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日産リーフにトランスミッションはない
すべての電気自動車(EV車)にトランスミッションがないわけではありません。電気自動車によるフォーミュラカーレースであるフォーミュラEにエントリーしている車両にはトランスミッションが付いているものがあります。
しかし、一般の市販車では、ほとんどの車種にトランスミッションはついていません。日産のリーフにも付いていません。無段変速の1速ですべてまかなっています。
なお、最近話題になったポルシェのEV車であるタイカンには2速トランスミッションが付きました。
ZFが2速トランスミッションを開発
トランスミッションのメーカーとして有名なドイツのZFは、2019年7月に乗用車用の2速電動ドライブ「2スピードEドライブ」を発表しました。
これは電気自動車(EV車)用のトランスミッションです。
ZF社によると、2速化することでエネルギー消費量を削減でき、同じバッテリーでの航続距離が増えるそうです。また、航続距離を増やさずにバッテリーを小型化する選択肢も増えるということです。
「2スピードEドライブ」は、車速70km/hで2速にシフトアップされます。今後は、車両のCAN通信に接続することで、デジタルマップやGPSなどと連携した独自のシフトスケジュールを設定することも可能になるとのこと。
(※)ポルシェタイカンの2速トランスミッションはZF製ではなく自社製のものです
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