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若者がセダンに乗るのはダサい?オヤジっぽくてキモイですか?
厳密に言うとセダンにはいろんな定義があるようですが、このページでは、プリウスとかインプレッサとかWRX S4とかクラウンとかベンツSクラスとか、要するに、車を真横から見た時に車体の後ろにトランクがついている車、ということで話を進めたいと思います。※プリウスは厳密にはハッチバックだから「セダン」ではないなどと細かいことを言わないでくださいね
さて、セダンです。
このセダンに乗る若者は今では少数派になっています。
すでに少数派である若者のセダン乗りですが、その現状を踏まえた上で、さらに、
「若者がセダンに乗るのはダサい?」
というのがこのページのテーマです。
何だか微妙なテーマ設定ですが、微妙だと思うのは、そもそも日本のメーカーは国内向けにはセダンの販売をほぼあきらめているのが現状だと思うからです。
実際はセダンも作っているのですが、ほとんどが国外向けです。
日本の自動車メーカーはどこもほぼ同様なのですが、100台車を製造したらそのうちの70台から80台は日本国外で販売されている実情があります(海外現地生産を含む)。
ホンダや日産でもセダンは生産しているけれど、日本国内ではほとんど見かけません。
そもそもメーカーが販売していないからセダンに乗る人が少ないのか、セダンに乗る人が少ないので日本で販売しないのか、卵か鶏かの状態になっています。
したがって、「若者がセダンに乗るのはダサい」かどうかを論じる前に、そもそも車を購入しようという若者にとってセダンが選択肢に入ってこないという現状を認識するべきでしょう。
その上で、セダンです。
少ない選択肢の中で、若者がセダンに乗るとしたら、それってダサいことでしょうか?
- プリウス
- カローラ
- WRX S4
- クラウン
- レクサスIS
- プレミオ
- インプレッサ
- スカイライン
この記事を書いている2021年5月現在、新車でセダンを購入しようとしたら、ざっと上記のようなセダンしか選択肢がありません。
あまりに選択肢が少なすぎて笑ってしまいますよね。
ダサいとかダサくないとか論じる意味もほぼないかもしれません。
ただ、流行とはこういうものかもしれません。
SUV全盛の今ですが、こんなもの、そのうちにまたガラリと変わるでしょう。
それが流行ですから。
そもそも、あれほど地球温暖化とかCO2排出抑制とか叫ばれているときに、使用する鉄の量が多く、車重が重くなって燃費も悪いSUVが増えているのは、ただ単に「売れるから」です。
メーカーは売れる車を作るのは当然で、そのうちに何かの要因で風向きが変われば、売れ筋の車はまた変わってくるでしょう。
ただ、それがセダンになるかどうかはわかりません。
中古を含めてセダンを考えると
セダンを新車のみで考えると上記のような選択肢になりますが、中古を含めるとまたちょっと話が変わってくるかもしれません。
実際のところ、若者でセダンに乗っている人と言ったら、プリウスやインプレッサ以外ではほとんどが中古セダンだと思います。
しかも、当時高級車と分類されるような大型で排気量の大きいセダンです。
こういうセダンをカスタマイズした車両をみなさんも時々目にすることがあるのではありませんか。
いわゆる、ネガキャン、ポジキャン、インチアップホイール/超扁平タイヤ、シャコタン/ローダウン、フルエアロ・・・といった悪目立ち(失礼)するようなセダンです。
いまでは、このように中古で高級セダンを購入して思いっきり手を加えて公道をデモンストレーション走行する若者というのは、一種の風物詩のようになっていますよね。
こうした光景を見て、
「若者がセダンに乗るのはダサいなあ」
とは思わないでしょう。
この種のカスタマイズは、セダンに限らずミニバンでもSUVでも同じように行われていますから、セダンだけの問題ではないと思います。
結論
- 若者がセダンに乗るのはダサいかダサくないかは、論じる意味がない。
- なぜなら、そもそも若者の選択肢にセダンがほぼ存在しないから。
- もしも日産ノートやホンダフィットやトヨタヤリス(旧ヴィッツ)やマツダ2(旧デミオ)などの後ろにトランクが付いたセダンタイプがあったとして、そういう車に今の若者が乗るだろうか?
- 2021年の現状では、そうしたセダンが販売されても、たぶんあまり売れないだろうけれど、数年後のことは誰にもわからない。
- 車の流行はちょっとしたことがきっかけで変わっていくので、5年後10年後のことはわからない。
個人的にはセダンが一番好きです
私の現在の愛車はフォルクスワーゲンゴルフです。
ゴルフはノートやフィットやアクアと同じハッチバックタイプで、セダンのように後ろに独立したトランクはありません(トランクスペースはありますが)。
以前は、フォルクスワーゲンのボーラというセダンに乗っていました。
現在のゴルフとボーラを比較した場合、車の動きはゴルフの方が軽快ですが、車体の落ち着き具合はボーラの方がよかったです。
車を横から見た時にトランク部分が出っ張っているということは、ハッチバックに比べてそれだけリアタイヤにより多くの荷重がかかるということです。
リアタイヤにより多くの荷重がかかると、直進時もコーナリング時も4輪が路面に密着している感触がより大きくなって、ハンドルにいい意味の重みが出てきます。
これが運転していて気持ちいいのです。
もちろん、あまりリアが重すぎると、ただ単に重苦しい車の挙動になるだけですが、適度に荷重がかかっている状態は、運転感覚にいい結果を及ぼすようです。
それから、ゴルフはリアタイヤからのノイズが大きいですが、ボーラは静かでした。
本格的なセダンタイプはリアシートとトランクの間に仕切りがあるので、ノイズ対策にもなっているわけです。
ただし、ハッチバックに比べてトランクの出っ張りの分だけ車の全長は長くなりますから、駐車スペースの関係で敬遠する方もいらっしゃるでしょう。
いずれにしても、現状では、そもそも選択肢がほとんどありませんから、今後に期待したいところです。
わたしはセダンが大好きです。だから若者がセダンに乗っていてもそれをダサいなどとは決して思いません。
みなさんはどうお感じですか?
下記の記事も参考にしていただけると幸いです。
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⇒⇒車のエンブレムを外すのってダサいですよね?どう思います?
ご覧いただきありがとうございました。