日産キックスとエクストレイルの違いを比較：大きさ・燃費・維持費・値段

【記事丸わかり】

ボディサイズ：エクストレイルは全長4,690mm、全幅1,820mm、全高1,730～1,740mm、最低地上高200～205mm。キックスは全長4,290mm、全幅1,760mm、全高1,610mm、最低地上高170mm。
燃費比較：キックスの燃費は2WDで23.0km/L、4WDで19.2km/L。エクストレイルは2WDで19.7km/L、4WDで18.3～18.4km/L。
維持費：エクストレイルの年間維持費が371,800円、キックスが307,171円で、キックスの方が経済的。
価格：キックスは2WDが279万円～301万円、4WDが306万円～328万円。エクストレイルは2WDが319万円～484万円、4WDが347万円～459万円。
エンジン技術：両車とも日産の「e-POWER」エンジンを搭載しており、ガソリンエンジンは発電用に使用される。
走行性能：エクストレイルは悪路走行に適した高い車高を有している。
適用性：エクストレイルは視認性が高く、キックスは街乗りに適している。
駐車場代：両車とも年間104,000円と同じ。
自動車税：エクストレイルは年間36,000円、キックスは30,500円で、キックスの方が税金が安い。

キックス：エクストレイル（Wikipedia）

この記事は私グレース泉が執筆しました。数多くの転職経験を経て現在はWebライターに専念。「リサーチ9割、執筆1割」がモットー。引用元・参照元を明示した信頼性の高い記事をお届けします。40代、2児の母。

日産自動車の主力SUVとして人気の「キックス」と「エクストレイル」。どちらも新開発の「e-POWER」エンジンを搭載したモデルで、どちらか悩む人もいるでしょう。

こちらの章では日産「キックス」と「エクストレイル」の、

について比較します。ぜひ、クルマ選びの参考にしてみてくださいね！

大きさの違い

エクストレイルはSUVの中でもミドルサイズの大きさなので、キックスに比べると車体は大きめです。山道や雪道などの悪路走行にも対応できるように車高が高いモデルとなっています。

しかし、最低地上高も高いので、小さなお子様には乗りづらさを感じることも。半面、大きなサイズのSUVは視認性が高く、車幅感覚が掴みやすいといったメリットがあります。

一方キックスは、エクストレイルに比べると一回り小さいので、女性の方や街乗りメインで使う方にぴったりです。

2車の燃費を比較しましょう。

キックス

2WD…23.0km/L

4WD…19.2km/L

エクストレイル

2WD…19.7km/L

4WD…18.3～18.4km/L

※WLTCモードカタログ燃費

ボディサイズの違いに差があるため、コンパクトなボディのキックスの方が燃費が高いという結果です。両車ともに日産のパワートレイン「e-POWER」を搭載しています。

「e-POWER」は、ガソリンエンジンで発電して電気モーターで走るクルマのこと。そのため、ガソリンエンジンはあくまでも発電用であり、駆動輪を動かすための動力としては使わないため低燃費を実現しています。

また、新型キックスでは、2022年７月のマイナーチェンジで「e-POWER 4WD」を追加しています。今まで2WDだけでは物足りないと感じていた層も、4WDの走りを楽しむことができますよ。

車の維持費は、家計の負担になる場合もあります。クルマを選ぶうえで、トータルでかかる年間の維持費を把握しておくことが重要です。

こちらの章では「キックス」と「エクストレイル」の1年間にかかる維持費を比較します。