目次
【記事丸わかり】
|
低予算でも満足度◎フォルクスワーゲンポロの中古車が安い理由
ポロ(6代目・2018年~):Wikipedia
フォルクスワーゲン「ポロ」の中古車は、比較的安価な価格帯で購入でき、コストパフォーマンスの高さが魅力です。
こちらの記事では、フォルクスワーゲンポロの中古車市場が安い理由を解説します。
フォルクスワーゲン「ポロ」の中古車市場
大手中古車業者で、フォルクスワーゲン「ポロ」の中古車価格を調査します。
中古車業者 | 登録台数 | 平均価格 | 価格帯 |
グーネット | 938台 | 114.8万円 | 13万~305万円 |
カーセンサー | 996台 | 185.2万円 | 89万円~378.5万円 |
※2023年6月5日現在
ポロの登録台数は1,000台近くあり、比較的手に入りやすい価格帯で流通しています。
コンパクトカーながらも、優れた性能と装備を備えたクルマとして中古市場でも人気の高さがうかがえます。
フォルクスワーゲンポロが安い理由
フォルクスワーゲンポロは、ドイツの輸入車にもかかわらず、中古車市場では100万円以下で購入できるモデルも存在します。
こちらの章では、ポロが安い理由を解説します。
①流通量が多い
ポロは、その人気と普及度の高さから中古車市場での流通量が多いのが特徴です。
ポロは1975年に欧州でデビューして以来、全世界で1800万台を売り上げた大ヒットモデルです。
日本市場でも1966年の本格導入以降、累計30万台を販売。
このように流通量が多く、需要と供給のバランスが取りやすいため、市場価格が抑えられていると言えるでしょう。
②新車価格が安い
ポロの新車価格は257万円~と、フォルクスワーゲンの他の車種と比べても比較的安価な価格設定が特徴です。
【フォルクスワーゲン新車価格】
- ゴルフ:315.9万円~
- ティグアン:438.2万円~
- パサート:445万円~
- アルテオン:610.1万円~
そのため、中古車市場でも手に取りやすい価格帯となっています。
③マイナーチェンジしたばかり
ポロの中古市場が安い理由のひとつに、2022年6月のマイナーチェンジによる影響もあります。
ポロは、マイナーチェンジにより新しいモデルが導入されたことで、旧モデルが中古市場に供給され、価格が下がったと考えられます。
今回のマイナーチェンジでは、フロントマスクやリアバンパーのデザインが変更され、安全装備が充実しています。
しかし、前モデルのポロは性能も優れているため、安い価格で購入したい方は中古モデルが狙い目です。
④輸入車は維持費が高い
輸入車のメンテナンスは、海外から部品を取り寄せるため部品代が高く、専門知識を持った技術者が必要になるため、国産車に比べて維持費が高くなります。
そのため、中古車市場では比較的安い価格帯に設定されています。
故障が心配なら認定中古車がおすすめ
安い価格で購入できるポロですが、故障が心配という方は認定中古車がおすすめです。
フォルクスワーゲンの認定中古車は、新車登録から10年、走行距離10万km以内で、厳しい基準をクリアした車両のみが認定されています。
そのため、中古車ショップより価格は高めですが、保証制度もしっかりしているので安心です。
維持費が心配という方は、認定中古車も検討してみてくださいね。
オーナーの口コミをご紹介
クルマ選びの参考になるよう、ポロオーナーのコメントをいくつかご紹介します。
- もう旧型になってしまいましたが、コンパクトなPoloが好きな人は中古でも買う価値は有ります。ただ、リヤシートはチャイルドシートを着けるには狭くて大変ですよ。
- 新型ポロは横幅、重量が増しているが、リヤブレーキはコストの関係でドラムにスペックダウンしている。
- 普段の買い物から楽しみのロングツーリング、オンもオフもこなせます。一芸に秀でたわけではありませんが、動力性能と実用性、洗練性を兼ね備えて1台で何役でもできる小さいけれどオールラウンダーです。
- 運転する人には所有して満足感は高いけど、乗り降りしづらく、体の不自由な人には勧められないので注意。
- 現行の3ナンバーサイズだと少し大きいと感じるかた、後席に人を乗せることがほとんどないかたは、旧モデル末期のモデルはとても満足度が高いでしょう。
(モーターファン)
まとめ
フォルクスワーゲンポロの中古車が安い理由を解説しました。ポロは手ごろな価格帯で輸入車を楽しめるといったメリットがあります。
輸入車の特性として維持費が高いことに注意し、信頼できる中古車ショップで購入を検討してくださいね!ご覧いただきありがとうございます。
【2023年8月19日追記:中古車の価格表示は「支払総額」に!】
2023年10月1日より、中古車の価格表示が「支払総額」に変わります。
支払総額について | 中古車の支払総額は「車両本体価格」と「諸費用」の合計。クルマを乗り出すための全費用。 |
車両本体価格 | 店頭での引き渡し価格、消費税を含む。装備なども含む。 |
諸費用 | 保険料、税金、登録などの費用。これを含まない支払総額の表示は不可となる。 |
諸費用に含まれない費用 | 任意保険料、希望ナンバー申請費用、リサイクル料金、下取車諸手続代行費用、下取車査定料、管轄外登録(届出)費用、納車費用など |
不適切な費用(請求してはいけない費用) | 納車準備費用、通常仕上費用、納車点検費用、納車整備費用、土日祝納車費用、利益、販売手数料、オークション陸送費、広告掲載料等※こうした費用を請求する業者は悪徳業者である。 |
中古車販売の問題点 | 不当な価格表示や不適切な販売行為があった。これら規約違反となる行為が厳格化される。 |
規約・規則の改正 | 規約違反の業者に対しては、厳重警告、社名公表、違約金が発生するなど厳格化される。 |
(参照・引用:自動車公正取引協議会)