日産サクラの平均維持費:補助金・税金(軽自動車税等)・保険

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【記事丸わかり】

  • 日産サクラは、2022年6月に販売開始された軽電気自動車(EV)で、エコロジーに配慮した交通手段として注目されています。
  • 補助金について、CEV補助金(クリーンエネルギー自動車導入促進補助金)が支給され、サクラには55万円の補助金があります。ただし、申請してから受け取るまで時間がかかるため注意が必要です。
  • 軽自動車税は、EV車であるサクラの場合、初年度は全額免税、2年目は2,700円(グリーン化特例で75%軽減)、3年目以降は10,800円となります。
  • 自動車重量税は、新車から3年間は免税、3年目以降の車検時には5,000円がかかります。
  • 環境性能割は非課税です。これは購入時にかかる税金で、EV車であるサクラは最も優遇されたクラスに分類されています。
  • 任意保険の費用は年額3万円~15万円が目安で、年齢や等級、車両保険の有無などで変動します。保険代理店や見積もりサイトで確認することが推奨されます。
  • 自賠責保険は車検期間に合わせてかけられ、新車購入時には36ヶ月で26,760円(2023年2月現在の保険料)です。
  • サクラの購入価格は、国や地方自治体の補助金を受けることでタントカスタムやN-Boxとほぼ同等の価格になります。
  • 維持費について、補助金や税金の優遇措置を活用することで、ガソリン車に比べて経済的に優れた選択肢となります。
  • 購入時の注意点として、補助金は後から手元に来るため、購入時点では他の軽自動車より高い金額を支払う必要があります。

⇒⇒軽EVサクラとルークス【維持費を比較した結果がヤバい】内装外装/サイズ/装備など徹底検証レポート!

日産サクラの平均維持費:補助金・税金(軽自動車税等)・保険

日産SAKURA (Wikipedia

Mr.乱視
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【2023年7月25日追記】サクラ5万台突破!

2023年7月25日、日産自動車は2022年6月に発売した軽の電気自動車「サクラ」の受注累計が、受注開始から5万台を突破したと発表した。2023年5月にサクラとeKクロスEVの合算で生産累計台数は5万台に達していたが、今回、サクラだけで受注累計が5万台を突破した。

【2023年6月1日追記】2022年6月に発売された日産サクラは2022年度に3万3097台を販売。姉妹車三菱eKクロスEVも同期間に7657台を販売。そして丸1年経ち、2台合計で50,000台を超えました!(Carview

【2023年5月8日追記】「日産アリア/リーフ/サクラ」が東京都の上乗せ補助の対象に。購入者に10万円を支給

項目内容
自動車メーカー日産自動車
対象車種アリア、リーフ、サクラ
制度東京都によるゼロエミッションビークル(ZEV)の車両購入補助金制度
条件・ZEV乗用車の新車を20台以上販売

・非ガソリン乗用車の新車を300台以上販売

・ZEV乗用車で一定の販売実績

・非ガソリン乗用車で一定の販売実績

・最も多くのZEV乗用車を販売

・対前年比2倍以上のZEV乗用車を販売

上乗せ補助金10万円
その他補助金・国の令和4年度補正予算「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金(CEV補助金)」(最大85万円)

・東京都内の一部自治体による独自のEV購入補助金

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(ここから記事本文)

大人気日産サクラの話です。今回は、サクラの維持費について詳しく解説します。サクラの補助金や税金、保険料などの総費用を計算し、サクラを購入する前に知っておきたいポイントをお伝えします。

 

また、補助金については、たとえ支給される場合でもすぐに受け取れるものではない点も詳しく解説します。サクラの購入を検討されている方は、ぜひご一読ください。

 

日産サクラの紹介

エコロジーに配慮した交通手段のひとつとして、電気自動車(EV)が注目されています。日産自動車は、電気自動車「リーフ」を開発するなど、日本における電気自動車の先駆者であり、2022年6月に軽自動車規格のEV車であるサクラを販売開始しました。

 

今回発売された「SAKURA」は、魅力的なカラーリングを豊富に取り揃えています。軽自動車クラスの電気自動車ですが、効率的でパワフルな走行性能、優れた燃費性能、1回の充電で日常的な使用が可能であることが特長です。

 

国や自治体の補助金を受け取れば、タントカスタムやN-Boxなどとほぼ同等の金額で手に入れることができます。発売3ヶ月で受注累計3万台を超えるなど、「さくら」の注目度は本物です。

 

「サクラ」という名称ですが、日本を象徴する「桜」にあやかって、日本社会に彩を添えたいという願いを込めたとのこと。日産自動車の社内公募で決まったそうです。

 

日産サクラの補助金について

EVなどの環境負荷が小さい車にはCEV補助金(クリーンエネルギー自動車導入促進補助金)が給付されます。日産サクラや姉妹車である三菱eKクロスEVには55万円の補助金が支給されます。

 

ただし、注意すべき点が2点あります。まず、申請しても当初の予算額が底をついてしまえば支給されないケースがあること。もう1点は、車購入時に補助金が手元に来るのではなくて、購入後に申請を出し、後日手元に届くものであること。この2点です。

 

これはレスポンスさんの記事で知りました。私は他の記事ですぐに受け取れるものであるかのように記述していました。反省しています。

 

なお、CEV補助金は国ですが、地方自治体でも補助金が出るところがあります。たとえば、東京都などでは、都が45~60万ほど、足立区などではさらに別途補助金が出ます。お住いの自治体窓口でご確認ください。

国の補助金(CEV補助金)の詳細は、次世代自動車振興センターの公式ホームページをご参照ください。

 

日産サクラの税金

日産サクラは軽自動車です。軽自動車を維持するにあたって、納税義務が課されている税金は3種類あります。

  • 軽自動車税
  • 自動車重量税
  • 環境性能割

の3つです。EV車である日産サクラの場合、税の優遇があります。

(軽自動車税)
    • 1年目:0円(免税)
    • 2年目:2,700円(グリーン化特例により75%軽減)
    • 3年目以降:10,800円(通常の税額)

 

上記のように、EV車であるサクラの場合、初年度の軽自動車税は全額免税、2年目はグリーン化特例で75%免税、3年目から通常の税額になります。

 

(自動車重量税)
  • 3年間:0円(免税)
  • 新車から3年目の車検以降:車検ごとに5,000円

日産サクラはEV車なので、エコカー減税が適用されます。新車から3年間の重量税が免税されます。

エコカー減税は令和3年5月1日〜令和5年4月30日に新車登録を行ったクルマが対象です。今後の改正により内容が異なることがあります。

 

(環境性能割)

購入時にかかる税金:0円(非課税)

環境性能割とは、クルマを購入した時に課税される税金のことで、以前は自動車取得税と呼ばれていた税金です。

環境性能割の税率は、環境負荷軽減率(燃費基準値達成度など)に応じて、「非課税、1%、2%、3%」の4段階に分かれています。日産サクラは最も優遇されたクラスである「非課税」の扱いです。

 

サクラの保険(自賠責・任意)

(任意保険)

任意保険(自動車保険)は、最終的な保険料を算出するまでの「変数」が大変多く、目安となる金額さえなかなかお伝えしづらいところがあります。

 

あえて「目安」となる金額をお伝えすると、「年額3万円~15万円」です。←←どこが目安だ!

 

任意保険(自動車保険)の保険料は、「年齢」・「等級」・「車両保険の有無」・・・この3要素で数万円変わってきます。車両保険を付ける付けないだけで8万円違うケースもあります。

 

また、同じ補償内容でも保険会社によって2万~3万円違うケースもあります。

 

保険の代理店、またはネットの見積もりサイト等でご確認ください。

 

(強制保険)

強制保険(自賠責保険)は、1年毎にかけるのではなく、車検期間をカバーする形でかけます。サクラを新車で購入した場合、最初の車検期間は3年間、その後は2年ごとに車検があります。

 

したがって、新車からの3年間は「36ヵ月」またはちょっと余裕を見て「37ヵ月」でかけるのが普通です。

軽自動車の自賠責保険料
37ヶ月36ヶ月25ヶ月24ヶ月13ヶ月12ヶ月
27,330円26,760円20,310円19,730円13,150円12,550円

 

上記のように、「36ヵ月」とすると26,760円です。

※(2023年2月現在の保険料)自賠責保険の保険料は改定されることがあります。

 

まとめ

「日産サクラの平均維持費:補助金・税金(軽自動車税等)・保険」のテーマで解説してきました。

 

補助金の章で触れたように、サクラを購入する時点で補助金が手元にあるのではなく、購入後に申請して後から手元に来る。これが補助金です。

 

ですから、サクラを購入する時点では、もしも現金購入なら、他の軽自動車より高い金額を支払う必要があります。この点はご注意ください。

 

ご覧いただきありがとうございました。

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