こちらの記事も読まれています
【記事丸わかり】
|
日産キックスとヤリスクロスとヴェゼルは結局どれがいいの?
キックス:ヤリスクロス:ヴェゼル(Wikipedia)
人気のコンパクトSUVといえば、
- 日産「キックス」
- ホンダ「ヴェゼル」
- トヨタ「ヤリスクロス」
こちらの3車が注目されていますよね。3つのライバル車対決、結局どれがいいのか悩むところ。
そこで、ライバル3車を項目別に比較検証しました。
- 本体価格
- ボディサイズ
- 小回りの利くクルマ
- 燃費
- 生産国別
- 独自のパワートレイン
何を求めるかによって、クルマ選びがスムーズになります。ぜひ、こちらの比較記事を参考にしてくださいね!
「キックス」「ヴェゼル」「ヤリスクロス」を徹底比較
「キックス「ヴェゼル」「ヤリスクロス」を項目別に比較します。
本体価格で選ぶならヤリスクロス
【車両本体価格】
- キックス…279万円~344万円
- ヴェゼル…227万円~329万円
- ヤリスクロス…179万円~293万円
新型ヴェゼルやヤリスクロスが、「ガソリン車・ハイブリッド車」を設定しているのに対し、キックスは日産のハイブリッドである「e-POWER」を設定しています。3車の中で一番安いモデルが「ヤリスクロス」のガソリン車です。
一方で、日産キックスは、コンパクトSUVとしては車両本体価格が高いモデルといえます。ヤリスクロスと比べると100万の価格差があるため、価格重視で考えている方はヤリスクロス一択になるでしょう。
ボディサイズで選ぶならヴェゼル
車内が広く居住性の高いクルマを選ぶなら、ボディサイズの大きいモデルがおすすめです。
【ボディサイズ比較】
キックス | 全長4,290mm×全幅1,760mm×全高1,610mm |
ヴェゼル | 全長4,330mm×全幅1,790mm×全高1,580〜1,590mm |
ヤリスクロス | 全長4,180-4,200mmx全幅1,765 mm x 全高1,580-1,590mm |
3車の中で全長、全幅ともに大きなサイズなのが「新型ヴェゼル」です。ヴェゼルは、前席下の車体中央に燃料タンクを配置した「センタータンクレイアウト」を採用し、室内空間を確保しています。
車体が大きいのでその分視認性も高く、荷物もたくさん積めるといったメリットもあります。
一番コンパクトなサイズのヤリスクロスより一回り大きいキックスも、全高ではライバル車に負けていません。キックスはリアシートが広い点が特徴で、全高が高いことで頭上空間が広く、ゆとりのある室内を実現しています。
小回りの利くクルマならキックス
街乗りがメインの方にとって、小回り性は重要なポイントです。最小回転半径が小さいほど、小回りが利くクルマということになります。(※最小回転半径とは、最大限にハンドルを切って旋回した時に、一番外側のタイヤの中心が描く円の半径のこと。)
【最小回転半径比較】
- キックス…5.1m
- ヴェゼル…5.5m
- ヤリスクロス…5.3m
車体の大きさに左右される最小回転半径は、やはりヴェゼルが5.5mと一番大きいので、小回りが苦手な車です。ボディが大きく小回りが利かないため、街乗りや細い道、狭い駐車場では運転しにくいと感じる場合があります。
自宅駐車場の都合など運転のしやすさで選ぶなら、小回りの利く「キックス」がおすすめです。
燃費性能ならヤリスクロス
クルマの維持費は、家計の中でもかなりの割合を占める出費です。近年はガソリン価格の高騰により、家計を圧迫してしまうこともあるでしょう。
維持費を抑えたい方は、燃費性能の良いクルマを選びましょう。
【燃費比較】
車種 | ガソリン車 | ハイブリッド車 |
キックス | 無 | 2WD…23.0km/L 4WD…19.2km/L |
ヴェゼル | 2WD…17.0km/L 4WD…15.6km/L | 2WD…24.8~25.0km/L 4WD…22.0km/L |
ヤリスクロス | 2WD…18.8~20.2km/L 4WD…17.4~18.5km/L | 2WD…27.8~30.8km/L 4WD…26.0~28.7km/L |
※カタログ燃費(WLTCモード)
「ヤリスクロス」のハイブリッド2WDは、徹底した軽量化でSUV車トップレベルでの低燃費を実現しています。ハイブリッド車は本体価格が高いものの、燃費性能が良いというメリットがあるので、長距離ドライブが多い人はハイブリッド車にするという選択肢もありますよ。
生産国別ならどの車種がいい?
各車の生産国を見てみましょう。
- キックス…タイ
- ヴェゼル…鈴鹿製作所
- ヤリスクロス…トヨタ自動車東日本岩手工場
近年では、半導体などの部品供給不足によって世界的にクルマの納期が長期化しています。キックスはタイで生産され、逆輸入の形の輸入車となるため、部品不足による納期の遅れも懸念されています。
車検が迫っている人は、納期を含めて車選びをしましょう!
独自のパワートレインならキックス
独自のパワートレインを体感したい方は「キックス」がおすすめ。日産が開発した「e-POWER」は、ガソリンエンジンとモーターを融合したパワートレインです。
つまり、燃料エンジンで発電機を回して電気を作り、その電力を用いてモーターを駆動するしくみです。モーターによる駆動はまるで「新幹線」のように静かで、静粛性に優れているという特徴があります。
車内でゆっくり会話を楽しみたい、加速の力強さを体感したい方はキックスも検討してみてくださいね。
まとめ
「日産キックスとヤリスクロスとヴェゼルは結局どれがいいの?」について、3車を比較検討しました。
クルマ選びは、街乗りで使うのか、小さなお子様がいるのか、長距離ドライブが多いのかなど、どんなシーンでどんな使い方をするのかによっても大きく変わります。
この記事を参考にしていただき、お気に入りの一台を見つけてみてくださいね!
ご覧いただきありがとうございます。
【2023年6月3日追記】ヤリスクロスの人気の秘密(CARVIEWから)
人気の理由 | 詳細 |
---|---|
コンパクトなサイズ | 全長4m強というコンパクトなサイズで、街乗りからレジャーまで扱いやすい。また、他のトヨタ製SUVや他社製SUVに比べても適切なサイズ感とされている。 |
高いクオリティ | ヤリスブランドで築いてきた「走る楽しさへのこだわり」「クラスを超えた質感」を継承している。 |
バリエーションの豊富さ | 1.5リッターのガソリン車とハイブリッド車があり、さらには街乗りからレジャーまで幅広く活躍する4WDシステムも採用している。2022年7月には新グレード「GR SPORT」「Z“Adventure”」が追加された。 |
リーズナブルな価格 | 他の同クラスのSUVに比べて価格がリーズナブルである。これにより、価格とサイズ感が”ちょうどいい”という評価を得ている。 |
デザインの評価 | デザインが一新され、エクステリア・インテリア共に力強い印象を与える都市型コンパクトSUVとして再定義された。インテリアは機能的で運転に集中できる空間が実現されている。 |
こちらの記事も読まれています