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ブリッピングが入るATがある
ブリッピングというのはアクセルを空ぶかしすることですが、どんな場面かというと、マニュアルミッション車(MT)でシフトダウンするシーンです。
コーナーに差し掛かり、たとえば5速を3速や2速にシフトダウンする場合、普通にアクセルを戻してからシフトダウンすると、5速と3速、あるいは5速と2速の回転差によって車がぎくしゃくしてしまいます。
そこで、シフトを5速からニュートラルにした時点で一度アクセルを空ぶかしして回転を上げておいて、その上がった回転に合わせて3速なり2速にシフトチェンジしてからクラッチをつなぐのです。
このようにブリッピングはMT車のテックニックとしては基本的なものですが、オートマチックトランスミッションの車(AT)でもこの機能を取り入れている車種が増えています。
採用車種
オートマ車なのにシフトダウン時に電子制御でブリッピングが入る車種は以下の通りです。
- レガシィ・BRZ・インプレッサ
- CX-5・アクセラ・アテンザ
- ランサーエボリューション10・ギャランフォルティス
- フーガ・シーマ・GT-R・スカイライン
などなど。
詳細はメーカーホームページかカタログでご確認ください。
ATにもいろいろある
オートマチックトランスミッション車(AT)にもいろんな方式があります。
トルクコンバーターを使用した、いわゆるトルコンAT。
無段変速機CVTのAT。
デュアルクラッチトランスミッション(DCT)のAT。
こうしたATでは、シフトダウン時にブリッピングが入るものと入らないものがあります。購入する際は事前にグレード別の装備内容をご確認ください。
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