【3分記事】セル回らない|カチッ・カチカチとするけれど点火しない

セル回らない・カチッ・カチカチ

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セル回らない|カチッ・カチカチとするけれど点火しない

車のエンジンをかけるにはキーを差し込んでひねるやり方とスタートボタンを押すやり方がありますが、いずれのやり方であっても、普通なら「カチッ、キュルキュル、ブルンブルン」とエンジンがスタートするのに、「カチッ」とか「カチカチ」とかはするけれど、そこから先には進まずに結局エンジンがかからないということがあります。

ご存じのようにエンジンを点火させるきっかけを起こすのはセルモーターです。カチッとかカチカチはセルモーターの音です。具体的には、セルモーター内のマグネットスイッチに電流が流れてプランジャーと呼ばれるパーツを引き寄せる際に発生する音がカチッとかカチカチです。

したがって、セルモーターに電流が流れていることは間違いなくて、そういう意味ではバッテリーの電気はまだ残っている状態です。

けれども、バッテリーが決して空っぽではないものの、カチッとかカチカチに続いてキュルキュルというモーターの回転音にまで進んでいかないのであれば、これはバッテリーの容量が不足している可能性大です。

ごくまれにマグネットスイッチは正常だけれどモーターが不要というケースもあるかもしれませんが、それは超レアケースであり、あまり考慮する必要はないでしょう。

やはり、バッテリーの容量不足です。

その証拠に、たぶんヘッドライトとかルームランプなどは点灯するはずです。

ライトに必要な電力量を1とするとセルモーターに必要な電力量は10に相当します。一時に莫大な電気を必要とするのがセルモーターです。

そこで結論です。キーをひねったりスタートボタンを押しても、カチッとかカチカチしか言わずにセルモーターが回転を始めない、エンジンに点火しない、でもカチカチ音はする、という症状があったら、まずバッテリーの容量不足を疑ってください。

ジャンピングで他の車から電気を充電するか、あるいは新品のバッテリーに交換するか、いずれかを試してみてください。

ごく稀にセルモーターのモーター部分が完全に故障しているケースもあるので、バッテリーを交換してもエンジンがかからない場合は、セルモーターの交換が必要になることもあります。

(※)なお、これは昔のブラウン管テレビみたいな話ですが、セルモーターをレンチみたいなもので叩くと、それまでモーターが回らなかったのにキュルキュル回り出してちゃんとエンジンがかかることがあります(笑)。これはモーターの回転部が固着しているケースで、いったんはエンジンがかかりますが、そのうちまた同じような症状が出る可能性が高いと思います。交換時期が近いとみるべきでしょう。

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ご覧いただきありがとうございました。

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