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【記事丸わかり】 ※スイフトは2023年12月13日に5代目が発売されています。当記事は主に4代目スイフトに関する記述です。
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『スイフトは運転にご注意ください』ってどういう意味ですか?
4代目スイフト(Wikipedia)
運転のしやすさで、コンパクトカーの「スイフト」を選ぶ人もいますよね?実はスイフトユーザーからは、
『スイフトは運転にご注意ください』
というクチコミがいくつか見受けられています。本記事では、「スイフトは運転にご注意ください」という言葉の意味を徹底検証します。
「運転にご注意ください」という言葉の真相
スイフトのユーザーレビューでは、以下のような投稿がいくつかありました。
「座高が高いので、ステアリングの位置を上げると運転しにくい。」
「バック時に後ろが見づらいので駐車時には気を付けてください」
「左前方のAピラーとドアミラーの場所が死角になるので、運転にご注意ください」
つまり、これから購入する人に向けて注意喚起をしているユーザーがいるということ。次の章では、「運転しにくい」というユーザーのクチコミを検証します。
スイフトに対する「運転しにくい」声
スイフトはコンパクトカーの位置づけなので、運転しやすいイメージを持つ人もいるでしょう。しかし、一部で運転しにくいといった声が上がっています。
こちらの章では、ユーザーから寄せられた「運転しにくい」声を検証します。
スイフトのボディサイズ
スイフトのボディサイズは、全長3,840mm×全幅1,695mm×全高1,500mm(4WDは1,525mm)です。最小回転半径は4.8m。
最小回転半径が5mを超えるコンパクトカーもあることを考えれば、スイフトは決して小回りがきかない車ではありません。
車幅感覚が掴みづらい
スイフトは、ボンネットの先端部がなだらかに下がったデザインが特徴です。そのため、ボンネットの先端が見えづらく、車両感覚が掴みにくいといった欠点があります。
- 駐車時に切り返す時に壁にぶつかりそうになる
- 信号待ちで前の車との間隔が空いてしまう
というクチコミもありました。
斜め前方の視界が悪い
斜め前方視界では、Aピラー(フロントピラー)が太いことや、ドアミラーがAピラーの付け根に取り付けられており、死角が多いといった声も見受けられています。
交差点で右左折する際は、横断歩道上の歩行者を見落とさないよう注意が必要です。
後方視界が悪い
スイフトはスポーティーな外観が特徴的ですが、この見た目によって注意点も存在します。スイフトはベルトラインが後ろ上がりになっているため、デザイン上リアウィンドウの面積が小さめに作られています。
また、Cピラーが太いことで死角ができるため、車線変更時など後方確認する際には注意が必要です。
スイフトを上手に乗りこなすコツ
一見運転しやすそうなスイフトですが、実際に乗ってみると注意が必要だということが分かりました。こちらの章では、スイフトを上手に乗りこなすコツをご紹介します。
車間距離を保つ
スイフトは、ミニバンやSUVなどに比べるとアイポイントが低く、視認性はそれほど高くありません。必要な車間距離を充分に保つことで、先行車両の急停止をはじめとした予期せぬトラブルに対応できるようになり、快適に運転できます。
運転サポートのオプションで対策する
スイフトには、予防安全技術「スズキセーフティサポート」が全車に標準装備されています。さらに、運転に役立つ機能がメーカーオプションで設定可能です。
- コーナーセンサー
- 全方位モニター
「コーナーセンサー」は、前後のバンパーのコーナー部に設置された超音波センサーで、障害物を検知しドライバーに注意を促す機能です。
「全方位モニター」は、車両の前後左右4カ所に設置されたカメラの映像を、ナビの画面に表示するアイテムです。これにより車の周辺の障害物等を一目で検知可能です。
これら2つの機能は、スイフトの車両感覚や後方視界の欠点をカバーしてくれるので、オプション設定しておくと安心感が大幅に高まります。
まとめ
『スイフトは運転にご注意ください』というのは、「運転しにくい」という欠点があることをスイフトオーナーが注意喚起している言葉です。
スイフトは、小回りの利くコンパクトカーではあるものの、運転にコツがいる車だということが分かりました。試乗時には、ぜひそのあたりも注意して検討してくださいね。
ご覧いただきありがとうございます。