争が激しく、特にホンダのN-BOXやダイハツのタントなどのスーパーハイトワゴン系に売り上げで劣っています。
  7. マーケティングの弱さ: 日産デイズのマーケティング戦略が競合他車に比べて弱く、認知度が低いことが販売台数に影響している可能性があります。
  8. 販売戦略の見直しが必要: 日産はデイズの販売戦略を見直し、より消費者のニーズに合ったアプローチが必要です。
  9. 後継モデルへの期待: 日産はデイズの後継モデルで改善を図り、新たな顧客層の獲得を目指すべきです。
  10. 消費者の意識変化: 環境意識の高まりと共に、燃費性能を重視する消費者が増えている中で、デイズも環境性能の向上が求められています。

日産デイズの不人気の理由:辛口評価を徹底解剖

日産デイズ:Wikipedia

日産デイズは2013年に発売された軽自動車です。

低価格と燃費の良さで人気を博しましたが、近年では不人気という噂もあります。

 

本記事では、日産デイズの辛口評価を徹底解剖し、不人気と言われる真相に迫ります。

日産デイズの売れ行き

日産デイズの売れ行きを見ると、2023年5月の販売台数は2,375、軽自動車ランキングでは14位に位置しています。

日産の中ではルークス、サクラについで3番目の人気車です。

※2023年5月の軽乗用車ベスト15の一覧です。

順位メーカー通称名5月
1ホンダN-BOX13967
2ダイハツタント11208
3ダイハツムーヴ8193
4スズキスペーシア7901
5スズキワゴンR5448
6スズキアルト5397
7スズキハスラー5145
8ダイハツミラ4877
9ダイハツタフト3898
10日産ルークス3747
11スズキジムニー3170
12日産サクラ2773
13三菱デリカミニ/eK2513
14日産デイズ2375
15ホンダN-WGON2269

 

一方、2022年度の販売台数は35,003台で、ランキングでは13位となり、10位以内には至りませんでした。

この数字から、一定の販売台数は確保しているものの、市場での競争において伸び悩んでいるという印象を受けます。

※2022年4月~2023年3月の軽乗用車ベスト15の一覧です。

順位メーカー通称名22年度累計
1ホンダN-BOX204734
2ダイハツタント123198
3スズキスペーシア110697
4ダイハツムーヴ106313
5スズキワゴンR82713
6日産ルークス79984
7スズキハスラー71276
8スズキアルト67494
9ダイハツミラ63038
10ダイハツタフト58208
11ホンダN-WGON42884
12スズキジムニー38564
13日産デイズ35003
14日産サクラ33097
15三菱eK26379

日産デイズが不人気と言われる理由

日産デイズの辛口評価を踏まえて、不人気と言われる理由を徹底解剖します。

燃費偽装問題になった先代モデル

日産デイズが不人気な理由として、先代モデルが燃費不正行為に関連していることがあげられます。

2016年に発覚した三菱の燃費不正問題は、自動車業界全体に衝撃を与えました。

 

これにより、三菱車の姉妹モデルである日産デイズの燃費が、不正前の29.2km/Lから25.8km/Lに修正され、3.4km/Lも上乗せしていたことが明らかになり、消費者の間でデイズの評判が悪化したと考えられます。※修正後もけっこういい数値ですが、もちろん、そういう問題ではない。

 

しかし、不正が発覚した初代デイズは、設計から製造・生産まで一貫して三菱自動車工業が担当しており、日産は直接的には関与していません

現在の2代目デイズにおいては、日産自動車が設計し、三菱に製造を委託する形で生産しています。

 

現在、燃費問題は解消されており、心配する必要はないでしょう。

パワー不足

デイズの非ハイブリッド車である「Xグレード」「Sグレード」のオーナーからは、パワー不足に関する口コミが見受けられています。

 

  • NAなのでアンダーパワー
  • 高速道路や上り坂でパワー不足を感じる

 

軽自動車という特性から、今までパワフルなクルマに乗っていた方にとっては、パワー不足を感じるかもしれません。

しかし、デイズのハイブリッド車は、ターボエンジンとモーターを組み合わせた「スマートシンプルハイブリッド」を搭載しています。

 

このシステムでは、減速時に発生するエネルギーをバッテリーに蓄え、発進の加速時にそのパワーを利用しています。

そのため、信号待ちからの発進時には、スムーズな走行が可能です。

 

特に、都市部での走行や環境に配慮した運転を重視する方は、デイズのハイブリッド車は魅力的な選択肢のひとつと言えるでしょう。

デザインが不評

日産デイズのデザインについては、賛否両論があります。

日産デイズのデザインは、シンプルで無駄のないデザインです。

 

しかし、その一方で、

 

  • 個性がない
  • 地味
  • 印象に残らない

 

といった意見も少なくありません。

そのため、デザインを重視するユーザーからは、不人気車種と見なされているようです。

 

しかし、逆にシンプルなデザインを求めるユーザーにとっては、日産デイズは非常に魅力的な車種と言えます。

流行に左右されず、飽きが来ずに長く乗れるというメリットもあります。

※【飛び込みコメント】管理人のミスター乱視です。デイズの実物はカタマリ感があってカッコいいと思います。

高評価も多い

ここまでは不人気と言われる理由を解説しましたが、実際にはオーナーから高い評価がつけられています。

 

「素直なハンドリングで操作しやすい。NAエンジンだが800kg越えの車重を感じさせない低速トルクの太さ。また、高速走行でも安定感がある。」

 

「年を重ねて来たせいか、運転が下手になって来たので、重宝しています。ハンドルアシストの切り替わりがありますが、街中でも、結構使えます。」

 

これらの声からも、日産デイズには満足度の高いオーナーが多いことが伺えます。

※価格コムのレビュー評価は4.15点(5点満点)、評価者219人です。みんカラは4.0点(5点満点)、評価者465人です。すごく良くもないけど、悪くもないですね。(2023年6月17日時点)

※カーセンサーには6733台登録されています。なお、ダイハツムーヴは8615台、スズキワゴンRは11857台です。(2023年6月17日時点)

まとめ

日産デイズの不人気の理由を徹底検証しました。過去の燃費不正問題は既に解決しており、安全面でも充実した装備が施されています。

 

日産デイズは、ハイブリッド車としての環境性能や、飽きの来ないシンプルなデザインなど、多くの魅力を持つクルマです。

一部の辛口評価は存在しますが、個々のニーズや好みによっては、充分購入価値のあるクルマと言えるでしょう!

 

ご覧いただきありがとうございます。

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グレース泉
この記事は私グレース泉が執筆しました。数多くの転職経験を経て現在はWebライターに専念。「リサーチ9割、執筆1割」がモットー。引用元・参照元を明示した信頼性の高い記事をお届けします。40代、2児の母。

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