目次
【記事丸わかり】
⇒⇒【SUBARU XV】年式による違いを元オーナーが解説 |
スバルXV大解析:「辛口評価」を重点的に検証!
スバルXV(3代目:2017年5月24日発売~2022年10月販売終了):Wikipedia
スバルXVは、多くのドライバーにとって魅力的な選択肢ですが、その評価は様々です。本記事では、スバルXVの詳細な分析を行い、特に辛口の評価に焦点を当てています。
価格、中古市場の動向、そして燃費や加速性能などの具体的な性能面から、室内空間、外観デザイン、エンジン性能、インテリアの質感、さらには快適性や機能性に至るまで、幅広い視点から検証しています。
また、肯定的なレビューや総合的な評価も紹介し、この車がどのような人に適しているかを考察します。スバルXVに関心がある方、購入を検討している方にとって、この記事が有益な情報源となることを願っています。
どんなクルマ?
XVはスバルのクロスオーバーSUVです。 最初はインプレッサのハッチバックをベースにSUVスタイルに仕上げたモデルとして登場しました。
その後、インプレッサの名前を外して「XV(エックスブイ)」となり、スタイリッシュなSUVとして人気モデルになりました。
XVは、街中やアウトドアどちらにもマッチするスタイリッシュな外観と、スバルらしい走行性能と機能性を持ち合わせています。
2022年にフルモデルチェンジが行われ、同時に車名を「クロストレック」に改めました。
XVの魅力は、ちょうどいいサイズ感かもしれません。クロスオーバーらしい乗降性の良さとクリアーな視界、独自の4WD技術に加えて、アイサイトや歩行者エアバッグなどの安全性の高さといった総合的な商品力を持つ車です。
今後は中古車市場の住人となるモデルですが、当分のあいだ高い人気が継続するでしょう。
グローバルネームの統一
XVは、市場によって「XV」と「クロストレック」が使い分けられていました。ですが、2022年のフルモデルチェンジを機に、日本市場でも「クロストレック」に統一されました。
これは、スバルのグローバル戦略の一環です。
スバルは、レガシィ、アウトバック、フォレスター、インプレッサなど、英語などの言葉を使った“ペットネーム”を車名に採用しています。特にSUV系は、フォレスター、アウトバック、アセント(海外専用車)、ソルテラというようにペットネームで呼ばれ、スバルのSUVを象徴する存在です。
対する記号ネーミングは、BRZやWRXといったスポーツ系に集約する方針です。
こうした流れから、記号名であるXVは、スバルSUVとしての位置づけを明確にする狙いから、ペットネームである「クロストレック」に変更されたのです。
価格
スバルXVの新車時の価格帯です。
213~295万円
中古相場
2024年1月7日時点で、カーセンサーには768台のXVが登録されています。
- 平均価格185万円
- 価格帯88万円~291.6万円
です。
評価が辛口なレビューをご紹介
この記事のテーマは『スバルXV大解析:「辛口評価」を重点的に検証!』です。
検証するには材料が必要です。
まず、スバルXVに関する評価が辛口なレビューをご案内します。
- 燃費が悪い:最近の車にしては悪い方。実際の総合燃費は10.7km/L。
- 加速が悪い:スポーツカー乗り換え組からすると「加速は悪い」との意見。低速域での動きにもたつきがあり、加速の悪さにストレスを感じる場面がある。
- 価格が高い:乗り出し価格が300万円超えは高いとの意見。ただし、ライバル車と比較すれば高いとは言えない。
- 後部座席が狭い:ミニバンからの乗り換え組からすると狭いとの意見。ただし、ライバル車の中では広い方。
- 外観に関して、未塗装パーツの使い方が中途半端で、デザイン全体に中途半端さを感じる。
- 旧型モデルからのキープコンセプトでデザインが行われているが、キレイになりすぎた感もあり、先代モデルの方がSUVらしかった。
- インプレッサのSUVバージョンとしては、外観部分の差別化が不足している。
- SUVとしては少し大人しすぎるデザイン。
- ボディの各箇所に凹凸が多く、部分的に汚れが溜まりやすい。洗車が大変だ。
- エンジン性能が平均よりも若干低い。特に2.0ハイブリッド(e-BOXER)の発進時の挙動がギクシャクするという意見が多い。
- 1.6ガソリンは必要最低限のパワーで、レヴォーグの1.6ターボのような楽しさはない。
- インテリアの質感は高いが、ドアやグローブボックスのプラスチック内装材は傷がつきやすい。
- オプション装着後の収納に不満がある。
- 燃費が改善の余地あり。
- 運転席や助手席は快適だが、シートの硬さが個人的に合わないとの意見。
- e-BOXERのEV走行からエンジン走行への切り替え時にショックがある。
- エンジン性能が高いが、街中での乗りにくさを感じる声も。
- 最小回転半径が大きいため、小回りが効かない。※5.4m
- インテリアの質感が一部低い(樹脂製のインパネやドアトリム、ハロゲンのルームランプ)。
- CD/DVDデッキがオプション設定できない。
- 4.2インチマルチインフォメーションディスプレイ付アナログメーターが古臭い印象。
- 後席の快適装備(シートヒーターやベンチレーション、リクライニング)がない。
- 頭上スペースがやや低め。
- ラゲッジスペース(荷室)容量が狭い(385ℓ)。
- 燃費性能が低い(WLTCモードで13.3km/L~15.0km/L)。
以上のような評価が一定数見られます。これらはあくまでレビュアーの意見であり、必ずしもすべての指摘がファクトであるとは限りません。しかし、これらの意見はスバルXVに関する様々な着眼点を提供しているので、ぜひ参考になさってください。
「辛口評価」を分類し解析しました
評価が辛口な上記レビューをもとに、「辛口評価」を検証します。
燃費と加速性能
- 総合実燃費は10.7km/Lと、最近の車に比べて低いと評されている。
- 加速性能については、特に低速域でのもたつきが指摘され、スポーツカーからの乗り換え組には物足りないとの意見がある。
価格と室内空間
- 乗り出し価格が300万円を超えることに対し、一部のレビュアーは高価であると感じている。ただし、ライバル車と比較すると、必ずしも高価ではないとの意見もある。
- 後部座席の空間に関しては、ミニバンからの乗り換え組には狭く感じられるが、ライバル車と比較すると広い部類に入ると評されている。
外観とデザイン
- 外観に関しては、未塗装パーツの使用が中途半端で、デザイン全体に中途半端さを感じるという意見がある。
- 旧型モデルと比較して、デザインが洗練されすぎているとの指摘もあり、先代モデルの方がSUVらしいとの声もある。
- インプレッサのSUVバージョンとしての差別化が不足していると評されている。
エンジン性能とインテリア
- エンジン性能は平均よりも若干低いとの意見があり、特に2.0ハイブリッド(e-BOXER)の発進時の挙動に不満がある。
- インテリアの質感は高いが、ドアやグローブボックスのプラスチック内装材は傷がつきやすいとの指摘がある。
- オプション装着後の収納スペースに不満があるという声もある。
快適性と機能性
- 運転席や助手席は快適だが、シートの硬さが一部のレビュアーには合わないとの意見がある。
- 最小回転半径が大きく、小回りが効かないと評されている。
- インテリアの一部の質感が低いとの指摘や、CD/DVDデッキがオプション設定できないこと、メーターが古臭いとの意見がある。
- 後席の快適装備が不足しているとの声もあり、頭上スペースやラゲッジスペースが狭いと評されている。
これらの意見はスバルXVに関する様々な着目点を提供しているので、ぜひ参考になさってください。
肯定的・ポジティブなレビューをご紹介
次に、スバルXVに関する肯定的・ポジティブなレビューをご案内します。
- 外観はシンプルで重厚感があり、都会的なスタイリッシュさとSUVとしての力強さが感じられる。
- 内装は飽きの来ないデザインで、プラスチック感を減らす努力が見受けられる。
- 機能面では、使い勝手が良く、特に進化したアイサイトによる安心感が高い。
- 走行性能は軽快で、AWDシステムにより安定した走行が可能。
- コストパフォーマンスが高く、価格に関して満足度が高い。
- シートは肩の部分をよりしっかりサポートし、ランバーサポートも装備された。
- 車内の静粛性が向上した。
- マッド&スノープログラム「X-Mode」が充実し、後退時にも機能するようになった。
- ウィンドスクリーンのウォッシャーノズルが2つから3つに増え、大型のリアワイパーが装備されるなど、日常生活での使い勝手が向上している。
- 普段使いなら動力性能は必要十分。むしろ加速は良い方。
- 最新技術が投入されていることを考慮すれば価格は高くはない。
- 室内空間はライバル車の中では広い方。妻と子供は「広くて快適」と好印象。
- エクステリア(外装)がカッコよく、飽きのこないデザイン。
- インテリア(内装)は高級感があり、後部座席も広々としている。
- ラゲッジルームが広く、荷物を多く積める。
- パワフルな走りで、安定した乗り心地。
- 価格に関しては、機能と質を考えると妥当、またはお得との評価。
- 運転しやすいデザイン(高いアイポイント、広いフロントウィンドウとリヤウィンドウ)。
- 11.6インチセンターインフォメーションディスプレイの採用。
- 音声操作でエアコンの操作が可能。
- フロアコンソールの位置が高く、肘置きが大きい。
- 乗り心地と静粛性が良い。
- 安全性能がトップクラス(自動ブレーキ、エマージェンシーレーンキープアシストなど)。
- デザインが優れており、スバルの車の中でも特に良いとの評価。
- 走行性能が高く、街乗りから悪路走行、遠乗り・高速走行まで幅広く対応。
- 乗り心地が良く、静粛性の高さと適度な硬さのサスペンションが評価されている。
- 全グレード4輪駆動で、悪路走破性が優れている。
- 価格が比較的抑えめで、コストパフォーマンスが良い。
以上のような評価が一定数見られます。これらの意見はスバルXVに関する様々な着眼点を提供しているので、ぜひ参考になさってください。
総合的・全般的なレビューをご紹介
レビューの最後に、スバルXVに関する総合的・全般的なレビューをご案内します。「細かな点ではいろいろ言いたいことがあるけれど、結局のところスバルXVのことをどう思っているのか」、そうしたレビュアーの<思い>が込められたレビューとなります。ぜひ、参考になさってください。
- XVは外観や内装のデザイン、機能面や走行性能など様々な部分で高評価。
- XVは、街乗りからレジャーまで幅広いジャンルで活躍できる車。
- エンジン性能やインテリアの一部に改善の余地があるが、全体的にはコストパフォーマンスが高い。
- 特に悪路走破性の高さや4輪駆動の安定感は、スバルXVの大きな魅力となっている。
- 唯一無二の欠点は「燃費の悪さ」だが、それ以外は高いレベルでまとまっている。
- 車を購入する際、「全てを満たすもの」はないが、スバルXVは高い次元でバランスのとれた優良車種である。
- スバルXVは、カッコいいエクステリアとシンプルでカスタマイズしやすいインテリアが魅力。
- ラゲッジルームの広さやパワフルな走りが特徴で、本物志向のユーザーに愛されている。
- 価格については、機能や質を考慮すると適正。
レビューサイトの平均評価点のご案内
スバルXVが有名なレビューサイトでどう評価されているか、以下ご紹介します。
※2024年1月7日時点
どんな人におすすめ?
スバルXVがおすすめの人物像をまとめました。
おすすめの人物 | 理由 |
---|---|
アウトドア愛好家 | スバルXVは地面からの高さがあり、オフロードや悪路での走行性能が高いため、アウトドア活動に適しています。 |
安全性を重視するドライバー | 先進の安全技術と優れた視界の確保が可能で、日々の運転での安心感を提供します。 |
コンパクトなSUVを好む人 | スバルXVはコンパクトながらも広い室内空間を確保しており、市街地での取り回しやすさと快適性を兼ね備えています。 |
高い信頼性を求める人 | スバル車は耐久性が高く、長期間の使用にも耐える品質があります。 |
まとめ
『スバルXV大解析:「辛口評価」を重点的に検証!』のテーマで解説してきました。
スバルXVに関するこの詳細な分析を通じて、読者の皆様には多角的な視点からの理解を深めていただけたことと思います。
価格、性能、デザイン、快適性など、様々な側面からの辛口評価を検証し、肯定的な意見や総合的なレビューも紹介しました。
これらの情報が、スバルXVの購入を検討している方々にとって、有益な判断材料となることを願っています。本記事をご覧いただきありがとうございました。